無所属リンガードのウェストハム復帰は既定路線、焦らずコンディション調整中

2023.09.05 17:40 Tue
Getty Images
ウェストハムが元イングランド代表MFジェシー・リンガード(30)との契約に近づいているようだ。

昨夏に加入したノッティンガム・フォレストを1年で退団することとなったリンガード。イングランド代表として通算32キャップを誇る元マンチェスター・ユナイテッドのムービングアタッカーは現在も無所属の状態が続いている。

ただ、8月中旬からウェストハムに練習参加していることが明らかになり、首脳陣もフリー獲得を検討中と明言。リンガードにとってはユナイテッド時代に半年レンタルで在籍した古巣であり、公式戦16試合の出場で9ゴール5アシストを叩き出した当時、ウェストハムファンから絶大な人気を博していた。
ウェストハムは現在に至るまで契約オファーを出していないものの、アシスタントコーチのケビン・ノーラン氏は8月末、「数週間かけてフィットネスを評価する」と語っており、昨季終盤にフォレストでほとんど出番がなかったリンガードのコンディション回復をゆっくり待つ意向を示していた。

イギリス『フットボール・インサイダー』によると、ウェストハムはやはり現在もリンガードへの短期契約オファーを検討中とのこと。プレミアリーグ開幕4試合で3勝1分けと好スタートを切ったチームに、デイビッド・モイーズ監督のサッカーと相性抜群の30歳が再加入する可能性は高そうだ。

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「長年間違っていた」「永遠にそうは呼べない」菅原由勢も登場、プレミアの選手&監督18名が名前の発音をレクチャー! 海外でも衝撃の発音が発覚し話題に

2024-25シーズンが開幕したプレミアリーグ。外国籍の選手たちの名前の発音を集めた動画が話題を呼んでいる。 前人未到の5連覇を目指すマンチェスター・シティの牙城をどのクラブが崩すのかが注目されるプレミアリーグ。2年連続2位のアーセナルや、新体制に変わったリバプール、復権を誓うマンチェスター・ユナイテッドやチェルシーなどが鎬を削っていく。 日本人選手もアーセナルのDF冨安健洋、リバプールのMF遠藤航、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのMF三笘薫、クリスタル・パレスのMF鎌田大地、そしてサウサンプトンのMF菅原由勢と5人がプレーすることとなる。 そんな中、プレミアリーグを放送する『TNT Sports』が1本の動画をアップ。選手や監督がが自身の名前の発音を示している動画だ。登場したのは以下の18名だ。 アーリング・ハーランド(マンチェスター・シティ) ブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド) ショーン・ダイチ監督(エバートン) トマシュ・ソウチェク(ウェストハム) ジョシュア・ザークツィー(マンチェスター・ユナイテッド) トシン・アダラバイヨ(チェルシー) アルネ・スロット監督(リバプール) バウト・ファエス(レスター・シティ) リッカルド・カラフィオーリ(アーセナル) ヴラディミール・ツォウファル(ウェストハム) イリマン・エンディアイエ(エバートン) ニクラス・フュルクルク(ウェストハム) ベン・ブレレトン・ディアス(サウサンプトン) マルク・ギウ(チェルシー) ヌーノ・エスピリト・サント監督(ウォルバーハンプトン) 菅原由勢(サウサンプトン) ティム・イローグブナム(エバートン) ステフィー・マヴィディディ(レスター・シティ) 発音が難しいと思われる選手たちも登場。海外のファンたちも発音に驚く人が続出している。 まずはハーランド。違和感がなく感じられるが、ノルウェー人のファンからすると「エルリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)」という発音に関して「3つともそんな発音はしない」とのこと。 続いてブルーノ・フェルナンデス。本人は「ブルーノ・フェルナンジ」と発音。「Bruno Fernandes」という綴りだが、ブラジル系のポルトガル語だと「フェルナンジス」ということもあるようで、そちらに近いのかもしれないが、違和感を覚える人が多く、「永遠にそう呼ぶのは不可能だ」と理解はされにくいようだ。 ショーン・ダイチ監督は「Sean Dyche」という綴り。「ダイシ」「ダイシュ」と思っていた人も多いようで、「間違えて発音していたのがショーン・ダイチだとは思わなかった」、「その発音は無理だ」、「長年間違っていたことが分かったのは良かった」と驚きの声が上がっている。 その他は、想定できる発音だったが、難しいのはティム・イローグブナム。「Tim Iroegbunam」という綴りだが、本人の発音を聞く限り「ティム・イロビューナム」と書くのが正しいように聞こえる。 外国籍選手の発音は多くの選手で話題となり、キリアン・ムバッペやジョシュア・キミッヒなど例を挙げるとキリがない状況。ただ、選手がこだわっていることも多く、キミッヒは「ヨシュア」は絶対にないと発言し、「ヨズア」が正しく、「ジョシュア」ならOKだと語るほど。正しい発音を知っていくことも楽しみの1つとなりそうだ。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> <span class="paragraph-title">【動画】本人の声にも注目! 選手や監督が名前の発音をレクチャー! 海外でも驚きの発音が…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"><a href="https://t.co/mMYWq5usvL">pic.twitter.com/mMYWq5usvL</a></p>&mdash; Football on TNT Sports (@footballontnt) <a href="https://twitter.com/footballontnt/status/1826216338165027286?ref_src=twsrc%5Etfw">August 21, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> 2024.08.22 23:45 Thu
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イングランド代表招集歴もあるDFが27歳で代表キャリアスタートか? ワン=ビサカがDRコンゴ代表に初招集

