「ヘビー級とフライ級の試合」日本に5失点大敗のシリア、地元メディアは厳しい評価「色も味も匂いも感じさせなかった」

2023.11.22 10:12 Wed
日本相手に5失点惨敗のシリア代表クーペル監督
Getty Images
日本相手に5失点惨敗のシリア代表クーペル監督
日本代表に0-5で敗れたシリア代表。惨敗に地元メディアが辛辣な言葉を並べた。21日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選グループ第2節でシリアは日本と対戦。国内情勢の関係でホームゲームながらサウジアラビアでの開催となった。

初戦の北朝鮮代表戦で0-1と勝利していたシリア。しかし、日本戦では攻撃に出る回数は少なく、初戦でミャンマー代表相手に5点を取っている日本を警戒した。
前半はその作戦が成功したのか、日本の攻撃を許すもゴールは与えず。プラン通りかと思われたが、32分に久保建英の強烈なミドルシュートでこじ開けられると、上田綺世が立て続けに2点を記録し勝負あり。後半も菅原由勢細谷真大に代表初ゴールが生まれ、0-5と惨敗に終わった。

シリア『Al Watan』は日本戦についてリポート。チームのパフォーマンスについて言及している。
「シリア代表はW杯アジア2次予選第2戦で日本代表に対して大敗を喫したが、シリア代表は色も味も匂いも感じさせずに現れ、日本代表が簡単にトレーニングを行えるように助けた」

「GKのイブラヒム・アラマは5失点したにも関わらず、3ゴールを止めたため、崩壊したチームで最も優れていると考えられている」

また、エクトル・クーペル監督の選択についても言及しており、ゴールを奪われないことを優先して攻撃に出なかったと指摘した。

「エクトル・クーペル監督は、日本の流れを止めることができず、弱気であるように見えた」

「シリアは最初からゴールを許さないことに熱心であり、日本のゴールを破ろうとする少しの努力もなかったので、90分間を通してチャンスはなかった」

「我々はヘビー級とフライ級のボクシングの試合を見ていることが明らかになった」

1 2

久保建英の関連記事

10月14日、東京スタジアムで行われたキリンチャレンジカップ。 日本代表がブラジル代表を相手に、0-2から驚異の逆転劇を演じた。 14試合目にして初の対ブラジル勝利――。 世界が驚き、日本中が沸いた夜を、現地で取材した北健一郎と難波拓未が振り返る。 ■歴史的勝利の価値 北:“サッカー王国”ブラジルを相 2025.10.16 21:00 Thu
ストライカーの全てが詰まっている。プロ通算278ゴールの佐藤寿人氏が『決定力の正体〜ゴールを奪う思考と技術〜』(ナツメ社)を上梓した。21年間の現役生活で追及・探求してきた思考と技術が凝縮。一つひとつのプレーを実際にグランドで表現しただけでなく、イラストや図解も使ってわかりやすく記されている。指導者や様々な世代のプレー 2025.09.16 12:00 Tue
【国際親善試合】メキシコ代表 0ー0 日本代表(日本時間9月7日/オークランド・コロシアム) 日本代表は7日、国際親善試合でメキシコ代表と対戦。完全アウェイの野球場で勇敢に戦ったが、勝利とはならなかった。 アメリカ遠征を行っている日本代表は、7日にメキシコ代表と戦い、中2日の10日にアメリカ代表と対戦する。 2025.09.07 13:10 Sun

シリアの関連記事

24日、日本サッカー協会(JFA)は2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア2027予選のミャンマー代表戦、シリア代表戦に臨む日本代表メンバーを発表した。 すでに4試合を終え、4連勝(北朝鮮代表戦の不戦勝も含む)で2次予選突破を決めている日本。ミャンマーとはアウェイの 2024.05.24 14:12 Fri
日本サッカー協会(JFA)は12日、2026年の北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼 AFCアジアカップサウジアラビア2027予選のシリア代表戦のテレビ放送を発表した。 ここまで2次予選4試合を消化した日本。3連勝で迎えた中、第4節の北朝鮮代表戦はアウェイで13年ぶりに開催される予定だったが、直前で中止が 2024.04.12 14:06 Fri
日本サッカー協会(JFA)は1日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選兼AFCアジアカップサウジアラビア 2027予選のシリア代表戦の開催地を発表した。 予選第6節としてホームにシリアを迎える日本。6月11日(火)に行われる試合は、エディオンピースウイング広島に決定した。 キックオフ時間は現 2024.04.01 16:30 Mon
ドイツからシリアへの代表変更を決断したMFマハムド・ダフードに問題が生じた模様だ。 現在、ブライトンからのレンタル移籍によってシュツットガルトでプレーするダフード。シリア生まれもドイツで育った技巧派のセントラルMFは、これまでドイツの世代別代表でプレーし、2020年にはA代表で国際親善試合2試合に出場していた。 2024.03.27 07:00 Wed
2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選グループB第4節のシリア代表vsミャンマー代表が26日に行われ、ホームのシリアが7-0で圧勝した。 日本代表と北朝鮮代表と同じグループBに属する両チーム。ミャンマーホームで行われた前回対戦は1-1のドローに終わり、シリアが勝ち点4で2位、ミャンマーが勝ち点1で最下 2024.03.27 05:58 Wed

