波に乗り切れずのレンジャーズが監督解任を決断…ビール体制は1年もたず

2023.10.02 09:10 Mon
Getty Images
レンジャーズは1日、マイケル・ビール監督(43)の解任を発表した。

2022年11月からチームを率いたビール監督。2021-22シーズン以来の優勝を目指す今季のスコティッシュプレミアシップではここまで4勝3敗の3位だが、宿敵である首位のセルティックに7ポイント差をつけられる。

チャンピオンズリーグでも予選敗退を強いられたなか、直近のリーグ戦でアバディーンに1-3で敗れると、その試合がビール体制終焉の決定打に。今後はスティーブン・デイビス氏による暫定体制陣が引き継ぐようだ。
ジョン・ベネット会長は「マイケルが昨年11月に監督としてクラブに復帰して以来、献身的に働いてくれたのを感謝する」とし、「新しい監督を探すプロセスはもう始まっている」と後任選定の動きを明らかにしている。

マイケル・ビールの関連記事

サウジ・プロ・リーグのアル・イテファクは20日、アシスタントコーチにマイケル・ビール氏(44)が就任することを発表した。 ビール氏はチェルシーやリバプールの下部組織で指導者を務めた他、クイーンズ・パーク・レンジャーズ(QPR)、レンジャーズ、サンダーランドでも監督を務めていた。 2018年6月から2021年 2024.11.21 13:05 Thu
サンダーランド行きが再燃するスタッド・ランスのウィル・スティル監督が、改めて母国への帰還希望を明言した。 今シーズンに入ってトニー・モウブレイ氏、マイケル・ビール氏と2人の指揮官を解任したチャンピオンシップ(イングランド2部)のサンダーランド。 現在、新指揮官を探すクラブはビール氏の招へい前にコンタクトを取 2024.02.21 22:37 Wed
サンダーランドは18日、マイケル・ビール氏(43)の新監督招へいを発表した。契約期間は2026年6月30日までの2年半となる。 今月4日にトニー・モウブレイ前監督を解任したチャンピオンシップ(イングランド2部)のサンダーランド。その後の暫定体制で9位から7位に順位を上げ、昇格プレーオフ圏内と3ポイント差に位置する 2023.12.19 05:30 Tue
レンジャーズは15日、新監督にフィリップ・クレメント氏(49)を迎えることを発表した。 契約期間は3年半。すでにグラスゴーに到着しており、労働許可証が発行され次第、指揮を執る。 レンジャーズは1日、2022年11月からチームを率いたマイケル・ビール監督(43)を解任。宿敵・セルティックを追走すべく、ベルギー 2023.10.15 21:15 Sun
レンジャーズ次期指揮官候補からフランク・ランパード氏(45)が外れたようだ。 マイケル・ビール前監督を解任し、後任が注目されるレンジャーズ。その候補に横浜F・マリノスのケヴィン・マスカット監督(50)や、元モナコ監督のフィリップ・クレマン氏(49)が浮かぶなか、昨季後半戦のチェルシーを暫定的に指揮して以降、フリー 2023.10.07 15:50 Sat

レンジャーズの関連記事

レアル・マドリーでアシスタントコーチを務めるダビデ・アンチェロッティ氏(35)にレンジャーズがオファーを掲示しているようだ。 スコットランド屈指の名門は今年2月末にフィリップ・クレメント前監督を解任。以降は元キャプテンのバリー・ファーガソン氏を暫定指揮官に据えて、シーズン残りを戦っている。 この間に新シーズ 2025.05.13 16:04 Tue
セルティックは4日、スコティッシュ・プレミアシップ第35節でレンジャーズとのアウェイゲームに臨み、1-1で引き分けた。FW前田大然とMF旗手怜央はフル出場した。 前節、前田の2アシストの活躍などでダンディー・ユナイテッドに快勝しリーグ4連覇を達成したセルティック。王者として臨んだ初のリーグ戦では宿敵レンジャーズと 2025.05.04 22:06 Sun
レンジャーズがクラブの買収について交渉していることを認めたという。イギリス『BBC』が伝えた。 セルティックと共にスコットランド・サッカーを牽引するレンジャーズ。スコットランド1部では55回の優勝を誇り、スコティッシュカップも34回、スコティッシュ・リーグカップでも28回の優勝を誇る。 長年のライバル関係に 2025.04.24 18:40 Thu
ヨーロッパリーグ(EL)の準々決勝2ndレグ、アスレティック・ビルバオvsレンジャーズが17日にサン・マメスで行われ、ホームのアスレティックが2-0で勝利。この結果、2戦合計2-0としたアスレティックの準決勝進出が決まった。 アイブロックス・スタジアムで行われた1stレグは、アウェイのアスレティックが数的優位とP 2025.04.18 06:00 Fri

記事をさがす

レンジャーズの人気記事ランキング

1

スコットランドの名門・レンジャーズが買収交渉を認める…田中碧が所属するリーズのオーナー「49ersエンタープライズ」が名乗り

レンジャーズがクラブの買収について交渉していることを認めたという。イギリス『BBC』が伝えた。 セルティックと共にスコットランド・サッカーを牽引するレンジャーズ。スコットランド1部では55回の優勝を誇り、スコティッシュカップも34回、スコティッシュ・リーグカップでも28回の優勝を誇る。 長年のライバル関係にあるセルティックとは、宗教上の派閥や民族的な対立などもあり、世界でも有数のダービーとされる一方で、2012年にはクラブが経営破綻に陥る悲劇を迎えることに。それでも4部から復活を遂げ、2020-21シーズンは再び優勝を果たしている。 近年はセルティックの前にタイトルから遠ざかっているレンジャーズだが、サンフランシスコ・フォーティナイナーズを含むアメリカの投資家らと交渉を行っていると共同声明で認めた。 「レンジャーズとその既存の支配株主は、コンソーシアムの2人の主要メンバーであるアンドリュー・カベナ氏と49ersエンタープライズ・グローバル・フットボール・グループと、コンソーシアムがクラブの支配権を取得し、追加資本を注入する可能性について建設的な話し合いを行っている」 「これらの議論は、レンジャーズFCの長期的な方向性、野心、経営の重要性についての共通の認識を反映している」 レンジャーズの買収に動いている「49ersエンタープライズ」は、2023年7月にリーズ・ユナイテッドを1億7000万ポンド(約321億8000万円)で買収。また、23日にはエバートンのフットボールディレクターであるケビン・セルウェル氏をスポーツディレクター(SD)に任命していた。 2025.04.24 18:40 Thu
2

人種差別発言が疑われたスラビア・プラハが逆襲、レンジャーズのラフプレーや試合後の暴力行為を報告

試合中の選手による人種差別発言が疑われているスラビア・プラハが、完全に否定する声明を発表した。 事件が起きたのは、18日に行われたヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・2ndレグのレンジャーズvsスラビア・プラハの一戦。レンジャーズのMFグレン・カマラが被害を受けたとされている。 試合終盤に口を隠しながらスラビア・プラハのDFオンドレイ・クデラが何かを発言すると、カマラが激昂。他の選手たちも同調し、一触即発状態となっていた。 試合後には、レンジャーズのスティーブン・ジェラード監督もこの行為に苦言を呈し、許されるべきではないと糾弾していたが、スラビア・プラハはその事実がないことを真っ向から否定。さらに、スラビア・プラハの選手が被害を受けていることを明かした。 「スラビアはチームのキャプテンである、オンドレイ・クデラが人種差別的な行動をとったという非難について、断固として否定します」 「我々のクラブの創設者は、白い色が『スポーツの理念の純粋さと、ライバルが敵ではなく、リスペクトできる相手である』ということを意味するクラブのクレストを与えてくれました」 「今日、スラビアは対戦相手への敬意と、全ての人々と文化の相互リスペクトに基づいた国際的なクラブです」 また、クデラはその場面で相手選手に「このクソ野郎」と言ったことは認めているが、人種差別的な発言はしていないと否定。むしろ、レンジャーズのラフプレーの数々で選手たちが傷ついていると逆襲に出ている。 「残忍なファウルの後、オンドレイ・クデラはレンジャーズの選手の1人に話しかけています。クデラは、『僕は彼に“このクソ野郎”と言った。感情に任せて言ったが、その言葉に人種差別的なものがあったことは完全に否定する」と語っています」 「スラビアの選手は、かつてないほどの悪質な相手のプレーに直面しました。このようなプレーは、ヨーロッパの大会の近代史において、どの試合でも経験したことはありません」 「多くの残忍なタックルで選手たちは負傷しました。GKのオンドレイ・コラージュは、頭を10針も縫うケガで病院へ運ばれました」 「試合終了後、チームはドレッシングルームに入ることはできませんでした。オンドレイ・クデラは、レンジャーズのスティーブン・ジェラード監督が事件を見たとき、カマラに襲われ、頭を拳で殴られていました。事件現場に居合わせたUEFAの関係者でさえ、この行動にはショックを受けていました」 2021.03.19 20:10 Fri
3

無敗優勝レンジャーズ、指揮官ジェラード「選手たちのことが非常に誇らしい」

レンジャーズを率いるスティーブン・ジェラード監督が無敗優勝を誇った。 スコティッシュ・プレミアリーグ第31節のダンディー・ユナイテッド戦を0-0で引き分け、10シーズンぶり55回目の優勝を決めたレンジャーズ。15日に最終節が行われ、アバディーンと対戦した。 試合はレンジャーズ優勢のペースで進み、元イングランド代表FWFWジャーメイン・デフォーがゴールを挙げるなど、4-0で快勝。見事に今季を28勝5分けの無敗優勝で締めくくった。 2016-17シーズンのブレンダン・ロジャーズ氏が率いるセルティック以来の偉業を成し遂げたジェラード監督はクラブ公式チャンネルのインタビューで喜びの心境を語っている。 「選手たちのことが非常に誇らしい。彼らはプレシーズンの初日から本当にセンセーショナルだった」 「今後、数日から数週間のうちに今季を分析したり、振り返るだろう。今季の選手たちが残したクリーンシート、勝ち点、そして個々の数字は素晴らしいものだった」 「常に順風満帆というわけじゃなく、苦悩や挫折もあったが、それらから学び、成長して、前に進む限り、成し遂げられると信じている。決して信念を失ったりなんてしない」 2021.05.16 08:45 Sun
4

エバートン、レンジャーズから逸材SBパターソン獲得! コールマンの後継者候補に

エバートンは4日、レンジャーズからスコットランド代表DFネイサン・パターソン(20)を完全移籍で獲得したことを発表した。背番号は「3」に決定。契約期間は2027年6月30日までの5年半となる。 なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によると、エバートンはパターソンの移籍金として1200万ポンド(約18億9000万円)+ボーナス400万ポンド(約6億3000万円)を支払うことになるという。 エバートンへのステップアップを果たした20歳の若武者はクラブ公式チャンネルのインタビューを通じて、新天地での意気込みを口にしている。 「エバートンと契約できて心から嬉しいし、ここでの新たなスタートががとても楽しみだよ」 「契約を決断するのは簡単なことだったよ。大きな歴史を持つ巨大なクラブであり、ファンは本当に素晴らしい。もちろん、今はまだ自分たちが望むような場所にはいないけど、ここにいるプレーヤーやスタッフの能力があれば、間違いなくそこにたどり着くことができると思っているよ」 「監督が本当に僕を必要としてくれていることが分かり、決断することができた。クラブが本当に自分を必要としてくれているのなら、早い段階で決心することができるものさ」 「長期的には、スタートのポジションを確保し、トロフィーを獲得してファンの誇りになりたいね」 「前向きな仕掛けと共に、運動量、意欲、そして強いチャレンジ精神を見せたい」 「僕は攻撃的なサイドバックで、前に出て、チームに貢献するためにチャンスを作るのが好きなんだ」 8歳からレンジャーズのアカデミーに在籍していたパターソンは、2020年1月にトップチームデビュー。昨シーズンの最終盤はキャプテンのイングランド人DFジェームズ・タヴェルニエの負傷離脱を受け、数試合に出場してスコティッシュ・プレミアリーグ無敗優勝に貢献。迎えた今シーズンは再びタヴェルニエのバックアップを担い、公式戦11試合に出場していた。 また、昨年6月にデビューを飾ったスコットランド代表では先のユーロ2020にも出場するなど、右サイドバックの主力に定着し始めている。 185cmの恵まれた体躯に加え、高いアスリート能力と足元の技術を併せ持つバーティカルな右サイドバックは、攻守両面で粗削りなところも見受けられるが、大きな伸びしろを感じさせる大器だ。 エバートンは今冬の移籍市場で左サイドバックにウクライナ代表DFビタリー・マイコレンコを補強。さらに、キャプテンを務めるアイルランド代表DFシェイマス・コールマンの将来的な後釜を探していた中、今後のスコットランド代表の主力を担う逸材確保に成功した。 2022.01.05 01:11 Wed
5

レンジャーズがアタランタFWラマースを完全移籍で獲得

レンジャーズは15日、アタランタからオランダ人FWサム・ラマース(26)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月30日までの4年となる。 母国屈指の名門PSVでプロキャリアをスタートしたラマースは、ヘーレンフェーンへの武者修行を経て2020年9月にアタランタへ完全移籍。ただ、アスリート能力に優れる191cmの大型ストライカーは、セリエA屈指の強豪でポジションを得られず、昨季はフランクフルト、今季は前半戦はエンポリ、後半戦はサンプドリアへ武者修行に出ていた。 今季はセリエAで33試合に出場したが、2ゴール2アシストの数字にとどまっていた。 2023.06.16 06:15 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly