「不用意な思い込みの結果」ドーピング違反で2年間の出場停止処分が下ったパプ・ゴメスにクラブが公式声明、許可を得ずに使用禁止の薬を使用

2023.10.21 12:20 Sat
ドーピング違反で2年間の出場停止が下ったパプ・ゴメス
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ドーピング違反で2年間の出場停止が下ったパプ・ゴメス
セリエAのモンツァは、ドーピング違反が報じられたアルゼンチン代表MFパプ・ゴメスに対しての声明を発表した。
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アルゼンチン代表として、カタール・ワールドカップ(W杯)の優勝を経験したパプ・ゴメス。長年アタランタで中心選手として活躍すると、2021年1月からセビージャでプレー。今年9月にセビージャを退団すると、9月29日にモンツァに加入していた。クラブに加入してから3週間、パプ・ゴメスに悲劇が。世界アンチ・ドーピング機関(WADA)がドーピング違反により、2年間の出場停止処分を科されたと報じられた。
これを受け、モンツァも声明を発表。ドーピング違反の通知が来たことを事実だと認め、その理由を説明。ただ、上訴するチャンスがあるとした。

「モンツァは2023年10月20日、FIFA(国際サッカー連盟)からアレハンドロ・ダリオ・ゴメス(パプ・ゴメス)に対するスペイン・アンチ・ドーピング機関の一次判決の通知をFIGC(イタリアサッカー連盟)を受け取った」
「この判決では2年間のスポーツ活動からの資格剥奪が規定されている」

「テルブタリンの存在が、サッカー選手の生体サンプルから検出された」

「これは選手がセビージャに登録されていた2022年10月に、気管支けいれんの危機を落ち着かせるために服用された薬だ」

「陽性は、不用意な思い込みの結果となる」

「モンツァは次の手続きを評価する権利を有している」

クラブの発表の通り、パプ・ゴメスはセビージャに所属していた2022年10月にクラブドクターへの報告をせずに子供用のシロップを服用したとのこと。その後に抜き打ちのドーピング検査が行われていた。

カタールW杯のメンバーでもあったパプ・ゴメスは、W杯開幕の数日前に陽性が判明。ただ、確実な裁定が出ていなかったこともあり、そのままW杯にも出場し、見事に優勝に貢献していた。

ドーピング検査で禁止薬物が検出されたとしても、治療のための使用許可を得ている場合はドーピング違反にはならないが、今回のパプ・ゴメスの件はそれには当たらない。上訴しても処分が軽減される可能性は低いとも言われている。

「テルブタリン」とは、速効性の交感神経β2受容体作動薬の一つで、商品名は「ブリカニール」として知られている。日本では経口剤および皮下注射剤が販売されているものの、海外では喘息の「リリーバー」として吸入剤でも用いられている。オリンピックの選手などは、事前に治療的吸入使用の許可が必要であり、それがなければドーピング違反となる。

イタリアではユベントスのフランス代表MFポール・ポグバが同様にドーピング違反と判定されて出場停止処分が下っており、現在は上訴中だ。


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ガッリアーニCEOが今季のモンツァに言及「マルディーニがインテル?」「それはすぐに役立たなくなるぞとネスタに…」

モンツァの最高経営責任者(CEO)を務めるアドリアーノ・ガッリアーニ氏が、自軍モンツァについてあれこれ語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 故シルヴィオ・ベルルスコーニ氏と二人三脚でミランの黄金期=イタリアサッカーの黄金期を築き、現在はモンツァのCEOを務めるガッリアーニ氏。御年80歳の重鎮だ。 現役でクラブの要職に就く一方、取材対応では気さくにカルチョのあれこれを語る氏は今回、21日に今季セリエA初白星を挙げたばかりの自軍・モンツァについて語った。 「アレッサンドロ・ネスタ(監督)の仕事ぶりを評価すればいいんだね? ああ、彼を連れてきたのは私だから責任重大だ(笑) いやいや、彼の立場を危険に晒したことはないよ」 「しかしだ。どういうわけか、FWミラン・ジュリッチはロングボールが来るたびにボールへ向かって全力疾走し、いつもゴールを外してしまう。リーグで最も空中戦の勝率が高い選手なんだがね…いつか良いことも起こるだろう」 「ネスタには私見を伝えることがある。GKからのロングスローとジュリッチ頼みが唯一の戦略になっている感があるとね。『それはすぐに役立たなくなるぞ』とも言ってある」 一方、イタリア代表初招集などで人気銘柄となりそうな“マルディーニ一族の3代目” FWダニエル・マルディーニ(23)に言及。一部で報じられるインテルなどへの売却噂を否定している。 「おかしいな。マロッタ(インテル社長兼CEO)とダニエルについて話したことなど一度もない。私は毎日ダニエルと話すがね(笑) 当事者たちが話していないことは存在しないものなのだよ」 最後に、ガッリアーニCEOは今季のスクデット予想を問われ、「ナポリかユベントスかインテルかミランが優勝する」と答えたそうだ。 2024.10.25 21:10 Fri
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アタランタがイタリア屈指のエリートFWに関心…CEO「フォローしなければならないプレーヤー」

