南萌華&熊谷紗希フル出場のローマは快勝、ローゼンゴードの門脇真依は決勝点をアシスト【UWCL】

2023.10.12 15:50 Thu
昨季に続き2シーズン連続の女子CL出場となる南萌華(ローマ)
Getty Images
昨季に続き2シーズン連続の女子CL出場となる南萌華(ローマ)
UEFA女子チャンピオンズリーグ(UWCL)ラウンド2の1stレグが10日から11日に掛けて各地で行われた。なでしこジャパンのDF南萌華、DF熊谷紗希を擁するイタリアチャンピオンのローマは、ウクライナリーグの覇者ヴォルスクラとホームで対戦した。

ローマは90分にわたって主導権を握り続け、序盤から好機を量産すると、FWエーブリヌ・ビアン、MFマヌエラ・ジュリアーノ、FWバレンティナ・ジャチンティのゴールで3-0と快勝。熊谷は中盤の底、南はセンターバックの一角としてフル出場を果たしている。
FW門脇真依がフル出場したスウェーデン王者のローゼンゴードは、ラウンド1でMF黒崎優香を擁するKuPSクオピオ(フィンランド)を下したスパルタク・スボティツァ(セルビア)と、敵地で顔を合わせた。

CKからMFキャロライン・セゲルのヘッドで9分に先制したローゼンゴードだが、28分に連係ミスから同点弾を献上。それでも72分、テンポの良いパスワークで自陣から前線までボールを運ぶと、門脇の絶妙なスルーパスからMFリア・オーリングが勝ち越しゴールをマークした。
日本国内のトップクラブを経由せず、今夏に東洋大学から直接海を渡った門脇は、直近のリーグ戦で2試合連続ゴール中。初出場となったUWCLでもアシストを記録するなど、最前線で地位を確立している。

また、今夏にMF宮澤ひなたがマンチェスター・ユナイテッド(イングランド)は、クラブ史上初となるUWCLの舞台でパリ・サンジェルマン(PSG/フランス)とホームで対戦。54分に先制を許すも、宮澤とともに途中投入されたFWメルヴィン・マラードのゴールで1-1の引き分けに持ち込んだ。

その他の結果は以下の通り。2ndレグは18日に行われる。

◆2023-24UWCLラウンド2 1stレグ
▽チャンピオンパスルート
アポロン(キプロス) 0-7 ベンフィカ(ポルトガル)
FCチューリッヒ(スイス) 0-6 アヤックス(オランダ)
ローマ(イタリア) 3-0 ヴォルスクラ(ウクライナ)
バルール(アイスランド) 0-4 ザンクト・ペルテン(オーストリア)
スラビア・プラハ(チェコ) 5-0 オリンピア・クルージュ(ルーマニア)
グラスゴー・シティ(スコットランド) 0-4 SKブラン(ノルウェー)
スパルタク・スボティツァ(セルビア) 1-2 ローゼンゴード(スウェーデン)

▽リーグパスルート
ヘッケン(スウェーデン) 2-2 トゥベンテ(オランダ)
レアル・マドリー(スペイン) 2-1 ヴォレレンガ(ノルウェー)
フランクフルト(ドイツ) 5-0 スパルタ・プラハ(チェコ)
パリFC(フランス) 3-3 ヴォルフスブルク(ドイツ)
マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) 1-1 パリ・サンジェルマン(フランス)

