最終節にドラマを起こした磐田、自動昇格に導いた横内昭展監督が来季も続投しJ1で指揮
2023.11.13 16:40 Mon
ジュビロ磐田は13日、横内昭展監督(56)の来季続投を発表した。
森保一監督とは旧知の中で、広島では指導者としてJ1で3度の優勝を経験。その後、再びJFAに戻り、U-20日本代表コーチを務めると、2018年に森保監督が日本代表監督に就任するとともに、コーチに就任。カタール・ワールドカップ(W杯)でも日本代表のコーチとして参加。トレーニングでは選手たちを指導するなど手腕を振るい、ベスト16に貢献していた。
横内監督は、森保監督の代理としてU-21日本代表やU-22日本代表の監督を務めたことがあるが、正式な監督就任は磐田がキャリア初。補強禁止処分という難しいシーズンを任されると、シーズン序盤は苦しいスタートとなる。
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横内監督は現役時代はサンフレッチェ広島の前身であるマツダSCでプレー。引退後、広島のスカウトやスクールコーチ、ジュニアユースコーチ、ユースコーチなどを務めた。その後、日本サッカー協会(JFA)に入り、ナショナルコーチングスタッフやU-21日本代表、U-17日本代表でコーチを務め、2003年に広島に復帰。2017年までトップチームでコーチを務めた。横内監督は、森保監督の代理としてU-21日本代表やU-22日本代表の監督を務めたことがあるが、正式な監督就任は磐田がキャリア初。補強禁止処分という難しいシーズンを任されると、シーズン序盤は苦しいスタートとなる。
しかし、夏場にかけて勝ち点を伸ばし昇格争いを続けると、優勝の可能性こそ見えなくなったが、J1昇格プレーオフ行きが決定。12日に行われた最終節は3位で自動昇格を目指した中、チームは栃木SCとのアウェイゲームで逆転勝利。2位にいた清水エスパルスが水戸ホーリーホックに引き分けたことで2位に浮上し、逆転でのJ1自動昇格を決めていた。
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【明治安田J1リーグ第36節】 2024年11月9日(土) 15:00キックオフ ジュビロ磐田(18位/35pt) vs ガンバ大阪(5位/57pt) [ヤマハスタジアム(磐田)] <h3>◆逆転残留へプレッシャーをかけたい【ジュビロ磐田】</h3> 前節はアウェイでヴィッセル神戸と対戦し2-0で完敗。優勝を争う相手に力の差を感じさせられてしまった。 勝ち点を積み上げたい中で、力負けを感じた一戦。ただ、残り4試合での残留の可能性は残されている。 今節は上2つの柏と新潟が直接対決。どちらかは間違いなく留まり、引き分けに終われば両者との差は大きく広がらない。1試合消化が少ないことをアドバンテージとするためにも、ここでの勝ち点3は大きな意味を持つ。 気掛かりなのは攻撃陣。3試合ぶりにノーゴールとゴールは生まれているが、ストライカー陣は調子が良いとはいえない。勝利のために必要なゴールをどう奪うのか。上位相手の戦い方に注目だ。 ★予想スタメン[3-4-2-1] GK:川島永嗣 DF:ハッサン・ヒル、伊藤槙人、リカルド・グラッサ MF:植村洋斗、レオ・ゴメス、中村駿、松原后 MF:ジョルディ・クルークス、高畑奎汰 FW:ジャーメイン良 監督:横内昭展 <h3>◆優勝はなし、それでも1つでも上でフィニッシュを【ガンバ大阪】</h3> 優勝を争っていた前半戦だったが、夏場に大失速。9試合連続勝ちなしと苦しんだ間に上位との差は大きく開いてしまった。 前節はホームに名古屋グランパスを迎えて3-2で勝利。しかし、優勝の可能性は3試合を残して潰えてしまった。夏場の失速が大きな要因だが、向き合っていけるかが重要。そして、チームとしては天皇杯というタイトルも残されており、勢いづけていきたいところだ。 ここに来て試合終盤の粘り強さが出てきたG大阪。最後まで諦めない気持ちが結果につながっている状況だけに、選手たちも心が折れることはないはず。もっと楽にゲームを運ぶためには、一層守備に集中したいところだ。 前線にもケガ人が出ている状況。厚みのある攻撃を見せて、磐田に引導を渡したいところだ。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:一森純 DF:半田陸、中谷進之介、福岡将太、黒川圭介 MF:ダワン、坂本一彩、鈴木徳真 FW:山下諒也、宇佐美貴史、ウェルトン 監督:ダニエル・ポヤトス 2024.11.09 12:15 Sat4
浦和が“試練の一戦”で勝ち点3! 磐田を完璧に封じ込めて3-0【明治安田J1第21節】
30日、明治安田J1リーグ第21節の浦和レッズvsジュビロ磐田が埼玉スタジアム2002で行われ、浦和が3-0の完勝だ。 前節6試合ぶり白星の暫定10位・浦和と、前節3発快勝の暫定15位・磐田。 浦和のほうは、キャプテンの酒井宏樹に副キャプテンのアレクサンダー・ショルツ、さらには岩尾憲まで退団する運びとなり、ケガ人も多く頭数が心許ない状況だ。 そんな状況下で36歳・宇賀神友弥が今季初となるリーグ戦のベンチ入り。3選手退団の一方、新戦力も発表されているだけに、この磐田戦を総力で乗り切り、勝ち点「3」が欲しい。 立ち上がりから膠着した展開も、21分に浦和が先制。左サイドを崩し、緩やかなクロスに右サイドバックの石原広教が頭から飛び込み、地面に叩きつけたヘッドがネットへ吸い込まれる。 対する磐田は挽回の兆しなし。どこでボールを持っても浦和の選手が数で上回り、効果的なビルドアップもできず。36分にはレオ・ゴメスが機転をきかせたスルーパスも味方に通らない。 浦和は43分、ボックス手前からの直接FKをレフティー武田英寿が狙うが、磐田のGK川島永嗣にセーブされる。軌道もスピードも悪くなかったが、41歳守護神を焦らせるには至らず。 50分、浦和は磐田最終ラインの背後へ抜けた渡邊凌磨がネットを揺らすも、オフサイド判定で追加点ならず。それでも渡邊は直後の52分、今度こそ追加点を叩き込む。 浦和は52分、石原の素早いボール奪取から伊藤敦樹が縦へとスプリント。伊藤がゴール前へ折り返すと、走り込んだ渡邊が強烈な右足ダイレクトシュートを突き刺した。 磐田のほうは相変わらず光明を見出せず。ハーフタイムで2枚替えも、試合内容は前半から変化せず、早い段階で浦和の勝ち点3が浮かぶ。 浦和は74分に実質的なダメ押し。敵陣深くでボールを奪い、左からの大畑歩夢のパスを武田がスルー。受けた伊藤がワントラップから右足シュートを突き刺した。 余裕を持って時計の針を進める浦和は89分に3枚替え。今季復帰した36歳宇賀神が、ヘグモ監督体制で初めて起用される。 結局、浦和が磐田を完璧に封じ込める形で3-0と完勝。“試練の一戦”と言うべき90分間を、ホーム埼スタの大声援とともに勝ち切った。 磐田としては光明を見出せなかった90分間。41歳GK川島の孤軍奮闘が目立ち、J1復帰後、最低水準の試合内容で、無論完敗だ。 浦和レッズ 3-0 ジュビロ磐田 【浦和】 石原広教(前21) 渡邊凌磨(後7) 伊藤敦樹(後29) 2024.06.30 20:29 Sun5