ワールドカップの関連記事

埼玉西武ライオンズは16日、日本代表の森保一監督がセレモニアルピッチに登場することを発表した。 森保監督は、6月13日(金)に行われる『日本生命セ・パ交流戦』の中日ドラゴンズ戦に来場。試合前のセレモニアルピッチを担当する。 ベルーナドームで行われるこの試合に登場する森保監督。これまでにもWBCや今シーズンの 2025.05.16 21:10 Fri
バルセロナのブラジル代表FWハフィーニャが、イタリア代表としてプレーしていたキャリアがあったことを明かした。 ポルトガルのヴィトーリア・ギマランイスでプロキャリアをスタートさせたハフィーニャはスポルティングCP、スタッド・レンヌ、リーズ・ユナイテッドでプレー。2022年7月にバルセロナへと完全移籍で加入した。 2025.05.05 23:05 Mon
かつて中国代表を指揮していた李鉄(リー・ティエ)氏の控訴が棄却され、実刑判決を受けることとなった。中国『捜狐(sohu.com)』が伝えた。 現役時代はエバートンやシェフィールド・ユナイテッドなどプレミアリーグでもプレーし、中国代表でもプレーしたリー・ティエ氏は、引退後に指導者となり、広州恒大(広州FC)でコンデ 2025.04.30 13:55 Wed
第1回大会開催から100周年を迎える2030年のワールドカップ(W杯)。64チーム参加という提案がなされている中、反対の意見も強く出ている。 2026年の北中米W杯は史上初となる48チームの参加に拡大となる中、その4年後の2030年は64チーム参加への拡大を南米サッカー連盟(CONMEBOL)が提案している。 2025.04.15 19:55 Tue
インテル・マイアミのハビエル・マスチェラーノ監督は、アルゼンチン代表のFWリオネル・メッシの2026年の北中米ワールドカップ(W杯)出場ついて言及した。『The Athletic』が伝えた。 メッシはアルゼンチン代表としてW杯に4回、コパ・アメリカに5回出場。クラブレベルではバルセロナで数多くのタイトルを獲得した 2025.04.14 20:30 Mon

記事をさがす

久保建英の人気記事ランキング

1

「W杯後染めてる人多くない?」久保建英や冨安健洋に続いて上田綺世も黒髪からイメチェン!「明るくなってる」

セルクル・ブルージュの日本代表FW上田綺世がイメージチェンジしたようだ。 カタール・ワールドカップ(W杯)では、グループステージ第2戦のコスタリカ代表戦のみの出場に終わった上田。W杯後は日本に戻らずにベルギーに帰国し、すでに公式戦2試合にも出場している。 7日には、ジュピラー・プロ・リーグ第19節のウェステルロー戦を控える上田とセルクル・ブルージュだが、5日にチームの公式ツイッターが更新。最新トレーニングでの上田の姿もあったが、その髪は明るめの茶髪になっており、大きく印象が変わっていた。 その姿にはファンも「あやせ髪染めてるかっこいい!」、「茶色は鹿島に入ってきたばっかりの頃以来かな?」、「めためた似合っとるやんけ」、「明るくなってる」と反応。さらに、日本代表の久保建英(レアル・ソシエダ)や冨安健洋(アーセナル)もW杯終了後に黒髪をからイメチェンしていたことから「代表戦士はワールド杯後染めてる人多くない?笑」という声も上がっていた。 <span class="paragraph-title">【写真】W杯後に髪を染めた上田、久保、冨安の髪型をチェック!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="und" dir="ltr"> <a href="https://t.co/beof9tV0sX">pic.twitter.com/beof9tV0sX</a></p>&mdash; Cercle Brugge (@cercleofficial) <a href="https://twitter.com/cercleofficial/status/1610654151897219072?ref_src=twsrc%5Etfw">January 4, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】前髪だけメッシュの久保建英</span> <span data-other-div="movie2"></span> <script>var video_id ="hb8qXbWyHqM";var video_start = 3;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <span class="paragraph-title">【写真】ハイライトを入れた冨安</span> <span data-other-div="movie3"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Seven year old Ivan gets his toy from some of the ⁦<a href="https://twitter.com/Arsenal?ref_src=twsrc%5Etfw">@Arsenal</a>⁩ players. <a href="https://t.co/ntC6SMV7N5">pic.twitter.com/ntC6SMV7N5</a></p>&mdash; HHFT (@NHSHomerton) <a href="https://twitter.com/NHSHomerton/status/1604856209156329478?ref_src=twsrc%5Etfw">December 19, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.01.06 12:20 Fri
2