ウェストハムのDFアーロン・ワン=ビサカ(27)が、DRコンゴ代表に初招集された。 ロンドン生まれのワン=ビサカは、クリスタル・パレスの下部組織で育ち2018年1月にファーストチームに昇格。2019年7月にはマンチェスター・ユナイテッドへと移籍し、右サイドバックとして活躍した。 今シーズンからウェストハムに完全移籍。ユナイテッドでは出番が減っていた中、プレミアリーグで33試合に出場し2ゴール3アシストを記録。FAカップ、カラバオカップ(EFLカップ)でも1試合ずつ出場した。 そのワン=ビサカだが、これまでは世代別のイングランド代表とDRコンゴ代表の経験はあった中、初めてA代表に選出。DRコンゴ代表に招集された。 2019年9月にガレス・サウスゲイト監督の下、イングランド代表に招集を受けたが、背中の負傷もあり離脱。試合に出場しないまま、その後はお声がかからなかった。 DRコンゴ代表は6月5日にマリ代表、同8日にマダガスカル代表と親善試合を戦う。今年12月に予定されている2026年北中米ワールドカップ予選と、アフリカ・ネーションズカップに向けた準備であり、DRコンゴ代表にとっては大きな戦力になると期待されている。 1974年にザイール時代にW杯に出場しているが、DRコンゴとしては出場停止ない状況。現在6試合を終えてセネガル代表に勝ち点差1をつけた首位に立っている。 2025.05.10 21:25 Sat
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【2023-24 プレミアリーグ前半戦ベストイレブン】首位リバプールと奮闘スパーズから最多3選手を選出

