目標は世界一! U-20W杯に臨む冨樫剛一監督、U-20日本代表メンバー選びのポイントは「ウィークをよりストロングに変えていけるようなメンバー」
2023.05.08 18:20 Mon
20日に開幕を迎えるU-20W杯(W杯)に臨む、U-20日本代表メンバーが8日に発表された。
Jリーグはシーズン真っ只中の中、MF松木玖生(FC東京)やMF山根陸(横浜F・マリノス)、DF高井幸大(川崎フロンターレ)など、チームの主軸を担う選手も選出。また、海外組として、DF髙橋仁胡(バルセロナ/スペイン)、DFチェイス・アンリ(シュツットガルト/ドイツ)、MF福井太智(バイエルン/ドイツ)の3名も選出された。
メンバーを発表した冨樫剛一監督は、多くのJリーグクラブの協力があって実現したと明かし、選手たちには思い切ってプレーして欲しいと語った。
「ようやくW杯というところに育成のチームが参加できることができる。物凄く選手にとっても力がつく大会に参加できるということで、本当に思い切ってプレーができるように整えていきたいと思います」
「インドネシアから開催地がアルゼンチンに変わりましたけれども、南米の地でよりフットボールの強さというのを我々も感じることもできるでしょうし、またそこで日本の若者がしっかりと戦う姿を是非皆さんに届けていきたいと思います」
しっかりと戦うことを宣言した冨樫監督。AFC U20アジアカップからは2名が少なくなり、総勢21名のチーム編成に(1名は後日発表)なっている。その中で、メンバー選考のポイントを語った。
「まずAFCの大会から23名の登録がフィールド2名を減らす形の21名になったということが、まずチームをつくる上でものすごく大きい要素となりました」
「また、我々がアジア1位を目指してAFCを戦いましたけれども、アジア1位を取れなかった。その中で我々の世界一という目標を下げるのではなく、その目標にそんな我々が近づくためにはどういう選手を選んだらいいのか。特に最終予選ベスト4の戦い、その先の残ったアジアの4チームを比較した時に、我々が良かったものはより良くしていかなければいけない。そして、自分たちができなかったものが不足しているものなのか、あるいは意識の問題なのか。そういうところでしっかり精査をして、そして予選の当たる3チームを想定した中で、自分たちのウィークをよりストロングに変えていけるようなメンバー構成として、この選手を選出しました」
アジアで王者になれなかったことで、世界で通用するために必要なものを考えて選んだというメンバー。1名少ない発表となった理由も言及した。
「現在リーグが行われていることもあり、体調、ケガというものが出てきてしまっているので、それのチェック、コンディションとチェックも含め、現時点では20人とさせてもらっています。ここ何日かあるいは何時間かでいろんなものが見えてくると思いますので、また新たな1名は発表させていただきたいと思います」
残り1名が招集されることになるが、今回招集できなかった選手についても言及した。
「フィールドプレーヤー18人、GKは3人でなければ、A代表のW杯のように26名選べれば、本当に楽だったなと思いますし、ここ最近で本当にゲームの中で伸びていくのは実際に自分も確認してます。その中で、やはり一番大きかったのは18名を選ぶ中でのポジションバランス、またポジションでのスペシャルな選手っていうのを何名を選ぶかというところで非常に悩みました」
「また、我々が最終予選を戦ったことからW杯に向けて、自分たちが本当に予選を突破して、その上にっていうところで言ったら、もともと我々のチームはシステムも含めて柔軟性を持っているチームだと思っていますけれども、よりまた新しい考えを持っている中で選手たちにはトライしてもらう。そういう中で柔軟性を持った選手、思考の柔軟性を持った選手というのがもう1つのポイントになりました」
「やはりシーズン中ということもあり、各国事前にスペインで集まって試合を繰り返したりしてますけれども、我々はそういう時間がなかったっていうこともあるので、今まで積み重ねてきたベースからプラスアルファ何ができるかというところで選んだというところが正直なところです」
「もちろん選ばれなかった選手は悔しいと思いますし、そういう反発力っていうのはサッカー選手である以上ずっとここからついてくると思いますので、本当に彼らがしっかり成長してサッカー選手として辞めるまで、もっともっと高い目標を持って彼らはプレーをしていると思っているので、そこもまた自分は期待して、選手の成長を見ていきたいなという風に思います」