なぜ18歳・佐藤龍之介はファジアーノ岡山でブレイクできたのか? E-1選手権で“内田篤人超え”が期待される若き才能の適応力とブレないメンタリティ

突出した適応力だ。今シーズンにFC東京からファジアーノ岡山に育成型期限付き移籍で加入した佐藤龍之介は、新たな環境に素早く順応し、自身の力を遺憾なく発揮している。 久保建英と同じ16歳でFC東京とプロ契約を結んだMFは、高卒1年目となるシーズンに武者修行を決断。約18年を過ごした東京を飛び出し、約660km離れた岡山に移り住んだ。 未到の地で単身生活をしながら、プロサッカー選手として結果を出すことを目指す。私生活をはじめ不慣れなことも多く、決して簡単ではない。さらに、主に起用されるのは、サッカーキャリアで「初めて」のウイングバックである。まさに、初めて尽くしだ。しかし、ピッチ上では圧倒的なパフォーマンスを発揮している。 第23節終了時点では、17試合に出場してチーム最多の4ゴールを記録。第19節・湘南ベルマーレ戦では、先制点を奪うだけでなく、両チームトップの走行距離12.1kmとスプリント18回を叩き出した。右WBで攻守にハードワークしながら、74分からはシャドーに移り、タイムアップまでプレー。試合後に木山隆之監督は「1番ゴールを取る可能性がある人をピッチに残すのは、勝つのであれば当然かなと思います」とフル出場の意図を明かしており、その信頼は絶大だ。 地元の西東京市と岡山の雰囲気が「似ていた」ことも佐藤の背中を押したが、適応を可能にしている大きな要素は、素直さと向上心のように思う。 開幕前のキャンプ時にWBで起用された時は、「(WBは)オプションになればいいかな。メインはシャドーになると思う」と受け止めていた。だが、監督からのオーダーに応えながら、パスやドリブルで密集地を打開したりラストパスでチャンスを作ったりといった自分の良さを発揮することを両立させ、“WB・佐藤龍之介”は、完全に板についた。その結果、「18歳の今は自分のポジションを『ここだ』と決める段階でもないと思う。『トップ下やシャドーをやれていない』というネガティブな考えは、本当にゼロなんです。『WBで使ってみたい』と思わせるような特徴を自分は少なからず持っていると思うので、実際に使ってくれている今はその証明にもなっています」と、岡山で発見した自身の新たな可能性と向き合い、意識を変化させている。 第21節・横浜Fマリノス戦では初めて左WBで先発した。負傷によるイレギュラーな起用だったが、「練習で『左、やれるか?』と言われて、『うん、行けます』と言ってやりました」と、逆サイドでプレーすることによって発生する身体の向きやボールの置き所の変化も物ともせず。第22節・鹿島アントラーズ戦では鋭いカットインで左サイドを切り裂き、逆転ゴールを呼び込んだ。 “置かれた場所で咲きなさい”を体現している18歳の姿を、木山監督は「輝いている」と表現し、「『自分は絶対に上に行くんだ』って疑わないメンタリティを持っている。『とにかく上に行きたい』という意欲が、輝いている。ある意味、与えられた才能というか。誰かに教えられるものではないと思う。自分を疑っていないところが素晴らしい」と称賛する。 環境やチーム戦術、監督からのリクエストは、自分がコントロールできない部分だ。時には自分のイメージと違うこともある。それでも、全てのことを素直に受け止め、受け入れ、自分の成長を促す肥料に変えていく。 「将来的には世界のトップリーグでプレーしたり、日本代表としてワールドカップに出て活躍したりすることが目標です」。そう宣言する佐藤は、7月3日に発表される東アジアE-1選手権のメンバーに選出されれば、2008年大会での内田篤人の20歳という同大会の日本代表における最年少記録を更新することになる。 E-1選手権は、過去に柿谷曜一朗や森重真人、相馬勇紀や町野修斗らが1年後のW杯のメンバー入りを勝ち取っており、言わばサバイバルの場だ。チームとして戦いながらも、個人として強みを発揮するなどのアピールが是が非でも必要になる。もしかしたらチームメイトは仲間よりもライバルという側面の方が強いかもしれない。しかし、きっと佐藤なら特有のチーム状況下でも、自分の力を最大限に発揮できるのではないか。そう期待したくなる適応力を、岡山で十二分に見せている。 取材・文 難波拓未 2025.07.02 18:00 Wed
3

