京都が札幌から韓国代表GKク・ソンユンを期限付き移籍で獲得…「京都で1試合でも多く試合に出場して、また成長できるように」

2023.07.25 16:29 Tue
©︎J.LEAGUE
京都サンガF.C.は25日、北海道コンサドーレ札幌から韓国代表GKク・ソンユン(29)を期限付き移籍で獲得したことを発表した。背番号は「94」に決定。期限付き移籍期間は、2023年12月31日までとなる。

なお契約により、この期間に行われる札幌との全ての公式戦には出場できない。

ク・ソンユンは2012年に来日してセレッソ大阪U-18に入団後、2013年にトップチーム昇格。2015年に札幌入り。その札幌で加入初年度から出番を掴み、在籍6年間でリーグ戦通算167試合に出場。
その後、2020年途中に兵役を見越して母国クラブの大邱FCに移籍。2021年2月からレンタルという形で軍隊チームの金泉尚武FCに加わり、兵役義務終了に伴って除隊。さらに、保有元の大邱と双方合意で契約解除。昨年10月に翌シーズンからの札幌復帰が決定した。

復帰1年目となった今シーズンは明治安田生命J1リーグで8試合、JリーグYBCルヴァンカップで3試合に出場。ただ、5月初旬から正GKの座をベテランGK菅野孝憲に奪われる形で出場機会が減っていた。
今回、出場機会を求める形で京都行きを決断したク・ソンユンは両クラブの公式サイトを通じて以下のコメントを残している。

◆京都サンガF.C.
「皆さん、こんにちは!北海道コンサドーレ札幌からきました、ク・ソンユンです。途中合流ですが、一日でも早くチームの雰囲気に慣れ、毎試合ポジティブな結果を出せるように頑張っていきます。熱い応援宜しくお願いいたします」

◆北海道コンサドーレ札幌
「この度、京都サンガF.C.に期限付き移籍する事になりました。シーズン途中に移籍することを申し訳なく思ってます。リーグ戦や天皇杯、ルヴァンカップもいい流れできているのでタイトルを取れる様に応援しています。僕も京都で1試合でも多く試合に出場して、また成長できるように頑張ってきます」

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16年ぶりJ1の東京V、京都から“緑の血”が流れるFW木村勇大を期限付き移籍で獲得「アカデミーのDNAを持ち続けています!」

東京ヴェルディは28日、京都サンガF.C.のFW木村勇大(22)が期限付き移籍で加入することを発表した。 移籍期間は2025年1月31日までとなり、京都との公式戦には出場できない。 木村は東京ヴェルディジュニアで育ち、その後ヴィッセル神戸の下部組織に加入しU-12、U-15と昇格。大阪桐蔭高校、関西学院大学へと進学し、2021年に京都に加入した。 今シーズン途中にはツエーゲン金沢へ育成型期限付き移籍。金沢では明治安田生命J2リーグで10試合1得点を記録。京都では、明治安田生命J1リーグで7試合、YBCルヴァンカップで5試合、天皇杯で1試合に出場していた。 東京Vは京都からMF山田楓喜も期限付き移籍で獲得しており、今冬2人目の京都からの補強となる。 木村は両クラブを通じてコメントしている。 ◆東京ヴェルディ 「京都サンガF.C.から加入しました木村勇大です。ヴェルディジュニアに所属していた自分にとっては、『初めまして』ではなく『ただいま』といった感情が強いです!」 「毎日のようによみうりランドに通ってボールを蹴っていたことは昨日のことのように思い出せますし、ヴェルディを離れて10年ちょっと経ちましたが、アカデミーのDNAを持ち続けています!」 「小さいころ毎週のように通っていた味の素スタジアムで今度は自分が選手としてピッチに立ち、大声で歌っていたチャントを聴けると思うとワクワクが止まりません!」 「昇格を果たし、16年ぶりにいるべき場所に戻ってきたヴェルディに舞い戻り、緑のユニフォームに再び袖を通せることが本当にうれしく誇りに思います」 「必ずヴェルディの力になり良い結果を残せるよう、緑のハートをたぎらせて戦います!熱い声援をよろしくお願いします!」 ◆京都サンガF.C. 「自分のことを応援してくれる、期待してくれているファン、サポーターの方々のために、活躍する姿を届けられるよう頑張ります!」 2023.12.28 11:40 Thu
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19位京都に元U-20ブラジル代表ストライカーが加入! FWラファエル・エリアスがクルゼイロから期限付き移籍

