福井での神奈川勢対決はニッパツに軍配!来季なでしこ1部昇格のヴィアマは昨季インカレ王者を下し4回戦進出【皇后杯】
2023.12.03 20:40 Sun
横浜FCFW片山由菜とMF小須田璃菜(左から)&宮崎FW齊藤夕眞(右)
3日、第45回皇后杯3回戦の6試合が各地で行われた。
福井県の日東シンコースタジアム丸岡サッカー場では、第1試合でニッパツ横浜FCシーガルズvs大和シルフィードの神奈川勢対決が行われた。
今季のなでしこリーグ1部ではニッパツに2敗を喫している大和S(0-4、1-3)。ニッパツが過去最高順位となる5位に入ったのに対し、大和Sは最下位に終わり、1年での2部降格が決定と、対照的なシーズンとなったが、高橋和幸前監督に代わってシーズン途中から指揮を執る沖山雅彦監督は[3-5-2]を採用。この日は互角の勝負を展開する。
43分には左ポケットへ侵入した白井美来のクロスが渋谷巴菜のハンドを誘発し、PKを獲得。これを須恵裕貴子が右隅に沈めて大和Sが試合を動かした。
対してニッパツも引けを取らず、前半のアディショナルタイムに左サイドバックの髙橋惠美理がネットを揺らし、タイスコアに戻して前半を終える。
背番号「9」は2回戦のハットトリック達成に続く大仕事。片山の逆転弾が決勝点となり、ニッパツが4回戦行きのチケットを手にしている。
同会場の第2試合では今季のなでしこ2部を無敗で優勝したヴィアマテラス宮崎と、昨季の女子インカレ女王・東洋大学が顔を合わせた。
前半は東洋大がボールとともに主導権も握り、持ち味のポゼッションサッカーを展開。右ワイドの稲山美優を中心に攻勢をかけた。
ただ、ヴィアマも守備ラインを下げつつ我慢の時間を耐え切り、修正を施して後半に臨むと、武器であるウイングの突破力が復活。押されていた左サイドが永野桃子ともども活性化し、FKをもぎ取ると、ここから先制点を奪取。69分、嘉数飛鳥のキックを坂本理保が折り返し、齊藤夕眞が押し込んだ。
なでしこ2部得点王の皇后杯3試合連続得点で試合を動かしたヴィアマは、この1点を守り切ってウノゼロ勝ち。皇后杯のチーム最高成績をさらに更新する4回戦進出を決めた。
また、こちらもなでしこ1部の神奈川勢、日体大SMG横浜は、帝京平成大学に2-1で勝利。東京勢対決となったスフィーダ世田谷FCvs日テレ・東京ヴェルディメニーナは、長﨑茜のゴールでS世田谷がメニーナを退けている。
そのほかの結果は以下の通り。4回戦は10日に各地で行われる。
◆皇后杯3回戦
▽12月3日
ヴィアマテラス宮崎(九州/宮崎) 1-0 東洋大学(関東/群馬)
ASハリマアルビオン(なでしこ1部/兵庫) 3-0 スペランツァ大阪(なでしこ1部/大阪)
伊賀FCくノ一三重(なでしこ1部/三重) 2-0 福岡J・アンクラス(九州/福岡)
日体大SMG横浜(なでしこ1部/神奈川) 2-1 帝京平成大学(関東/千葉)
スフィーダ世田谷FC(なでしこ1部/東京) 1-0 日テレ・東京ヴェルディメニーナ(関東/東京)
ニッパツ横浜FCシーガルズ(なでしこ1部/神奈川) 2-1 大和シルフィード(なでしこ1部/神奈川)
▽12月2日
大阪体育大学(関西/大阪) 0-2 愛媛FCレディース(なでしこ1部/愛媛)
オルカ鴨川FC(なでしこ1部/千葉) 2-3 藤枝順心高校(東海/静岡)
◆4回戦組み合わせ
▽12月10日
藤枝順心高校 vs 愛媛FCレディース
ヴィアマテラス宮崎 vs ASハリマアルビオン
伊賀FCくノ一三重 vs 日体大SMG横浜
スフィーダ世田谷FC vs ニッパツ横浜FCシーガルズ
福井県の日東シンコースタジアム丸岡サッカー場では、第1試合でニッパツ横浜FCシーガルズvs大和シルフィードの神奈川勢対決が行われた。