久保建英がソシエダと2029年までの長期契約した理由を語る「フィーリングが凄く良かった」

レアル・ソシエダと契約延長した日本代表MF久保建英(22)が、契約延長についてコメントした。 12日、ソシエダは久保との契約延長を発表。2029年夏までの長期契約を結んだ。 加入して1年半で、チームの中心選手として活躍する久保。公式戦71試合で15ゴールを記録していた。 久保はクラブを通じて契約延長についてコメントした。 「レアル・ソシエダという非常に大きなクラブを契約延長ができて、非常に嬉しく思います」 「でも、これに慢心することなく、しっかりプレーヤーとして成長できるように頑張っていきたいと思います」 今回の契約延長は、すでに契約期間が残っている中で長期滞在を決断してのものに。その決め手についても語った。 「まだ契約年数が残っている中での契約更新ですけど、数ある理由の1つは選手や監督、チームスタッフのみんな、応援してくれるファン・サポーターのみんなとのフィーリングが凄く良かったのが決め手になりました」 「レアル・ソシエダというクラブが今成長期にあることを理解していますし、それと共に僕も成長していきたいというのがあります」 クラブと共に成長したいという久保。今週はチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16ででパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦する中で、しっかりと勝って良いニュースを届けたいとした。 「今週月曜日に僕の契約延長という良いニュースが出てきましたが、今週の1番のビッグニュースは僕たちがパリのホームで勝ったというニュースを届けたいと思うので、良い準備をしたいと思います」 <span class="paragraph-title">【動画】久保建英がソシエダとの契約延長の理由を語る</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="qELHySNTD0Y";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.02.12 21:15 Mon
4

年俸64億円の破格オファー…久保建英がサウジ行き拒否明かす「最も大切なことは最高の選手と対戦し一緒にプレーすること」

レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英(24)が、サウジアラビアからの超高額オファーを断っていたことを明かした。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。 現在、ラ・レアルの絶対的な主力として活躍する久保は、移籍市場においてヨーロッパのビッグクラブや、スター選手の獲得に依然として熱心な中東の金満クラブのターゲットとなっている。 その日本代表MFは最新の『フランス・フットボール』のインタビューでサウジアラビアからの超高額オファーを拒否したことを明かした。 今回のインタビューによると、具体的なクラブ名は明かされていないが、久保に対してサウジアラビアから年俸4000万ユーロ(約64億円)程度の4年契約という破格のオファーが届いていたという。 しかし、久保は「僕にとって子供の頃から最も大切なことは、最高の選手と対戦し、最高の選手と一緒にプレーすることだった」と、財政面の魅力よりも世界最高峰のレベルでプレーするというスポーツ面の魅力が何よりも重要であると主張。その破格のオファーを拒否したことを明かした。 その一方で、サウジアラビアが将来的にサッカー界をトップレベルで牽引するようなリーグに成長した場合、移籍先として検討の余地はあると、中東行きの可能性を完全には閉ざしてはいない。 「近い将来、あるいはずっと先の将来に、サウジアラビアがスポーツの実力で世界最高のリーグになったら、僕は行くと思います。ただ、現時点では、金銭面でしか魅力的ではないと考えています」 サウジアラビア行きを拒否した久保だが、今夏の移籍市場では依然としてリバプールからの関心も伝えられている。だが、イマノル・アルグアシル監督は最近のインタビューで日本人エース残留を明言しており、少なくとも今夏は引き続きスペインでプレーすることになりそうだ。 2024.08.11 18:50 Sun
5