京都サンガF.C.は24日、ブラジル人FWラファエル・エリアス(25)のクルゼイロECからの期限付き移籍加入を発表した。今後のメディカルチェックを経て正式契約を結び、期限付き移籍期間は2024年12月31日までとなる。 エリアスはブラジル出身のレフティで、U-20ブラジル代表でもプレーした経歴の持ち主。2018年にパウメイラスでファーストチームデビューを果たすと、その後はブラジル国内の複数クラブやUAEのバニーヤースSCへのレンタル移籍を繰り返し、2023年7月にクルゼイロへ完全移籍した。 今シーズンはカンピオナート・ブラジレイロ・セリエAで5試合1得点の成績を残しており、全公式戦では17試合7ゴールを記録。京都は「パワフルな突破を持ち味とするブラジル人ストライカー。左足でのパンチのあるシュートも武器」と紹介している。 明治安田J1リーグで19位に沈む京都で戦うことになったエリアスは、クラブを通じてコメントしている。 「京都サンガF.C.のユニフォームを着られるこの機会にワクワクし、とても嬉しく思います。少しでも早くチームに適応し、今シーズンの目標を達成するため、チームメイトを助けたいと思います」 「京都サポーターのみなさんには、クラブのユニフォームへの名誉と共に、意志、献身、ゴールを約束します!」 2024.06.24 09:48 Mon
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京都がU-18所属の3選手を2種登録! 昨年も登録のMF尹星俊ら

京都サンガF.C.は7日、京都サンガF.C.U-18に所属しているMF尹星俊(17)、FW酒井滉生(17)、GK本多敦(17)のトップチーム登録(2種登録)を発表した。背番号は尹が「51」、酒井が「52」、本多が「56」に決定している。 尹は大阪府出身で、京都のU-12 SPコースを経てU-15、U-18と昇格。京都府出身の酒井はU-15、U-18と在籍し、長崎県出身の本多はU-18から在籍している。 なお、尹は2024シーズンも8月からトップチーム登録(2種)されていた。 2025.02.07 17:01 Fri
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神戸下部組織出身、岩手で10シーズン過ごしたGK土井康平が現役引退「みんなみんな本当にありがとう!!」

いわてグルージャ盛岡は13日、GK土井康平(32)が現役を引退することを発表した。 土井はヴィッセル神戸の下部組織出身で、ジュニアユース、ユースとすごし2007年にトップチームへと昇格した。 しかし、神戸では出番がなく、2009年は水戸ホーリーホックへ半年間の期限付き移籍を経験。それでも出番がなく、2010年に愛媛FCしまなみ(現:FC今治)へと完全移籍した。 四国リーグで出番をもらうと、2012年に当時東北1部リーグだったグルージャ盛岡へと完全移籍。2015年途中に京都サンガF.C.へと期限付き移籍を経験。その後も岩手でプレーを続けた。 J3では通算164試合に出場し1得点を記録。2014年6月15日の第16節AC長野パルセイロ戦で、44分に約70mのFKを直接決めてゴールを記録していた。 その他、東北1部で23試合、四国リーグで26試合、天皇杯で15試合に出場している。 土井はクラブを通じて、引退のコメントを残している。 「今シーズンをもって現役引退することを決断致しました。15年間もまさか自分が選手を続けられるとは思わなかったですが、こうして最後悔いなくやりきれたのも皆様のおかげです。所属させてもらったチームの関係者の皆様、ファン、サポーターの方には自分を育てて頂いて応援してもらい感謝しかありません」 「特に10年もいさせてもらったグルージャではたくさんの嬉しい事、悔しい事、悲しい事を思い出します。2012年、岩手の復興の一役になれるように頑張ろうと気合を入れて、雪の降る盛岡駅で滑って転んだ事。地域リーグから飛び級J3昇格。チームがなくなってしまうかもしれないと思った事もありました。本当に勝てなくて最下位になった事。怪我。それでもJ2に昇格できて、最後に夢は叶うと言う事を教えてくれました。このクラブで過ごした時間に人生の全てが詰まっているような気がします。それを支えてくれた全ての皆様、仲間達本当にありがとう!!」 「どいちゃんどいちゃんといつも応援してくれた近所の方々、山岸学童のみんな。色んな話を聞いてもらい応援してくれた友人。夜な夜な人生の教訓を教えてくれたスネアの達人やその仲間」 「“土井康平”の応援を生きがいとしてくれてどんな辛い時でも「おかえりー」と笑顔で迎えてくれた妻、子供。怪我にも負けない丈夫な身体で産んでくれてサッカーを与えてくれた両親。 楽しそうに試合を観に来てくれるのが本当に嬉しかったです。頂いた恩は一生忘れません。みんなみんな本当にありがとう!!」 「第二の人生も更に輝かしいものになるように現役生活で培ったものを生かして精一杯頑張ります。本当にお世話になりました。また会う日まで!」 2021.12.13 13:22 Mon

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