モンツァのイタリア代表FWダニエル・マルディーニ(23)にアタランタが関心を示している。イタリア『スカイ』が伝えている。 イタリア屈指のフットボール・ファミリーの“3代目”であるダニエル。昨シーズンにレンタル先のモンツァで台頭すると、今夏ミランを離れて正式にクラブの一員に。 今シーズンはここまで8試合1ゴール1アシストと数字上のインパクトはいまひとつも、前線の主力として活躍。先日のイスラエル代表戦では祖父チェーザレ、父パオロに続き3代でのアッズーリデビューを飾り、インテルなど国内の強豪から関心を集めている。 そのサラブレッドに関してアタランタのルカ・ペルカッシCEOは、「彼は素晴らしい才能の持ち主で、非常に名門の出身だ」、「彼は明らかにアタランタがフォローしなければならないプレーヤーだ。我々は彼の活躍に感銘を受けており、アタランタは間違いなく彼の動向を見守っている」とコメント。逸材への関心を公に認めている。 2024.10.30 08:25 Wed
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充実のスカッド誇るインテル、タレミ&ジエリンスキも確保して…次はどこを補強?

インテルの補強戦略をイタリア『カルチョメルカート』が考察する。 2020-21シーズン以来3季ぶりのスクデットに限りなく近づいたインテル。チャンピオンズリーグ(CL)はベスト16でショッキングな敗退を喫するも、シモーネ・インザーギ監督の評判が下がるものではない。強固なチームがそこにある。 気が早いかもしれないが、来季に向けてはポルトのイラン代表FWメフディ・タレミ(31)、ナポリのポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(29)を実質確保済み。ジュゼッペ・マロッタCEOが“伝家の宝刀”フリー獲得で釣り上げたとされる。 現時点でかなりの充実度を誇るスカッドに対し、(おそらく)最前線と中盤を拡充。では、ここからさらに競争力と刺激を加えるべきポジションとは、どこになるだろうか。 『カルチョメルカート』は「グズムンドソン・スタイル」というワードを創造し、攻撃に彩りをもたらすクラックの獲得を提唱する。 由来はジェノアのアイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソン(26)。彼はジェノアで主に2トップの一角を任され、シャドーストライカー気味に自由に動き回るドリブラー。今季はセリエA28試合で11得点3アシストを記録する。 また、下部組織で育てた若手タレントを登用するのも面白いと指摘。インテルからモンツァへ貸し出し中のアルゼンチン代表MFヴァレンティン・カルボーニ(19)は、185cmのスラリとした攻撃的MFで、友好関係にあるモンツァでは途中出場メインながらも定期的にプレーする。先月28日にA代表デビューも飾った新進気鋭の若手だ。 昨夏ボローニャへ完全移籍で売却したU-21イタリア代表MFジョバンニ・ファビアン(21)は、今季がキャリア初のセリエAながらも20試合出場で5得点2アシスト。チームが中盤戦からグングン順位を上げるとともに先発起用も増え、直近7試合で3得点2アシスト…いま最も評価を高める1人だ。 こちらは“2025年夏”に1200万ユーロ(約19億7000万円)の買い戻しオプションが発生する契約となっているが、今夏での復帰はあるだろうか。 このように、グズムンドソン、カルボーニ、ファビアンと並べた『カルチョメルカート』。しかし同時に、インテルはグズムンドソンに確かな関心を寄せつつも、カルボーニは来季も再レンタルさせる方針であると紹介している。 AZの日本代表DF菅原由勢(23)への継続的なリストアップも報じられるインテル。今夏はどう動くだろうか。 2024.04.06 19:10 Sat
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イタリア代表デビューのダニエル・マルディーニにミラン元主将がエール「上り詰めてほしい」「ユーベかインテルに…」

ミランの元主将、マッシモ・アンブロジーニ氏がイタリア代表FWダニエル・マルディーニ(23)について語った。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 かつてミランで2009〜13年にキャプテンを担ったアンブロジーニ氏。絶対的な主軸ではなかったが、長年のミラン歴を考慮され、引退したパオロ・マルディーニから大役を引き継いだ。 月日は流れ、マルディーニ氏の次男、FWダニエル・マルディーニがミランでプロサッカー選手となり、ミランを完全移籍で去り、現所属のモンツァでとうとうイタリア代表戦士に。 アンブロジーニ氏は、師匠とも言えようマルディーニ氏の息子ダニエルについて、『Radio Serie A』で言及した。 「彼がどこまでのレベルに押し上がるのか、まだハッキリしたことは言えないな。シュートやピッチ上での存在感など、1年前の今頃に比べて前進しているのは確かだね」 「到達できるところまで上り詰めて欲しいというのが願いだ。良い勇気、技術、体格をしたストライカーだよ」 「だから、いまの大きな野心をキープし続けてほしい。これからユベントスやインテルへ行くことさえも私たちは覚悟しなければならない」 2024.10.18 17:30 Fri

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