「首位を目指して戦う」王者としてACLホーム初戦を迎える浦和、スコルジャ監督は初戦勝ち点1に「プレッシャーを感じている」
2023.10.03 14:20 Tue
3日、浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督が、ベトナムのハノイFC戦に向けて意気込みを語った。
2022シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)では見事に優勝を果たした浦和。プレーオフを制して出場権を獲得した中、初戦はアウェイで武漢三鎮(中国)と対戦し、後半アディショナルタイムのホセ・カンテ弾で2-2の引き分けに終わった。
アウェイからなんとか勝ち点1を持ち帰った浦和。スコルジャ監督はホーム初戦に向けて意気込みを語った。
「ACL初戦の後の状況は勝ち点1しかないので、プレッシャーを感じている。グループ突破を目指している我々は、勝ち点をしっかりとっていかなければいけない。明日はそのチャンスがあるし、ホームゲームではしっかり勝っていかなければいけない」
「明日の狙いは、もちろん勝って勝ち点3を得ることだが、サポーターの皆さんにできるだけ良い試合を見せたい」
「できるだけ良い準備をしてきたので、戦う用意はできている。素晴らしい選手たちが大きな野心を持って、ACLでできるだけ良い結果を残そうと準備してきた」
今大会もグループ2位では突破できない可能性があるレギュレーション。グループ1位をなんとか目指す戦いが求められるが、スコルジャ監督は首位突破を目指すと意気込んだ。
「2位で終わったとしてもグループステージを突破できることが確約されないので良い結果にならないこともある。なので、グループ首位を目指して戦っていく」
「まだ5試合残っているが、ホームでは確実に勝っていかなければいけないと思う」
初対戦となるハノイの印象については「外国人がたくさんいる興味深いチームだ。まず、攻撃の選手に興味深い選手がいる」とコメント。「カメルーン出身のジョエル(ディーデリック・ジョエル・タグー・タジョ)やブラジルの選手(マルコス・アントニオ・アルメイダ・シルバ)、ベトナム代表でも10番を背負っている選手(グエン・バン・クエット)がいるので、非常に興味深い選手たちだと思う」と警戒する選手たちの名前を挙げた。
ホームゲームではしっかりと勝ち点3を重ねたいと語る浦和。前日練習では日本代表MF伊藤敦樹が不在だったが、選手のマネジメントについても言及した。
「すでに今シーズン45試合プレーしていて、それがチームにのしかかっていると思う」
「メディカルスタッフを中心に、スタッフ全員で選手たちの疲労をチェックしている。試合によっては選手を休ませるという選択肢も出てくる」
「ACLのグループステージを戦っているだけでなく、ルヴァンカップ、重要なJリーグも残っているので、しっかりとマネジメントしていきたいと思う」
2022シーズンのAFCチャンピオンズリーグ(ACL)では見事に優勝を果たした浦和。プレーオフを制して出場権を獲得した中、初戦はアウェイで武漢三鎮(中国)と対戦し、後半アディショナルタイムのホセ・カンテ弾で2-2の引き分けに終わった。
アウェイからなんとか勝ち点1を持ち帰った浦和。スコルジャ監督はホーム初戦に向けて意気込みを語った。
「明日の狙いは、もちろん勝って勝ち点3を得ることだが、サポーターの皆さんにできるだけ良い試合を見せたい」
「いつもそうだが、ACLに楽な試合はない。かなり堅い守りができるチームとの対戦となる。相手も初戦を落としているので、勝ち点を欲しいと思っているだろうから、両チームにとって重要な試合になる」
「できるだけ良い準備をしてきたので、戦う用意はできている。素晴らしい選手たちが大きな野心を持って、ACLでできるだけ良い結果を残そうと準備してきた」
今大会もグループ2位では突破できない可能性があるレギュレーション。グループ1位をなんとか目指す戦いが求められるが、スコルジャ監督は首位突破を目指すと意気込んだ。
「2位で終わったとしてもグループステージを突破できることが確約されないので良い結果にならないこともある。なので、グループ首位を目指して戦っていく」
「まだ5試合残っているが、ホームでは確実に勝っていかなければいけないと思う」
初対戦となるハノイの印象については「外国人がたくさんいる興味深いチームだ。まず、攻撃の選手に興味深い選手がいる」とコメント。「カメルーン出身のジョエル(ディーデリック・ジョエル・タグー・タジョ)やブラジルの選手(マルコス・アントニオ・アルメイダ・シルバ)、ベトナム代表でも10番を背負っている選手(グエン・バン・クエット)がいるので、非常に興味深い選手たちだと思う」と警戒する選手たちの名前を挙げた。
ホームゲームではしっかりと勝ち点3を重ねたいと語る浦和。前日練習では日本代表MF伊藤敦樹が不在だったが、選手のマネジメントについても言及した。
「すでに今シーズン45試合プレーしていて、それがチームにのしかかっていると思う」
「メディカルスタッフを中心に、スタッフ全員で選手たちの疲労をチェックしている。試合によっては選手を休ませるという選択肢も出てくる」
「ACLのグループステージを戦っているだけでなく、ルヴァンカップ、重要なJリーグも残っているので、しっかりとマネジメントしていきたいと思う」
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【明治安田J1リーグ第10節】 2025年4月13日(日) 14:00キックオフ FC町田ゼルビア(1位/17pt) vs 浦和レッズ(12位/10pt) [国立競技場] <h3>◆しっかりと首位キープへ【FC町田ゼルビア】</h3> 開幕黒星スタートとなった町田だが、第4節から3連勝をおさめるとここまで6戦無敗。勝ち点で並びながらも首位に立つことに成功した。 昨シーズンの結果がブラフではないことを示している町田。ミッドウィークにはアウェイでのYBCルヴァンカップでヴァンフォーレ甲府と対戦し、1-0で勝利を収めた。 過密日程になる中で、90分で試合を終えてメンバーを入れ替えずに戦った中で結果も残したことはプラス材料と言える。 ただ、相手の浦和は試合なし。1週間休んだこともあり、コンディションの差は歴然。ただ、持ち味である強度をしっかりと出せれば、今の浦和を圧倒することは可能だ。しっかりとアグレッシブにプレーし、ショートカウンターで一気に仕留められれば、首位キープも可能だろう。 ★予想スタメン[3-4-1-2] GK:谷晃生 DF:ドレシェヴィッチ、岡村大八、昌子源 MF:林幸多郎、仙頭啓矢、下田北斗、中山雄太 MF:西村拓真、相馬勇紀 FW:オ・セフン 監督:黒田剛 <h3>◆新国立での初勝利なるか?【浦和レッズ】</h3> 前節はアウェイでアビスパ福岡相手に1-0で敗戦。4試合続いていた不敗がストップした。 チームとしての戦い方に以前よりも安定感は出てきているが、まだまだ突き抜けるものがないのも事実。毎試合失点をする一方で、強力であるはずの攻撃陣は機能し切ってはいない。 今節は国立競技場での試合。実は浦和はリニューアルされてから国立競技場は得意としておらず、3試合を戦い勝ちはなし。あまり良いデータはない。 また、チームの士気が上がりきらず、失点するとトーンダウンする傾向が見られる今シーズン。先手を奪って試合を優位に進めていけるかがポイントとなりそうだ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:西川周作 DF:石原広教、ダニーロ・ボザ、マリウス・ホイブラーテン、長沼洋一 MF:渡邊凌磨、安居海渡 MF:金子拓郎、松本泰志、マテウス・サヴィオ FW:チアゴ・サンタナ 監督:マチェイ・スコルジャ 2025.04.13 11:35 Sun3
【J1注目プレビュー|第20節:浦和vs京都】ともに前節は快勝、早くも今季2度目の対戦はどちらに軍配?
【明治安田J1リーグ第20節】 2025年4月16日(水) 19:30キックオフ 浦和レッズ(10位/13pt) vs 京都サンガF.C.(2位/18pt) [埼玉スタジアム2002] <h3>◆ホーム5連戦がスタート。勢いづきたい【浦和レッズ】</h3> 前節のFC町田ゼルビアとの国立決戦では、セットプレーからのゴールもあり0-2で快勝。新国立競技場になってから初白星を記録した。 徐々に調子を上げているとも言える浦和。アウェイ戦でも今季初勝利を記録し、クリーンシートで上位相手に勝利と、ポジティブな材料が多い勝利だった。 これで3勝4分け3敗。星を五分に戻し、順位も真ん中の10位。ここからはホーム5連戦となるだけに、一気に加速していきたいのが本音だろう。 選手を入れ替えて臨んだ中、起用した選手の働きも十分。コンディション面では1日休みが少ない中で、ホームでしっかりと勝利を収めたい。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:西川周作 DF:石原広教、ダニーロ・ボザ、マリウス・ホイブラーテン、荻原拓也 MF:サミュエル・グスタフソン、安居海渡 MF:金子拓郎、松本泰志、マテウス・サヴィオ FW:松尾佑介 監督:マチェイ・スコルジャ <h3>◆ブラフではない2位【京都サンガF.C.】</h3> 開幕3試合勝利がなく、今シーズンも苦しい戦いを強いられるかと思われた京都だったが、その後にあれよあれよと勝ち点を積み重ね、気がつけば首位に勝ち点差「1」の2位につけている。 ここまで5勝3分け2敗の勝ち点18。川崎フロンターレやサンフレッチェ広島、鹿島アントラーズとしっかりと上位相手にも勝利を収めており、自信にして良い結果と言える。 前々節は鹿島に大逆転勝利を収めると、前節は湘南ベルマーレに完勝。ハードワークに留まらず、しっかりとチームとしてゴールに向かうベクトルを発揮している。 ラファエル・エリアスの好調ぶりに支えられている部分は存分にあるが、ピッチ上で強さを手にし、自信も手にしている京都。早くも今季2度目の対戦となるが、しっかりとアウェイで勝利を収めたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:太田岳志 DF:福田心之助、パトリック・ウィリアム、鈴木義宜、須貝英大 MF:川﨑颯太、福岡慎平、平戸太貴 FW:奥川雅也、ラファエル・エリアス、原大智 監督:曺貴裁 契約上の理由で出場不可:宮本優太 2025.04.16 13:30 Wed4
2戦連続上位を叩いた浦和が今季初の連勝、京都は6戦ぶり敗戦でクラブ史上初の首位浮上ならず【明治安田J1リーグ第20節】
明治安田J1リーグ第20節、浦和レッズvs京都サンガF.C.が16日に行われ、2-1で浦和が勝利した。 浦和のクラブ・ワールドカップ参戦により前倒しで開催された一戦。早くも2度目の対戦となる中、第2節で対戦した際には京都ペースの中、1-1のドローに終わっていた。 今季初の連勝を目指す浦和(10位/13pt)は前節、首位に立っていたFC町田ゼルビア戦を2-0で快勝。今季最高のパフォーマンスを見せた中、同様のスタメンで臨んだ。 一方、前節湘南ベルマーレに勝利して連勝とし、ここ5試合で4勝1分けと好調な京都(2位/18pt)は、勝利すればクラブ史上初の首位浮上となる中、浦和からレンタル移籍中の宮本が契約の問題で出場できず、パトリック・ウィリアムがセンターバックに入った。 やや京都が押し込む流れで立ち上がった中、15分に浦和がPKを獲得しかける。スルーパスでボックス左ポケットを突いた松尾のマイナスクロスを長沼がシュートに持ち込んだところ、須貝のタックルを受けて転倒。直後はPK判定となったものの、鈴木のハンドも含めてVARでPKはないと判定された。 それでも24分に浦和が先制する。マテウス・サヴィオがマイナスに入れた右CKを松尾がダイレクトでシュート。DFにブロックされたものの、ルーズボールを自ら蹴り込んだ。 松尾の2戦連発弾で試合を動かした浦和に対し、30分に京都が同点のビッグチャンス。原のバックヘッドでの逸らしをボックス中央のラファエル・エリアスが石原に競り勝ってプッシュ。しかしGK西川のファインセーブに阻まれた。 ハーフタイムにかけては浦和が主導権を握った中、1点のリードで前半を終えた。 迎えた後半、佐藤と米本に代えて福岡と福田を投入した京都は守勢の入りとなるも55分に追いつく。ボックス左ポケットを突いた奥川がマイナスにパス。須貝が触れたルーズボールをボックス中央のラファエル・エリアスが左足ダイレクトで蹴り込んだ。 追いつかれた浦和だったが、61分に勝ち越し。グスタフソンが安居とのワンツーで中央へ侵入、鋭い縦パスを入れると、ボックス中央から渡邊が左足でシュートを決めきった。 再びリードした浦和は渡邊と金子に代えて原口と松本を投入。対する京都は奥川に代えてマルコ・トゥーリオを投入した。 一進一退の攻防が続く中、80分に京都はラファエル・エリアスのヘディングシュートでゴールに迫ると、終盤にかけては押し込む展開としたが、集中した守備を続けた浦和が逃げ切り。2戦連続で上位チームを下し、今季初の連勝とした。 浦和レッズ 2-1 京都サンガF.C. 【浦和】 松尾佑介(前24) 渡邊凌磨(後16) 【京都】 ラファエル・エリアス(後10) 2025.04.16 21:28 Wed5