日本代表スタメン発表! ターンオーバーで中国戦は5名変更、伊東純也&中村敬斗のランスコンビや久保建英がスタメン【2026W杯アジア最終予選】

19日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選第6節の中国代表戦に臨む日本代表のスターティングメンバーが発表された。 ここまで5試合を戦い、4勝1分けの無敗で首位を独走している日本。15日にはアウェイでインドネシア代表と対戦し、0-4で勝利を収めていた。 中国戦に勝利すれば、3月にもW杯出場が決まる可能性がある日本。ホームでは7-0と圧勝を収めていた中、森保一監督はインドネシア戦から5名を変更しターンオーバーを敢行してきた。 中国戦で新たに起用された5名は、DF瀬古歩夢(グラスホッパー)、MF田中碧(リーズ・ユナイテッド)、MF伊東純也(スタッド・ランス)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF中村敬斗(スタッド・ランス)となった。 また、ベンチ外はインドネシア戦と同様。DF長友佑都(FC東京)、DF関根大輝(柏レイソル)、DF高井幸大(川崎フロンターレ)、MF藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン)となった。 中国戦はこの後21時キックオフ。『DAZN』で独占配信される。 <h3>◆日本代表スタメン</h3> GK 鈴木彩艶(パルマ) DF 板倉滉(ボルシアMG) 町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ) 瀬古歩夢(グラスホッパー) MF 遠藤航(リバプール) 南野拓実(モナコ) 中村敬斗(スタッド・ランス) 伊東純也(スタッド・ランス) 田中碧(リーズ・ユナイテッド) 久保建英(レアル・ソシエダ) FW 小川航基(NECナイメヘン) <h3>◆ベンチ入りメンバー</h3> GK 大迫敬介(サンフレッチェ広島) 谷晃生(FC町田ゼルビア) DF 菅原由勢(サウサンプトン) 橋岡大樹(ルートン・タウン) MF 守田英正(スポルティングCP) 三笘薫(ブライトン&ホーヴ・アルビオン) 堂安律(フライブルク) 前田大然(セルティック) 鎌田大地(クリスタル・パレス) 旗手怜央(セルティック) FW 古橋亨梧(セルティック) 大橋祐紀(ブラックバーン) <h3>◆メンバー外</h3> 長友佑都(FC東京) 関根大輝(柏レイソル) 高井幸大(川崎フロンターレ) 藤田譲瑠チマ(シント=トロイデン) 2024.11.19 19:49 Tue

シリアの人気記事ランキング

1

日本代表はスタメン9名を入れ替え! 久保建英や伊東純也がシリア代表戦に先発【2026W杯アジア2次予選】

21日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選のシリア代表戦に向けた日本代表のスターティングメンバーが発表された。 16日に行われた初戦のミャンマー代表戦では、FW上田綺世(フェイエノールト)のハットトリックなどで5-0と圧倒。白星スタートを切っていた日本。中立地のサウジアラビア・ジッダでシリアと対戦する。 そのシリアは、北朝鮮代表相手に0-1で勝利。連勝を目指して日本戦に挑む。 連勝したい日本はミャンマー戦で主軸を温存していた中、スタメンを9名変更。上田とDF谷口彰悟(アル・ラーヤン)が連続で先発出場となった。 GKには鈴木彩艶(シント=トロイデン)が起用され2次予選デビュー。また、ミャンマー戦でメンバー外だったDF冨安健洋(アーセナル)も先発し谷口とコンビを組むことに。右にDF菅原由勢(AZ)、左にDF伊藤洋輝(シュツットガルト)という布陣となった。 中盤はMF遠藤航(リバプール)とMF守田英正(スポルティングCP)、MF久保建英(レアル・ソシエダ)、MF伊東純也(スタッド・ランス)、MF浅野拓磨(ボーフム)が起用され、ミャンマー戦同様であれば、アンカーに遠藤、インサイドハーフに守田と久保が並ぶと予想する。1トップは上田だ。 MF鎌田大地(ラツィオ)がミャンマー戦で腰を痛めて離脱したことにより、全員で23名となり、シリア戦での連勝を目指す。 ◆日本代表スタメン GK 23.鈴木彩艶(シント=トロイデン) DF 2.菅原由勢(AZ) 3.谷口彰悟(アル・ラーヤン) 16.冨安健洋(アーセナル) 21.伊藤洋輝(シュツットガルト) MF 6.遠藤航(リバプール) 5.守田英正(スポルティングCP) 20.久保建英(レアル・ソシエダ) 14.伊東純也(スタッド・ランス) 18.浅野拓磨(ボーフム) FW 9.上田綺世(フェイエノールト) ◆控え GK 1.前川黛也(ヴィッセル神戸) 12.大迫敬介(サンフレッチェ広島) DF 4.町田浩樹(ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズ) 15.渡辺剛(ヘンク) 19.中山雄太(ハダースフィールド・タウン) 22.毎熊晟矢(セレッソ大阪) MF 7.佐野海舟(鹿島アントラーズ) 10.堂安律(フライブルク) 8.相馬勇紀(カーザ・ピア) 17.田中碧(デュッセルドルフ) FW 11.細谷真大(柏レイソル) 13.南野拓実(モナコ) 2023.11.21 22:43 Tue
2

シリア戦の放映権が決まらないJFAのジレンマ/六川亨の日本サッカー見聞録

11月16日のW杯アジア2次予選のミャンマー戦(吹田)と21日のシリア戦(サウジアラビア・ジッダ)に臨む日本代表26名が11月8日に発表されたのは当サイトでも既報のとおり。負傷の板倉滉と旗手怜央が外れた以外は“いつもの“ベストメンバーと言える。 そこで意外だったのは、山本昌邦ナショナルチームダイレクターが自ら発言したことだった。 きっかけはサッカー専門誌の記者が、21日のシリア戦は当初の20時キックオフ(日本時間22日午前2時)から17時45分(日本時間23時45分)に変更されたことについて森保一監督に質問した。その意図は、11月でもジッダの平均最高気温は30度を超えるため、試合開始時間が早まったことによるコンディションでのデメリットや対策を聞きたかったのだろう。 16日に吹田で試合をしてからジッダに移動(もしかしたら海外組の別班3人は日本に戻らず直接ジッダで合流する可能性もある)しても、練習期間は3日程度しかない。これでは時差調整も難しいし(1時間の時差を解消するのに1日かかると計算)、暑熱対策もままならないだろう。 森保監督は「アジアの戦いでは不測の事態、思ってもいなかったアクシデントはたくさんあるので、ネガティブに考えるより現実のなかで自分たちが勝っていくためにやる」と前向きにとらえつつ、「時間が変わって、気温とかいろいろなことが出てくるが、これまでもいろいろなことを想定してやってきた。起こりえることへの対応はしっかりやりたい」といささかも動じる様子はなかった。 そして山本ダイレクターである。自ら発言の機会を求め、「サッカー協会の幹部、スタッフみんなが力を合わせてAFCやFIFAに強く交渉、意見を言ってもらっています。サッカー協会としての結束はある。これからは親善試合ではないので、1試合1試合戦う準備はできているということはお伝えしたいです」と危機感を滲ませた。 それというのも、シリア戦は安全を考慮して中立地での開催ながら、開催地とキックオフ時間がなかなか決まらなかったこともあり、いまだ日本国内のテレビ放送が決まっていないからだろう。 例えばカタールW杯アジア最終予選は地上波や衛星放送での中継はなかったが、それはAFCが放映権をつり上げたからであり、結果的にDAZNが放映権を獲得した。カタールW杯もそれに似たような経緯だったことは記憶に新しいだろう。 しかしシリア戦はDAZNもAbemaTVもいまのところ放映予定はなさそうだ。 それもそうだろう。まだ2次予選の、しかも第2戦である。この試合で何かが決まるわけではないし、シリア戦は「勝って当然」と思っているサッカーファン・サポーターも多いだろう。さらにサウジアラビアはただでさえ入国手続きに時間がかかる。まして試合はサウジアラビアと対戦するわけではないので、取材に行こうにもどこまで便宜を図ってもらえるか不透明だ。テレビ局が放映に二の足を踏んだとしても仕方ないだろう。 キックオフ時間の変更はAFCが決めたわけだが、もしかしたらAFCは日本のテレビ局に放映権を買ってもらいたいがために、キックオフ時間を日本の深夜2時から23時に繰り上げたのではないかと勘ぐりたくもなる。さすがに日本のゴールデンタイムである20時キックオフとなると現地時間は14時だけに、AFCもそこまで無謀なことはしなかったのかもしれない。 山本ダイレクターは「最大限調整をして、応援してくださる皆さんにライブでしっかりと見ていただきたい。選手の成長の過程を皆さんの脳裏に焼き付けてもらいたい。時間とか場所、日程が変更されたなか、協会内部にも負担がかかっています。テレビ局の皆さんも含めて、なんとかそこにたどり着ければと思っています」と悲痛な胸の内を明かした。 山本ダイレクターは現場の責任者にもかかわらず、テレビの放映が決まらないことについて発言せざるを得なかった。本来なら田嶋幸三JFA会長や宮本恒靖JFA専務理事が対応すべきことではないかと疑問を感じた、日本代表の放映権問題である。 2023.11.10 13:05 Fri
3

