「自然発生的なもの」保有元アトレティコ戦でゴールパフォーマンスを披露したフェリックスが説明「試合の熱気の中で…」
2023.12.04 12:05 Mon
バルセロナのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスが主役級の活躍を見せた。3日に行われたラ・リーガ第15節でアトレティコ・マドリーをホームに迎えたバルセロナ。今夏アトレティコからバルセロナへ買い取りオプションなしのレンタルで加入したフェリックスにとっては初めての古巣戦となった。
すると28分、ドリブルでボックス手前まで運んだハフィーニャから左のフェリックスにパスが出ると、ワンタッチで相手を交わしたポルトガル代表FWがGKの肩口を抜く技ありのチップキックで痛烈な恩返し弾を見舞った。
ゴールを決めたフェリックスは、電光掲示板に上って両手を広げるゴールパフォーマンスも披露。エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスに集まったバルセロナのサポーターを大いに盛り上げた。
なお、フェリックスは試合後にスペイン『モビスター』のインタビューに応じ、ゴールパフォーマンスについて、アトレティコファンへの敵対心はなく、自然に出たものだったと説明している。
「僕の身近な人たち、主に家族だけが僕が経験してきたことを知っている。だからこのゴールは彼らに捧げたんだ」
「(ファンが自分の名前をコールしたときは)信じられなかった。このクラブがどれだけ素晴らしいか知っているし、自分の名前を呼んでもらえるなんてそうそうあることじゃない。嬉しいよ」
試合前からアトレティコよりもバルセロナを上に見ているような発言を繰り返し、この日もアトレティコの選手たちと衝突するシーンがあったフェリックス。エスタディオ・メトロポリターノで行われる次の試合は、物々しい雰囲気になりそうだ。
すると28分、ドリブルでボックス手前まで運んだハフィーニャから左のフェリックスにパスが出ると、ワンタッチで相手を交わしたポルトガル代表FWがGKの肩口を抜く技ありのチップキックで痛烈な恩返し弾を見舞った。
なお、フェリックスは試合後にスペイン『モビスター』のインタビューに応じ、ゴールパフォーマンスについて、アトレティコファンへの敵対心はなく、自然に出たものだったと説明している。
「自然発生的なものだった。試合の熱気の中で、この夏を乗り越えてきたことへの安堵感のようなものだった」
「僕の身近な人たち、主に家族だけが僕が経験してきたことを知っている。だからこのゴールは彼らに捧げたんだ」
「(ファンが自分の名前をコールしたときは)信じられなかった。このクラブがどれだけ素晴らしいか知っているし、自分の名前を呼んでもらえるなんてそうそうあることじゃない。嬉しいよ」
試合前からアトレティコよりもバルセロナを上に見ているような発言を繰り返し、この日もアトレティコの選手たちと衝突するシーンがあったフェリックス。エスタディオ・メトロポリターノで行われる次の試合は、物々しい雰囲気になりそうだ。
1
2
ジョアン・フェリックスの関連記事
バルセロナの関連記事
ラ・リーガの関連記事
|
ジョアン・フェリックスの人気記事ランキング
1
バルセロナ、ダニ・オルモらの後半戦ラ・リーガ登録に暗雲…裁判所が延長措置求めるクラブの訴えを却下
バルセロナのスペイン代表MFダニ・オルモとスペイン人FWパウ・ビクトルのシーズン後半戦出場に暗雲が垂れ込めている。『ESPN』が報じている。 厳密な財務規定を定めるラ・リーガにおいて近年はこれまでの杜撰な経営のツケを払い、サラリーキャップによる選手登録問題を抱えるバルセロナ。 2024-25シーズンのラ・リーガが課す年間支出上限は4億2600万ユーロ(約700億円)に設定されているなか、クラブは依然としてその制限に違反している。 それでも、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン、ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホの長期離脱による特例措置を利用し、ダニ・オルモとビクトルの2選手に関しては12月31日までの暫定措置で登録が可能となった。 この間にクラブは財務改善に向けた金策に走りつつ、バルセロナの第10商事裁判所に対して、2選手の登録に関する暫定措置の延長を求める訴えを起こしていた。 しかし、このたび同裁判所はバルセロナのこの訴えを却下。クラブサイドはすぐさま控訴に動く構えを見せているが、現状では2選手が後半戦に登録することは不可能となった。 一部で報じられるダニ・オルモのフリーでの今冬退団の可能性は低いと見られるが、同選手がラ・リーガの後半戦にプレーできない事実に変わりはない。 先日にクラブはキットサプライヤーであるNIKEと巨額の複数年契約を結び、財政問題を若干改善したが、この動きも2選手を登録する上では十分ではなく、クラブは新たに2つの策を準備しているという。 その1つ目は再開発中のスポティファイ・カンプ・ノウのVIP席の先行販売で、2つ目は2022年のジュール・クンデ、2023年のジョアン・フェリックスとジョアン・カンセロの登録を確実にするために用いられた、クラブ取締役メンバーの個人保証の提出だという。 さらに、ジョアン・ラポルタ会長は前述の動きに並行して、裁判所経由のルート以外に、12月31日以降も登録を延長するための他の手段も模索しているという。 ラポルタ会長は2選手の後半戦登録に自信を示しているというが、クラブとして迅速な動きが求められている。 2024.12.27 23:25 Fri2
「良い感じだった」先発で結果残したポルトガルFWフェリックス、チェルシーでの激しい競争には「プロフェッショナルでいる」
ポルトガル代表FWジョアン・フェリックス(チェルシー)がチームや自身について語った。ポルトガル『A Bola』が伝えた。 UEFAネーションズリーグ(UNL)でリーグA・グループ1を戦うポルトガルは、すでに決勝ラウンド進出を決めているなか、18日の最終節でクロアチア代表と対戦。チームの中心選手はひと足早くクラブに戻ったが、1-1の引き分けで終えた。 先制点を奪ったのが先発のチャンスを得たフェリックス。33分、MFヴィティーニャのロングフィードから最終ラインの裏へ抜け出し、左足で落ち着いて流し込んだ。 グループステージ無敗フィニッシュに貢献したアタッカーは試合後にコメント。個人とチームの両方について、満足感をあらわにした。 「良い感じだった。チームを助けるために全力を尽くしているけど、うまくいかないこともある、それがサッカーだし、そういう日もある。でも、僕はいつもベストを尽くそうとしている」 「最も経験のある選手たちはいなかったけど、全員がヨーロッパのビッグクラブでプレーしているし、ここに残った選手たちは素晴らしい仕事をした」 また、ネーションズリーグの決勝ラウンドにも意気込み。初代王者に輝いた2018-19シーズン以来の優勝を目指す。 「夢を見るのは悪いことではない。目標を念頭に置くために理想を描くのは良いことだ。だけど、まだ準々決勝だ。決勝に進み、ネーションズリーグを再び制するために全力を尽くすつもりだ」 一方、今シーズン復帰したチェルシーでのさらなる飛躍については「わからない。未来のことは予測できない」と言及。分厚い選手層のなか、プレミアリーグではまだ先発の機会を得られていない状況だが、虎視眈々とチャンスを狙う。 「常にベストを尽くそうとしているし、そのために努力している。最高のレベルに到達できるよう、プロフェッショナルでいる。それが今なのか、数年後なのかはわからない。でもいつかはそうなるはずだ」 <span class="paragraph-title">【動画】ロングボールを収めて冷静なフィニッシュ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="pt" dir="ltr">WHAT A BALL from Vitinha to João Félix for the Portugal GOOOOOAAAAL! <a href="https://t.co/1j0ErghwCD">pic.twitter.com/1j0ErghwCD</a></p>— FOX Soccer (@FOXSoccer) <a href="https://twitter.com/FOXSoccer/status/1858607251994669288?ref_src=twsrc%5Etfw">November 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.19 17:02 Tue3
【ECLリーグフェーズ第3節まとめ】チェルシーが大量8ゴールで3連勝!フィオレンティーナは今大会初黒星
7日、2024-25シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)のリーグフェーズ第3節の18試合が欧州各地で行われた。 開幕連勝で首位に立つチェルシーは、ホームでFCノアー(アルメリア)と対戦し8-0で圧勝した。 前節ラピド・ウィーンに惜敗したノアーに対し、直近のマンチェスター・ユナイテッド戦から先発を全員変更して試合に臨んだチェルシーは、12分に右CKからアダラビオヨがヘディングシュートを流し込んで先制すると、直後の13分にもDFゴンサロ・シウバの不用意な横パスをカットしたマルク・ギウがゴールネットを揺らした。 早い時間でリードを広げたチェルシーは、ここから圧巻のゴールラッシュを見せる。まずは18分、右CKからディザジがヘディングシュートを流し込むと、21分には敵陣でのボール奪取からエンソ・フェルナンデスのパスを受けたフェリックスが冷静にネットを揺らす。さらに39分にはムドリク、41分にはフェリックスが再びネットを揺らし、6-0で前半を終えた。 後半に入っても攻撃の手を緩めないチェルシーは、69分にフェリックスのスルーパスに反応したエンクンクがゴールネットを揺らすと、76分にもエンクンクがPKを決め、8-0で圧勝した。 日本人所属クラブでは、渡辺剛とシュミット・ダニエルの所属するヘントが、オモニアとホームで対戦し1-0で勝利。小田裕太郎の所属するハーツは ハイデンハイムとホームで対戦し0-2で敗戦。田中亜土夢の所属するヘルシンキはオリンピア・リュブリャナとアウェイで対戦し0-2で敗戦。森下龍矢の所属するレギア・ワルシャワはディナモ・ミンスクとホームで対戦し4-0で勝利。小杉啓太の所属するユールゴーデンはパナシナイコスとホームで対戦し、2-1で勝利した。 ◆リーグフェーズ第3節 結果 ▽11/7(木) チェルシー 8-0 FCノアー 【チェルシー】 トシン・アダラビオヨ(前12) マルク・ギウ(前13) アクセル・ディザジ(前18) ジョアン・フェリックス(前21) ミハイロ・ムドリク(前39) ジョアン・フェリックス(前41) クリストファー・エンクンク(後24) クリストファー・エンクンク(後31[PK]) ヴィキングル・レイキャヴィーク 2-0 ボラツ FCペトロクブ 0-3 ラピド・ウィーン バチュカ・トポラ 4-1 ルガーノ ヘルシンキ 0-2 オリンピア・リュブリャナ ヘント 1-0 オモニア・ニコシア レギア・ワルシャワ 4-0 ディナモ・ミンスク パフォス 1-0 アスタナ シャムロック・ローバーズ 2-1 ザ・ニュー・セインツ アポエル 2-1 フィオレンティーナ ユールゴーデン 2-1 パナシナイコス コペンハーゲン 2-2 イスタンブールBBSK ハーツ 0-2 ハイデンハイム ヤギエロニア 3-0 モルデ ラーンFC 1-2 ザンクト・ガレン LASK 0-0 セルクル・ブルージュ ベティス 2-1 NKツェリェ ヴィトーリア・ギマランイス 2-1 ムラダー 2024.11.08 07:40 Fri4
C・ロナウドやフェリックス、B・フェルナンデスら順当選出のポルトガル代表26名が発表【UEFAネーションズリーグ】
ポルトガルサッカー連盟(FPF)は8日、UEFAネーションズリーグ2024-25に臨むポルトガル代表メンバー26名を発表した。 ロベルト・マルティネス監督が率いるチームは4試合を終えて3勝1分けで首位に立っている。 今回のメンバーには、DFヌーノ・タヴァレス(ラツィオ)、DFチアゴ・ジャロ(ポルト)が復帰。その他、FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)やMFヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン)、FWジョアン・フェリックス(チェルシー)、MFブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド)、MFベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ)などは順当に選出された。 UNLでリーグA・グループ1に属するポルトガルは、15日にホームででポーランド代表戦、18日にアウェイでクロアチア代表戦を行う。 今回発表されたポルトガル代表メンバーは以下の通り。 <h3>◆ポルトガル代表メンバー26名</h3> GK ジオゴ・コスタ(ポルト) ルイ・シウバ(レアル・ベティス/スペイン) ジョゼ・サ(ウォルバーハンプトン/イングランド) DF トマス・アラウホ(ベンフィカ) アントニオ・シウバ(ベンフィカ) チアゴ・ジャロ(ポルト) ジョアン・カンセロ(アル・ヒラル/サウジアラビア) ヌーノ・メンデス(パリ・サンジェルマン/フランス) ネウソン・セメド(ウォルバーハンプトン/イングランド) ジオゴ・ダロト(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) レナト・ヴェイガ(チェルシー/イングランド) MF ペドロ・ゴンサウヴェス(スポルティングCP) オタビオ(アル・ナスル/サウジアラビア) ジョアン・ネヴェス(パリ・サンジェルマン/フランス) ヴィティーニャ(パリ・サンジェルマン/フランス) ジョアン・パリーニャ(バイエルン/ドイツ) ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) マテウス・ヌネス(マンチェスター・シティ/イングランド) ベルナルド・シウバ(マンチェスター・シティ/イングランド) FW クリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル/サウジアラビア) ペドロ・ネト(チェルシー/イングランド) ラファエル・レオン(ミラン/イタリア) フランシスコ・コンセイソン(ユベントス/イタリア) フランシスコ・トリンコン(スポルティングCP) ジョアン・フェリックス(チェルシー/イングランド) 2024.11.08 22:10 Fri5
ECL記録の大量8得点にチェルシー指揮官「いかにプロフェッショナルか、真剣かを示した」、初ゴールのギウら若手の活躍は「重要なこと」
チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が大勝を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 2024-25シーズンのヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)で首位に立つチェルシーは、7日の第3節でFCノアー(アルメリア)と対戦。ターンオーバーしつつECL3連勝を狙った。 12分にイングランド人DFトシン・アダラビオヨのヘディングでCKから先制すると、1分後にはU-19スペイン代表FWマルク・ギウがパスカットから流し込んで追加点。ポルトガル代表FWジョアン・フェリックスの2得点などもあり、6点リードで試合を折り返すと、後半はフランス代表FWクリストファー・エンクンクが2点を加えた。 ECL最多得点記録となる8-0の勝利を収めたマレスカ監督。結果的に大量得点を記録したが、選手の意識の高さのおかげだと述べている。 「選手たちは自分たちがいかにプロフェッショナルか、真剣であるかを改めて示した。こういった類の試合で眠り込んだり、気を抜いたりするのは簡単だ。サッカーは驚きに満ちている。試合前に選手たちに求めたのは、我々がいかに真剣で、いかにプロフェッショナルかを示すことだった。そして彼らはそれを示してくれた」 「覚えていると思うが、最初の5分でチャンスを許してしまった。失点していたら試合の流れが変わっていた。常に集中していなければならない。油断は許されない。相手へのリスペクトを示すには、相手を過小評価しないことだ」 「これは我々全員にとって重要なメッセージだ。精神的に準備ができていなければ、どのチームに対しても簡単に負けてしまう。最も重要なのは我々が真剣だということだ。これこそが見せる必要のあることだった」 また、U-19イングランド代表FWティリク・ジョージを初めて先発起用し、イングランド人MFサミュエル・ラク=サキを79分にファーストチームデビューさせたマレスカ監督。ギウの加入後初ゴールとともに、若手の好パフォーマンスを喜んだ。 「ティリクはとても良かった。試合前に言ったように、若い選手には(先発起用を)前日に伝えた方が準備できる場合もあるが、緊張しないよう直前に伝えた方が良い選手もいる」 「ティリクが先発だと決まっていて、試合の2時間前に伝えた。彼はとても良かった」 「また、サム・ラク=サキのインサイドでのプレーも良かったし、マルク・ギウがゴールを決めたこともとても嬉しい。彼は今シーズン、一緒にプレーする時間をあまり得られていないが、一生懸命頑張っている」 「彼らは17歳、18歳、19歳で、それが重要なことだ」 <span class="paragraph-title">【動画】チェルシーが計8得点のゴールラッシュ!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">Highlights from our emphatic UEFA Conference League victory. <a href="https://twitter.com/hashtag/CFC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#CFC</a> | <a href="https://twitter.com/hashtag/UECL?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#UECL</a> <a href="https://t.co/8owU7RV0yB">pic.twitter.com/8owU7RV0yB</a></p>— Chelsea FC (@ChelseaFC) <a href="https://twitter.com/ChelseaFC/status/1854680997620539868?ref_src=twsrc%5Etfw">November 8, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.08 11:50 Friバルセロナの人気記事ランキング
1
ダニ・オルモをプレミアのクラブが注視? バルサの訴え却下で、2025年はプレーできないことが濃厚に
バルセロナの目論見が脆くも崩れたことにより、自身の立場が一気に怪しくなったスペイン代表MFダニ・オルモ(26)。ここぞとばかりに、プレミアリーグのクラブが獲得に動く可能性があるかもしれない。 厳密な財務規定を定めるラ・リーガにおいて近年はこれまでの杜撰な経営のツケを払い、サラリーキャップによる選手登録問題を抱えるバルセロナ。2024-25シーズンのラ・リーガが課す年間支出上限は4億2600万ユーロ(約700億円)に設定されているなか、クラブは依然としてその制限に違反している。 それでも、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン、ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホの長期離脱による特例措置を利用し、ダニ・オルモとスペイン人FWパウ・ビクトルの2選手に関しては12月31日までの暫定措置で登録が可能となった。 この間にクラブは財務改善に向けた金策に走りつつ、バルセロナの第10商事裁判所に対して、2選手の登録に関する暫定措置の延長を求める訴えを起こしていたが、同裁判所はバルセロナのこの訴えを却下。クラブサイドはすぐさま控訴に動く構えを見せているが、現状では2選手が後半戦に登録することは不可能となった。 騙し騙しやってきた中で、“ノー”を突きつけられる形となったバルセロナ。ダニ・オルモは1月1日からプレーできない可能性がある中、イギリス『The Times』は、プレミアリーグのトップクラブが獲得に動くと伝えている。 『The Times』によれば、バルセロナの財政状況に改善の見込みは薄く、ダニ・オルモをフリーで手放す可能性があるとのこと。不透明な部分が多いが、間違いなく動向を注視し始めているという。 ユーロ2024ではスペイン代表の優勝に貢献したダニ・オルモ。クラブは今シーズン一杯の登録を求めたものの却下。ラ・りーがもこの判決を歓迎しているとされ、堅実な動きを見せない限りは悲劇はこの先も続くことになりそうだ。 2024.12.28 23:40 Sat2
バルサの命運を握るVIP席…1億ユーロで売却できればダニ・オルモ登録可能に、一部合意も現時点では足りず
スペイン代表MFダニ・オルモの登録に関して、暫定措置が拒否されるという事態に陥ったバルセロナ。1月の移籍市場が開く目前ということ、そして暫定措置の期限が12月31日であることから、大きな注目を集めている。 バルセロナは、厳密な財務規定を定めるラ・リーガにおいて近年はこれまでの杜撰な経営のツケを払い、サラリーキャップによる選手登録問題を抱え続けている。 財政問題があると言いながらも、各国代表クラスの選手を獲得し続ける中、結果的にその皺寄せを受けることになりながらも、まるで自転車操業状態となっている。 今夏もRBライプツィヒからダニ・オルモを獲得したが、当然サラリーキャップ制度に引っかかることに。ただ、デンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン、ウルグアイ代表DFロナルド・アラウホの長期離脱による特例措置を有効活用し、ダニ・オルモと共にスペイン人FWパウ・ビクトルを暫定措置で選手登録させていた。 しかし、期限が迫っていた中、暫定措置の延長を求めたバルセロナだったが、そこまで上手くことは運ばない。バルセロナの第10商事裁判所が申し出を却下。クラブは控訴する予定とされているが、12月31日をもって一旦両選手は選手登録を外れることになる。 ダニ・オルモがプレーできないとなれば、当然他のクラブが関心を寄せるもの。プレミアリーグのクラブが動向を注視すると応じられた中、スペイン『ムンド・デポルティボ』が朗報を伝えた。 資金獲得に奔走していたジョアン・ラポルタ会長が中東から巨額の資金を持ち帰る予定だという。 ラポルタ会長はドバイを訪れており、現在改装中のSpotifyカンプ・ノウのVIP席を販売しているとのこと。その額は総額1億ユーロ(約164億5000万円)となり、既に一部が合意に達しているという。 ただ、合意分ではダニ・オルモを登録するためには不足しているとのこと。引き続き1億ユーロでの交渉成立を目指しているという。 この動きが全て達成されれば、全ての金額を補強や給与に充てられる状況となるだけに、クラブにとっては重要な局面を迎えている。仮に破談となれば、すぐ解決することは不可能な状況。しっかりと交渉し、ハシゴを外されないことを祈るばかりだろう。 2024.12.29 23:45 Sun3