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インドネシアで開催予定だった今大会。しかし、イスラエルが出場権を獲得したことで、宗教的な観点から国内で抗議活動が発生。国際サッカー連盟(FIFA)は、インドネシアから開催権を剥奪すると、急遽アルゼンチンでの開催が決定した。日本はグループステージで、セネガル、コロンビア、イスラエルと対戦。2017年、2019年と2大会連続でベスト16に終わっている中、更なる高みを目指して戦うこととなる。メンバーを発表した冨樫剛一監督は、多くのJリーグクラブの協力があって実現したと明かし、選手たちには思い切ってプレーして欲しいと語った。
「まず最初にこのU-20のW杯に向けて、日本がシーズン中ということもあり、たくさんの方にご協力、ご尽力いただき、特にJリーグの関係者、大学の関係者に多大な協力を頂き感謝しています。最初にお礼を致します。ありがとうございます」
「ようやくW杯というところに育成のチームが参加できることができる。物凄く選手にとっても力がつく大会に参加できるということで、本当に思い切ってプレーができるように整えていきたいと思います」
「インドネシアから開催地がアルゼンチンに変わりましたけれども、南米の地でよりフットボールの強さというのを我々も感じることもできるでしょうし、またそこで日本の若者がしっかりと戦う姿を是非皆さんに届けていきたいと思います」
しっかりと戦うことを宣言した冨樫監督。AFC U20アジアカップからは2名が少なくなり、総勢21名のチーム編成に(1名は後日発表)なっている。その中で、メンバー選考のポイントを語った。
「まずAFCの大会から23名の登録がフィールド2名を減らす形の21名になったということが、まずチームをつくる上でものすごく大きい要素となりました」
「また、我々がアジア1位を目指してAFCを戦いましたけれども、アジア1位を取れなかった。その中で我々の世界一という目標を下げるのではなく、その目標にそんな我々が近づくためにはどういう選手を選んだらいいのか。特に最終予選ベスト4の戦い、その先の残ったアジアの4チームを比較した時に、我々が良かったものはより良くしていかなければいけない。そして、自分たちができなかったものが不足しているものなのか、あるいは意識の問題なのか。そういうところでしっかり精査をして、そして予選の当たる3チームを想定した中で、自分たちのウィークをよりストロングに変えていけるようなメンバー構成として、この選手を選出しました」
アジアで王者になれなかったことで、世界で通用するために必要なものを考えて選んだというメンバー。1名少ない発表となった理由も言及した。
「現在リーグが行われていることもあり、体調、ケガというものが出てきてしまっているので、それのチェック、コンディションとチェックも含め、現時点では20人とさせてもらっています。ここ何日かあるいは何時間かでいろんなものが見えてくると思いますので、また新たな1名は発表させていただきたいと思います」
残り1名が招集されることになるが、今回招集できなかった選手についても言及した。
「フィールドプレーヤー18人、GKは3人でなければ、A代表のW杯のように26名選べれば、本当に楽だったなと思いますし、ここ最近で本当にゲームの中で伸びていくのは実際に自分も確認してます。その中で、やはり一番大きかったのは18名を選ぶ中でのポジションバランス、またポジションでのスペシャルな選手っていうのを何名を選ぶかというところで非常に悩みました」
「また、我々が最終予選を戦ったことからW杯に向けて、自分たちが本当に予選を突破して、その上にっていうところで言ったら、もともと我々のチームはシステムも含めて柔軟性を持っているチームだと思っていますけれども、よりまた新しい考えを持っている中で選手たちにはトライしてもらう。そういう中で柔軟性を持った選手、思考の柔軟性を持った選手というのがもう1つのポイントになりました」
「やはりシーズン中ということもあり、各国事前にスペインで集まって試合を繰り返したりしてますけれども、我々はそういう時間がなかったっていうこともあるので、今まで積み重ねてきたベースからプラスアルファ何ができるかというところで選んだというところが正直なところです」
「もちろん選ばれなかった選手は悔しいと思いますし、そういう反発力っていうのはサッカー選手である以上ずっとここからついてくると思いますので、本当に彼らがしっかり成長してサッカー選手として辞めるまで、もっともっと高い目標を持って彼らはプレーをしていると思っているので、そこもまた自分は期待して、選手の成長を見ていきたいなという風に思います」
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