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8日、トレーニングマッチでなでしこジャパンとコロンビア女子代表が対戦した。 6日にヨドコウ桜スタジアムで対戦した両者。コロンビアが1つのチャンスを活かして先制するも、日本は試合最終盤にPKを獲得し1-1のドローに終わった。 中1日で行われた戦い。日本は11人全てを入れ替え、GKに大熊茜、DFは右から遠藤優、高橋はな、石川璃音、佐々木里緒と並び、ボランチに杉田妃和と初招集の眞城美春、2列目は右から植木理子、松窪真心、中島淑乃と並び、1トップに上野真実が入った。 試合は立ち上がりから日本が攻め込む展開に。2分、CKの流れから最後は高橋がボックス内右でシュートもサイドネットを揺らした。さらに3分には眞城もボール奪取から左足ミドルを放った。 5分には後方からのパスを繋ぐと、松窪がボックス手前からミドルシュート。枠に飛んだが、GKナタリア・ヒラルドがセーブする。 日本は積極的に攻撃を仕掛けていき、松窪や上野、佐々木とゴールを脅かすが、得点は奪えない。24分にも左サイドから崩し、最後はボックス内で松窪がシュートもGKがセーブした。 中盤でボールを奪えるものの、良い形で攻撃に行けない日本。36分には右サイドを上がった遠藤がクロスを入れると、ファーサイドに走り込んだ中嶋がダイレクトで合わせに行くが、ミートしない。 攻めあぐねる日本だったが、佐々木からのフィードをボックス内で植木が胸トラップ。シュートに行こうとするが、ジュナイラ・ロペスが倒してPK獲得。植木が落ち着いて左に決めて日本が先制する。 日本が1点をリードして前半を終えた中、ハーフタイムで中嶋と上野を下げて、籾木結花、清家貴子を投入。攻撃をより活性化していくこととなる。左に籾木、右に清家が入り、植木が1トップに入った。 すると後半早々の46分に日本がゴール。ボールを奪った清家が右サイドを仕掛けた清家が冷静に中を見てマイナスのパス。これを松窪がしっかりと蹴り込み追加点を奪う。 立ち上がりにゴールを奪った日本は49分にもチャンス。植木が持ち出して横パス。これは籾木には合わないものの、背後から走り込んだ松窪がボックス内からシュート。しかし、これはDFがブロックする。 すると50分にも日本が追加点。ダイレクトパスを繋ぐと、杉田、眞城、植木と繋ぎ、植木のパスを受けた籾木がボックス内左から角度のないところでニアを打ち抜き、追加点を奪う。 勢いに乗る日本は選手たちが連動し攻撃が活性化。57分には左サイドで相手を押し込んでボールを奪うと、仕掛けた松窪のグラウンダーのクロスを走り込んだ遠藤がダイレクトシュート。初ゴールでリードを4点に広げた。 さらに60分にはやや離れた位置の左サイドでFKを獲得すると、籾木が左足でクロス。ハイボールではなく低いボールを入れると、走り込んだ高橋がフリックしてゴールを奪った。 日本は72分に植木に代えて宮澤ひなたを入れた中、直後の73分に失点。右サイドからのクロスを繋ぐと、ダニエラ・カラカスがボックス中央でこぼれ球に詰め1点を返す。 コロンビアにほとんどチャンスを作らせていなかった中で、1つのチャンスで失点する日本。2日前と同じように少ないチャンスを生かされてしまった。 また、接触により清家が負傷しピッチを後に。失点した日本は78分に遠藤を下げて南萌華を投入。高橋を右サイドバックに配置し、南はセンターバックに入ることに。熊谷がアンカーに入り、杉田が右サイドに入った。 すると81分、その右サイドから崩すと宮澤がクロス。これをフリーで待っていた籾木がボックス内で左足ボレーを放つが、枠を捉えられない。 日本はその後も攻め込んだ中、90分に嬉しい追加点。初招集の眞城が右サイドからのクロスを受けると、ボックス内から相手DFの股を抜くシュートを決め、トレーニングマッチとはいえデビュー戦での嬉しいゴールとなった。 なでしこジャパン 6-1 コロンビア女子代表 【日本】 植木理子(前45+3)[PK] 松窪真心(後1) 籾木結花(後5) 遠藤優(後12) 高橋はな(後15) 眞城美春(後45) 【コロンビア】 ダニエラ・カラカス(後28) <h3>◆なでしこジャパンメンバー</h3> GK 大熊茜(INAC神戸レオネッサ) DF 遠藤優(三菱重工浦和レッズレディース) →78分 南萌華(ローマ/イタリア) 高橋はな(三菱重工浦和レッズレディース) 石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース) 佐々木里緒(マイナビ仙台レディース) MF 杉田妃和(ポートランド・ソーンズFC/アメリカ) 眞城美春(日テレ・東京ヴェルディベレーザ) 植木理子(ウェストハム/イングランド) →72分 宮澤ひなた(マンチェスター・ユナイテッド/イングランド) 松窪真心(ノースカロライナ・カレッジ/アメリカ) →63分 長野風花(リバプール/イングランド) 中島淑乃(サンフレッチェ広島レジーナ) →46分 籾木結花(レスター・シティ/イングランド) FW 上野真実(サンフレッチェ広島レジーナ) →46分 清家貴子(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) →80分 熊谷紗希(ロンドン・シティ・ライオネス/イングランド) <span class="paragraph-title">【動画】圧勝したなでしこジャパンの全6ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <h3>◆45+3分 植木理子[PK]</h3> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"> <a href="https://t.co/dDE0mgRFi7">https://t.co/dDE0mgRFi7</a><a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%B5%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%BC%E6%97%A5%E6%9C%AC%E4%BB%A3%E8%A1%A8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#サッカー日本代表</a> <a href="https://twitter.com/jfa_nadeshiko?ref_src=twsrc%5Etfw">@jfa_nadeshiko</a> <a href="https://t.co/ongUq1R7dc">pic.twitter.com/ongUq1R7dc</a></p>&mdash; 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「彼女たちは明らかに反省する必要がある」後半ATに2失点…なでしこに敗れたブラジル指揮官、PK判定に不満も選手たちへ厳しい言葉「誰が傷つこうが真実を伝える」

後半アディショナルタイムに2ゴールを奪い、見事に逆転勝利を収めたなでしこジャパン。まさかの敗戦を喫したブラジル女子代表のアルトゥール・エリアス監督が、厳しい言葉を並べた。 28日、パリ・オリンピックの女子サッカー競技、グループC第2節が行われた。 初戦でナイジェリア女子代表に勝利していたブラジルと、スペイン女子代表に敗れた日本の戦い。日本は負ければ、グループステージ突破が非常に厳しい状況に陥る試合だった。 前半は日本がブラジルの守備の隙を突いて何度もゴールに迫るが決定力を欠いてしまいゴールならず。前半アディショナルタイムには相手のハンドでPKを獲得も、田中美南が失敗していた。 すると後半、ブラジルは隙を突いたジェニファーが決めきり先制。その後は日本の攻撃を凌いでいたが、レジェンドFWマルタを下げた後の後半アディショナルタイムに落とし穴が待っていた。 アディショナルタイム2分には、再びハンドでPKを取られると、熊谷紗希に決められ同点に。勝ち点1に終わるかと思われたが、アディショナルタイム6分には谷川萌々子が隙を突いたロングシュートを叩き込み、日本が逆転。ブラジルはまさかの敗戦となった。 勝利目前でのまさかの敗戦。ブラジル『グローボ』は、エリアス監督の選手に対する厳しい言葉を伝えた。 「試合終了前の姿勢が非常に悪かった。女子選手たちは努力のせいでも、頑張りすぎたせいでも、ポジショニングのせいでもない。意思決定のせいだ」 「勝利するチームになりたいのであれば、試合がもたらす変化を踏まえながら、100分間一貫して試合をする必要がある」 日本を勝利に導いた谷川は80分から登場。アディショナルタイムを除けば10分程度のプレー時間だったが、PKを獲得し決勝ゴールまで決めてみせた。 エリアス監督は「誰が傷つくかに関係なく、選手たちには真実を伝える」と、厳しい言葉をかけるとした。 「これは代表チームで繰り返されていることであり、私はそんなことを期待していない。私はそれを正す必要があり、誰かを傷つけたとしても、選手たちに真実を伝える必要がある」 「そして、彼女たちは明らかに反省する必要がある。しかし、彼女たち1人1人の努力は本当に認識している」 また、最後のPK判定には不服。選手が支えるための手だったとしたが、その部分以外は良かったとした。 「私にとって、試合はPKの際の審判のミスに関連して影響を受けた。ヤスミムは、支える手であり、明らかに足を滑らせていた。これは明らかにゲームに影響を与えたが、試合の要求に従ってプレーを続ける必要がある」 「今日の試合は違うスコアになっていたかもしれない。私の意見では、プレーの方法が分からなかった最後の部分を除けば、それ以外は良かったと思う」 <span class="paragraph-title">【動画】ブラジルを沈めた衝撃の一発!19歳谷川萌々子が後半ATに圧巻ミドルシュート!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mR5bRPbdKlc";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.07.29 12:20 Mon

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