今季のなでしこリーグ1部ではニッパツに2敗を喫している大和S(0-4、1-3)。ニッパツが過去最高順位となる5位に入ったのに対し、大和Sは最下位に終わり、1年での2部降格が決定と、対照的なシーズンとなったが、高橋和幸前監督に代わってシーズン途中から指揮を執る沖山雅彦監督は[3-5-2]を採用。この日は互角の勝負を展開する。
対してニッパツも引けを取らず、前半のアディショナルタイムに左サイドバックの髙橋惠美理がネットを揺らし、タイスコアに戻して前半を終える。
ニッパツの石田美穂子監督は68分、今季の対大和S戦でいずれも途中出場からゴールを決めている切り札・松本莉緒を投入すると、これが的中。その松本が絡んで蔵田あかりが左ポケットを取り、グラウンダーの折り返しに片山由菜が滑り込みながら押し込んだ。
背番号「9」は2回戦のハットトリック達成に続く大仕事。片山の逆転弾が決勝点となり、ニッパツが4回戦行きのチケットを手にしている。
同会場の第2試合では今季のなでしこ2部を無敗で優勝したヴィアマテラス宮崎と、昨季の女子インカレ女王・東洋大学が顔を合わせた。
前半は東洋大がボールとともに主導権も握り、持ち味のポゼッションサッカーを展開。右ワイドの稲山美優を中心に攻勢をかけた。
ただ、ヴィアマも守備ラインを下げつつ我慢の時間を耐え切り、修正を施して後半に臨むと、武器であるウイングの突破力が復活。押されていた左サイドが永野桃子ともども活性化し、FKをもぎ取ると、ここから先制点を奪取。69分、嘉数飛鳥のキックを坂本理保が折り返し、齊藤夕眞が押し込んだ。
なでしこ2部得点王の皇后杯3試合連続得点で試合を動かしたヴィアマは、この1点を守り切ってウノゼロ勝ち。皇后杯のチーム最高成績をさらに更新する4回戦進出を決めた。
また、こちらもなでしこ1部の神奈川勢、日体大SMG横浜は、帝京平成大学に2-1で勝利。東京勢対決となったスフィーダ世田谷FCvs日テレ・東京ヴェルディメニーナは、長﨑茜のゴールでS世田谷がメニーナを退けている。
そのほかの結果は以下の通り。4回戦は10日に各地で行われる。
◆皇后杯3回戦
▽12月3日
ヴィアマテラス宮崎(九州/宮崎) 1-0 東洋大学(関東/群馬)
ASハリマアルビオン(なでしこ1部/兵庫) 3-0 スペランツァ大阪(なでしこ1部/大阪)
伊賀FCくノ一三重(なでしこ1部/三重) 2-0 福岡J・アンクラス(九州/福岡)
日体大SMG横浜(なでしこ1部/神奈川) 2-1 帝京平成大学(関東/千葉)
スフィーダ世田谷FC(なでしこ1部/東京) 1-0 日テレ・東京ヴェルディメニーナ(関東/東京)
ニッパツ横浜FCシーガルズ(なでしこ1部/神奈川) 2-1 大和シルフィード(なでしこ1部/神奈川)
▽12月2日
大阪体育大学(関西/大阪) 0-2 愛媛FCレディース(なでしこ1部/愛媛)
オルカ鴨川FC(なでしこ1部/千葉) 2-3 藤枝順心高校(東海/静岡)
◆4回戦組み合わせ
▽12月10日
藤枝順心高校 vs 愛媛FCレディース
ヴィアマテラス宮崎 vs ASハリマアルビオン
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スフィーダ世田谷FC vs ニッパツ横浜FCシーガルズ
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横浜FC・山田康太が“盟友”久保建英の前で体現した、チームに求める“戦う姿勢”「選手一人ひとり、もっとできることがある」
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