2023-24シーズンのプレミアリーグが前半戦が終了しました。そこで本稿では今シーズンの前半戦ベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 ◆プレミアリーグ前半戦ベストイレブン GK:ヴィカーリオ DF:アレクサンダー=アーノルド、サリバ、ファン・ダイク、ペドロ・ポロ MF:ドウグラス・ルイス、ロドリ、ライス FW:サラー、ボーウェン、ソン・フンミン GK グリエルモ・ヴィカーリオ(27歳/トッテナム) 出場試合数:19(先発:19)/失点数:28 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231227_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 初挑戦の舞台で躍動。リーグ屈指の守護神ロリスの後釜としてセリエAのプロヴィンチャであるエンポリから加入したイタリア代表GK。昨季の欧州5大リーグで最多セーブ数を記録した実力者ではあるものの、プレミアリーグではほぼ無名の存在だけに開幕前には懐疑的な見方も少なくなかった。しかし、開幕からハイライン・ハイプレスを志向する新指揮官の下で大きな変貌を遂げた新生スパーズの新守護神として躍動。前評判通りの傑出したシュートストップに加え、リーグ初挑戦のGKが苦戦するセットプレー対応にも順応。失点数やクリーンシート数を鑑みればリバプール守護神アリソンが優れているが、サイドバック4人が並ぶ急造ディフェンスラインでの戦いが続いたチーム事情、チェルシー戦で見せたスイーパーGKとしての圧巻のパフォーマンスを考慮してベストに選出した。 DF アレクサンダー=アーノルド(25歳/リバプール) 出場試合数:17(先発:16)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231227_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> サイドバック、セントラルMF兼任でさらなる進化。昨季後半から偽SBとしてプレーしてきたなか、今季は引き続き偽SBとしてプレーしつつ、イングランド代表でもプレーするセントラルMFとしてもプレー。ここまで3アシストと例年に比べてアシストのペースは落ちているものの、ビルドアップ、ロングカウンターの起点、多くのキーパスなどチャンスメーカー、オーガナイザーとして抜群の存在感を放つ。また、フルアム戦での劇的決勝ゴール、マンチェスター・シティ戦でチームを敗戦から救うゴールと勝負強い活躍も光った。課題の守備に関しても時おり集中力の欠如は見受けられるが、対人の強度や判断面で成長の兆しを見せる。 DF ウィリアム・サリバ(22歳/アーセナル) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231227_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 攻守両面で昨季以上の安定感。母国での武者修行を終えた昨季に圧巻のパフォーマンスでガナーズの2位フィニッシュに貢献した若武者は、今季の前半戦でフル稼働。22歳という若さを全く感じさせない余裕を持った守備対応で各クラブの一線級のアタッカーを封殺。また、痺れるビッグマッチにおいては傑出した集中力をみせ、1-1のドローに終わったリバプール戦では今季のハイライトというべきハイパフォーマンスを披露した。 DF ヴィルヒル・ファン・ダイク(32歳/リバプール) 出場試合数:17(先発:17)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231227_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 完全復活でリーグ最少失点の堅守を牽引。2020–21シーズンに重傷を負って以降は、対人対応の部分で衰えを指摘される声も挙がっていたが、今季はフィジカル面で全盛期に近いコンディションを取り戻した結果、再び世界最高峰のセンターバックに返り咲いた。シーズン序盤はロバートソンの離脱に中盤のフィルター能力の低下によって、無理を強いられる場面も少なくなかったが、圧倒的なフィジカルとプレーリードによってピンチの芽を積み続けた。新キャプテンとしてのリーダーシップや持ち味であるビルドアップ、セットプレー時のターゲット役としての存在感も抜群だった。 DF ペドロ・ポロ(24歳/トッテナム) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231227_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新指揮官の下で攻守両面で急成長。言うまでもなく本職は右サイドだが、サイドバックとしての傑出したパフォーマンスを評価し、同僚ウドジェやアストン・ビラDFディーニュ、フルアムDFロビンソンらを外してスペイン代表DFを選出。スポルティングCP、昨季スパーズではウイングバックを主戦場としており、昨季のパフォーマンスから判断すれば、守備面においてプレミアリーグのサイドバックとしてプレーするのは厳しいかに思われたが、その下馬評を覆す前半戦となった。課題の守備では対人対応で力強さ、クロス対応での的確な絞りなど著しい改善をみせ、持ち味の攻撃面ではポステコグルー監督がサイドバックに求めるマルチタスクを難なくこなし、6アシストを記録するなど縦横無尽のプレーで経由点、チャンスメーカーとして機能。消耗激しいスタイルにおいて開幕戦を除きフル稼働のタフさも好評価。 MF ドウグラス・ルイス(25歳/アストン・ビラ) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231227_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進アストン・ビラの心臓。中盤ではマンチェスター・シティMFベルナルド・シウバの活躍も素晴らしかったが、3位に大躍進したアストン・ビラのベストプレーヤーを選出した。強度の高い守備、優れた戦術眼、高精度の右足のキックと攻守両面でハイクオリティを誇るプレミアリーグ屈指の万能型MFは、ハイライン・ハイインテンシティを志向するエメリ率いるチームにおいて最も替えが利かない選手だ。とりわけ、攻撃面ではボールのオン・オフに関わらず、効果的なプレー選択で局面を打開し、多くの決定機に関与。また、リーグ屈指のプレースキッカーとして5ゴール3アシストを記録。今冬の移籍市場では優勝を争う古巣シティ、アーセナルからの関心が強まっているが、後半戦もアストン・ビラの躍進に貢献してほしいところだ。 MF ロドリ(27歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:15(先発:15)/得点数:3 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231227_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 不在で示す大きな存在感。今季前半戦で3敗を喫したマンチェスター・シティだが、そのすべてでスペイン代表MFが不在だったという事実は偶然ではない。中盤の底でフィルター役、配球役を完璧にこなすシティズンズの司令塔はどんな状況においてもプレー判断を誤る場面は皆無で、常に適切なプレーでチームを機能させる。偽CBの採用やMFコバチッチ、MFマテウス・ヌネスの新加入組の存在もあり、今季の中盤は試合ごとにかなり流動的だが、バランサーとして驚異的な能力を発揮する27歳MFが最終的にうまくまとめている印象だ。そういった司令塔としての役割に加え、3ゴール2アシストと勝敗に直結する仕事も果たすスーパーな活躍ぶりだった。 MF デクラン・ライス(24歳/アーセナル) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:3 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231227_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 期待以上の活躍。昨夏、マンチェスター・シティとの競合の末にアーセナルがイギリス人史上最高額で獲得した万能型MFは、その高額な移籍金を早くもお値打ち価格と感じさせる活躍を見せた。アンカーと左インサイドハーフでの併用となったなか、前半戦は全試合にスタメン出場。前所属ウェストハムと大きく異なるスタイルにビルドアップや攻撃への絡みの部分でやや苦戦したものの、持ち味である傑出したデュエル、危機察知能力を遺憾なく発揮。2センターバックと共にリーグ2位の堅守を支えている。さらに、攻撃面ではここまで3ゴールを挙げているが、そのうちの2つはマンチェスター・ユナイテッド、ルートン・タウン相手に後半アディショナルタイムに決めた決勝点。もうひとつは敗色濃厚のチェルシー戦で奪った反撃の狼煙を上げるゴールと、見事な勝負強さを発揮している。また、新加入ながら若手主体のスカッドにおいて早くもリーダーシップを発揮している点も評価したい。 FW モハメド・サラー(31歳/リバプール) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:12 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231227_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。得点ランキング2位の12ゴールに加え、アシストランキングトップの7アシストを記録。刷新の中盤、ロバートソンの不在、負傷などの影響でメンバーを固定し切れない前線とここ数シーズンに比べてチーム全体のチャンスメークの質はやや落ちているが、毎試合のように相手の徹底監視にあう中でのハイレベルの安定感はさすがの一言だ。 FW ジャロッド・ボーウェン(27歳/ウェストハム) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231227_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アントニオ不在でCFでも奮闘。前線では得点ランキングトップのマンチェスター・シティFWハーランド、スコアポイント上位のアストン・ビラFWワトキンスも捨てがたいが、本職の右ウイングとセンターフォワードで奮闘したハマーズのエースを選出した。2020-21シーズンからハマーズの主力アタッカーとして活躍するレフティーだが、これまでのキャリアハイは2021–22シーズンの12ゴール。そういったなか、今季は前半戦で11ゴールとキャリアハイ更新は確実だ。内弁慶の印象があるハマーズにおいて今季は開幕からアウェイ7試合連続ゴールを記録した点は高評価に値し、堅守速攻のスタイルにおいて個人としてシュート数が決して多くないなかでの11ゴールという決定力は驚異的だ。現在は主力アントニオの離脱でセンターフォワードでのプレーが増加しているが、コンバート後に4ゴールを挙げている。 FW ソン・フンミン(31歳/トッテナム) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:11 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20231227_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生スパーズを率いる頼れるキャプテン。昨季の微妙なパフォーマンスに加え、プレミアリーグ最高のアタッキングデュオを形成したケインの移籍で開幕前は苦戦も指摘された一昨季のリーグ得点王。しかし、蓋を開けてみれば、ここまで11ゴール5アシストと見事な数字を残している。昨季終了後のスポーツ・ヘルニアの手術を経て今季初ゴールまでに4試合を要したが、その4戦目のバーンリー戦でハットトリックを達成すると、以降は量産体制に。新相棒マディソンの負傷離脱を含め、負傷者続出の厳しいチーム事情においてMFクルゼフスキと共にフル稼働で攻撃を牽引した。アーセナル、リバプール、マンチェスター・シティとビッグマッチでの重要なゴールに加え、新指揮官と選手の繋ぎ役、チームメイトに常に寄り添うリーダーとしての振る舞いも素晴らしかった。。 2024.01.03 22:02 Wed

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