日本代表が2戦連続5-0の圧勝で歴代最多タイの8連勝! 久保建英ゴラッソに菅原&細谷が初ゴール【2026W杯アジア2次予選】

日本代表は21日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選グループ第2節でシリア代表と対戦し、5-0で圧勝した。 森保一監督率いるサムライブルーは、W杯予選初戦となった16日のミャンマー代表戦で5-0の快勝スタート。これで国際Aマッチ7連勝を飾った絶好調のチームは、北朝鮮代表との初戦を1-0で勝利したシリア相手に歴代最多タイの8連勝を狙った。 シリア情勢の影響でサウジアラビアでの代替開催となった中4日での一戦に向け、森保監督は前節から上田綺世、谷口彰悟を除く先発9人を変更。GKに鈴木彩艶、ディフェンスラインは菅原由勢、谷口、冨安健洋、伊藤洋輝。中盤は遠藤航と守田英正の2セントラルMFに、2列目は右から伊東純也、久保建英、浅野拓磨。1トップに上田が入った。 立ち上がりからボールを持って主導権を握る日本。開始6分には久保のスルーパスに反応した上田がボックス右角度のないところから右足を振ってファーストシュートを記録。だが、これは間合いを潰したGKに阻まれる。 さらに、相手陣内でのプレーを続けていくなか、12分にも守田がボックス手前左で入れたクロスをボックス中央の上田が右足ボレーで狙うが、今度は大きくふかしてしまう。 以降も相手陣内でハーフコートゲームを継続するアウェイチーム。サイドに押し込んで丁寧に攻撃を作り直しながら後ろ重心のシリア守備攻略を図る。24分にはセットプレーからこの試合最大の決定機。右CKの場面で久保の正確な左足インスウィングのボールをニアの守田が頭でフリック。ゴール前の上田が頭で合わすが、これは相手GKの好守に遭う。さらに、こぼれを浅野がオーバーヘッドで押し込みにかかったが、これはうまくミートしなかった上にオフサイド判定となった。 それでも、焦れずに相手守備を広げながら攻め続けるなか、今季絶好調のレフティーの鮮烈な一撃がゴールをこじ開ける。32分、中盤での繋ぎから右サイドの伊東にボールが渡ると、伊東は内側のスペースで浮いた久保の足元へ丁寧なパス。そのままボックス付近まで運んだ久保が左足を振り抜くと、これがゴール右隅の完璧なコースに突き刺さった。 序盤からの丁寧な揺さぶりが生んだ久保のゴラッソによって良い時間帯に先手を奪った日本は畳みかける。 37分、相手陣内左サイドで仕掛けた浅野が相手守備を引き付けてオーバーラップした伊藤に繋ぐと、深い位置まで侵攻した伊藤が正確な左足の浮き球クロスを供給。これにファーで反応した伊東が丁寧に頭でゴール前に折り返すと、ドフリーの上田が右足ボレーで合わせて2試合連続ゴールを達成。 続く40分には相手陣内右サイドでトライアングルを作り、内側の久保からのスルーパスで完璧にポケットを取った伊東からのグラウンダーの折り返しを再び上田がスライディングシュートで流し込み、先制点から10分も経たない内にリードを3点に広げた。 また、守備ではカウンターからハイラインの背後を狙うシリアの攻撃に対して、適切なラインコントロールでオフサイドに引っかけつつ、GK鈴木も持ち味の守備範囲の広さを活かして背後のスペースをしっかりとカバー。ホームチームに1本のシュートも許すことなく前半を終えた。 3点リードもハーフタイムにメンバーを入れ替えることなく臨んだ日本は、後半もゴラッソで最初のゴールを奪う。47分、ボックス手前左の好位置で得たFKの場面で、サインプレーから久保が短く動かしたボールを菅原が豪快に右足でシュート。これがゴール右隅の完璧なコースを射抜き、代表8戦目での鮮烈な初ゴールとなった。 後半の逆襲を期したシリアの気勢を削ぐこの4点目で勝負を決めた日本は、相手の出方を窺いながら危なげなくゲームをコントロール。また、チャンスがあれば引き続き貪欲にゴールを目指し、守田がボックス内まで持ち込んでの左足シュートで際どいシーンに絡む。 66分には2枚替えを敢行。2戦連続ハットトリックも期待された上田がお役御免となり細谷真大、浅野に代わって南野拓実が投入された。この交代直後の69分にはシリアにファーストシュートを許すが、アル・マワスのクロスに反応したマルドキアンのヘディングシュートは枠の右に外れた。 大量リードの展開もあって時間の経過と共にややミスも出始めるなか、76分には久保と冨安がベンチに下がって堂安律、町田浩樹がピッチに送り込まれる。 後半終盤にかけても盤石の試合運びを見せる日本は82分、守田の中央突破からボックス左でボールを引き取った伊東が右足アウトを使ったパスをゴール前に入れると、胸トラップした細谷が鋭い左足の反転シュートをゴール中央に突き刺し、菅原に続く嬉しい代表初ゴールを記録。A代表でしっかりと爪痕を残した。 その後、遠藤航を下げて田中碧を最後のカードとして切った日本はこのまま5-0のスコアで試合をクローズ。格下相手に2試合連続5-0の圧勝となった森保ジャパンは、予選連勝と共に歴代最多タイの8連勝を飾った。 シリア代表 0-5 日本代表 【日本】 久保建英(前32) 上田綺世(前37) 上田綺世(前40) 菅原由勢(後2) 細谷真大(後37) 2023.11.22 01:38 Wed
4

「貴重なゴールだった」久保建英がシリアをこじ開けた圧巻ミドルを森保一監督が称える「素晴らしいミドルシュートを決めてくれた」

日本代表の森保一監督がシリア代表戦を振り返った。 日本代表は21日、2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選グループ第2節でシリア代表と対戦し、5-0で圧勝した。 初戦のミャンマー代表戦をホームで戦った日本は5-0で圧勝した中、1-0で北朝鮮代表に勝利したシリアと対戦した。 試合は序盤から日本が押し込む展開となるも、引いて守るシリアの前にゴールが生まれない。それでも32分、伊東純也のパスを受けた久保建英がボックス手前から左足一閃。圧巻のミドルシュートを叩き込むと、ここから日本が一気に畳み掛ける。 37分には左サイドをオーバーラップした伊藤洋輝のクロスをボックス右で伊東が頭で折り返すと、ミャンマー戦でハットトリックを記録した上田綺世が合わせて2点目。さらに40分には久保のスルーパスに反応した伊東のクロスを上田が押し込み3-0とする。 後半に入っても早々にFKを獲得すると、久保の落としを菅原由勢が右足で豪快に決めて代表初ゴール。終盤には伊東のクロスを細谷真大が決めてこちらも代表初ゴールとなり、5-0で圧勝した。 試合後の記者会見に臨んだ森保監督は、まずは難しい中で、しっかりと選手たちが自分たちにベクトルを向けて戦って勝利できたことを称えた。 「ホームで5-0、そしてこのアウェイへの長距離移動、時差、気候の違い、色々なアクシデントがある中でも、選手たちがプロセスを、まずはしっかりと凡事徹底してくれたと思います」 「試合の中でも、自分たちの気が緩めばもっと難しい試合になっていたところが、自分たちが何を目指すか、目指しているのかというところを目の前の対戦相手と戦いながらも、自分たちの成長、前進に向けて、集中を切らさず戦ってくれたことは、良かったなと思っております」 「まだまだ2連勝したものの、2次予選突破も決まったわけではありませんし、先ほども言いました、自分たちが目標としているところを基準にこのアジアの予選をしっかり最善の準備をして、チームで繋いで勝っていくという、チーム一丸となって勝つということを続けていければと思います」 そんな中、試合は攻め込んでいながらも30分までゴールはない。その中で、久保が強烈なミドルシュートでシリアのゴールをこじ開けることとなった。 先制点の持つ意味について、森保監督は大きなポイントだったと語った。 「試合はチャンスを作りながらも、相手が粘り強く守ってくるという部分で、なかなかこじ開けられない展開は、本当にアジアの難しい戦いだなと思いながら戦況を見ていたところでした」 「引いた相手に対してできることは色んなポイントがあるとは思いますが、その1つとしてミドルシュートを打って決めるという部分。相手を揺さぶりながら、サイドに起点を作り、そこからできたスペースに、タケが素晴らしいミドルシュートを決めてくれたなと。引いた相手に対して、どうやって攻略していくかっていう部分の良いプレーを、選手たちが選択して、結果に繋げてくれたなと思います」 「やはり1点入らないと、相手の集中力もどんどん上がってきて、より難しくなる中、前半のうちに先制点が取れて、その後に繋げてもらえた貴重なゴールだったなと思います」 2023.11.22 06:30 Wed

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly