サウジ移籍でヘンダーソンに批判集中も…ロジャーズ監督はかつての教え子を擁護「彼らの人生だ」

2023.09.07 18:05 Thu
Getty Images
セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、かつての教え子であるイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンを擁護した。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。

これまでリバプールのキャプテンとして多くのタイトルを獲得しただけでなく、ピッチ外ではLGBTQ+の地位向上を訴え、多くの人々から高い支持を受けてきたヘンダーソン。しかし、今夏の移籍市場ではサウジ・プロ・リーグのアル・イテファク行きを熱望し、7月に移籍が正式発表された。

新天地で受け取る週給が70万ポンド(約1億3000万円)以上と報じられたこともあり、ヘンダーソンへの批判は激化。サウジアラビアがLGBTQ+を弾圧する国であると知りながら大金に誘惑されたとして、失意の声は広がり続けている。
ヘンダーソン自身はイギリス『The Athletic』のインタビューで「報じられた週給は事実ではない」「僕の考え方や価値観は分かっているはず」と反論。それでも、国内外問わずイングランド代表MFへの批判はとどまるところを知らない状況となっている。

こうした教え子の苦境に対して、擁護の声を上げたのがかつてリバプールで同選手を指導したロジャーズ監督だ。イギリス『talkSPORT』に出演した指揮官は、フットボーラーとして適切な判断を下したと主張。無責任な批判に対しては、憤りも示している。
「これはフットボーラーとしての仕事であり、彼らの人生なんだ。彼らは自分たちにとって、最善と判断した決断を下す必要がある。最近では、世界中に人を裁く道徳担当官がたくさんいるようだがね」

「私はジョーダンのことをよく知っている。そして、彼がリバプールに対して抱いていた愛情も知っている。彼のキャリアはおそらく、もうチームシートの先発リストに名が載らない段階にあったのだろう。そして、彼は32歳にして完全にすべてを勝ち取っていた」

「だから、彼は別の挑戦を望んだのだ。だが、(リバプールへの)敬意から、プレミアリーグの別のクラブに移るのは適切でないと感じたはずだ。だからこそ、海外に出て新たな挑戦をすることは明らかに理にかなっていた」

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リバプールのレジェンドGKローレンス氏が77歳で死去

▽リバプールのレジェンドGKであるトミー・ローレンス氏が10日、77歳で死去した。 ▽1957年10月に17歳でリバプールとプロ契約を結んだローレンス氏は、トップリーグで2度の優勝、FAカップで1度の優勝に貢献。名将ビル・シャンクリー体制となって低迷期からの脱却を図っていた時代のリバプールを支えた守護神だった。 ▽リバプールでは1971年に退団するまで公式戦390試合に出場した。 2018.01.11 01:00 Thu
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リバプールでスタメン定着のジョタ、チームメイトとの連携にも自信「フロント4として多くの目標を達成できる」

リバプールのポルトガル代表FWジオゴ・ジョタが、スタメンとしてプレーする喜びを語った。イギリス『リバプール・エコー』が伝えている。 昨夏ウォルバーハンプトンからリバプールへ加入したジョタは、瞬く間にユルゲン・クロップ監督のチームにフィットすると、公式戦30試合13ゴール1アシストをマークして、チームの主軸の一角を占める存在になった。 今シーズンもプレミアリーグ7試合中6試合、チャンピオンズリーグ(CL)では2試合ともスタメン出場を果たしており、絶対的とされていたブラジル代表FWロベルト・フィルミノからスタメンの座を完全に奪いつつある。 インタビューに応じたジョタは、3トップを組むエジプト代表FWモハメド・サラー、セネガル代表FWサディオ・マネとの関係性に言及。まだ改善の余地はあるとしつつ、フィルミノを含めた4人で多くの目標を成し遂げられると自信を見せた。 「彼らはワールドクラスの選手だ。一緒にプレーして、結果を得られているのはとても嬉しい。でも、僕たちはまだフィールドでのつながりを発展できると考えているよ。改善はできると思う。ゲーム時間が増えるとともに進歩して、さまざまな対戦相手に向き合えるはずだ」 「うまくいけば、ボビー・フィルミノも含めたフロント4として、今シーズンは多くの目標を達成できると思う」 また、ジョタは今シーズンから新型コロナウイルス(COVID-19)感染防止対策の規制が撤廃され、満員のアンフィールドが戻ってきたことに言及。ほぼすべての試合が無観客だった昨季と違い、スタジアムで手厚いサポートを受けられていることを喜んだ。 「アウェイの選手としてアンフィールドでプレーするのがどれほど大変だったか、よく覚えているよ。そして昨季は今シーズンのように、満員のスタジアムでファンに応援されながらプレーすることができなかった」 「昨季はサポートがまるでなかったから、今シーズンは別のクラブでプレーしているかのように感じている。そして改めて、ファンは僕たちにとって非常に重要な存在だと信じるようになったよ」 2021.10.06 11:54 Wed

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