アーセナル?シティ? プレミアリーグの優勝争いをスーパーコンピューターが予想した結果は意外なものに
2023.04.07 19:10 Fri
シーズンも残り10試合を切ったプレミアリーグ。その優勝争いも注目を集めている。
日本代表MF三笘薫の活躍が毎節のように届き、注目度も高いプレミアリーグ。試合の消化にばらつきがある中、首位にはアーセナル(勝ち点72)が立っており19年ぶりのリーグ優勝に向けて進んでいる。
2位のマンチェスター・シティは連覇を目指す中、消化が1試合少ないものの勝ち点64と差は「8」。直接対決を残しているが、自力での逆転優勝は不可能な状況だ。
3位にはニューカッスルが躍進。4位のマンチェスター・ユナイテッドと勝ち点53で並んでいるが、久々のトップ4フィニッシュとなるのか。5位にはトッテナム(勝ち点56)、そして6位にブライトン(勝ち点46)がつけているが、ブライトンは消化が2試合も少ない状況だ。
近年タイトル争いをしているリバプールは8位(勝ち点43)、2度の監督交代に踏み切ったチェルシーは11位(勝ち点39)と低迷している。
SPIについては、「チームの全体的な強さの最良の推定値」と説明する『FiveThirtyEight』。「全てのチームにニュートラルフィールドで平均的なチームに対して得点すると予想できるゴール数を示すオフェンスレーティングと失点すると予想できるゴール数を示すディフェンスレーティングがある」という。
また「このレーティングから全体的なSPIレーティングを生成。その試合が何度も繰り返された場合にチームが獲得できると予想されるポイントの割合を示す」という。
スーパーコンビューターによると、優勝はアーセナルで51%。2位のシティは49%で、この2チームに優勝争いは絞られたとされている。
直接対決を1試合残しているが、その試合ではシティが59%と本命視され、アーセナルは25%という状況。最終的に両者の勝ち点は「1」になると予想されている。
あくまでも予想ではあるが、アーセナルは今週末にリバプールと対戦し、シティ、チェルシー、ニューカッスル、ブライトンと上位対決も多い。シティとブライトンは今季負けた相手でもあり、リバプールとのアウェイゲームも6試合勝てていない状況。苦手な相手が残っており、勝ち点をこの先に落とす確率が高いと考えられている。残り9試合で勝ち点16しか積み上がらないということが全てだろう。
また、チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いは、ニューカッスルとユナイテッドが逃げ切り。ブライトンが5位、6位にトッテナムとなり、リバプールは7位までしか来ないという予想。グレアム・ポッター監督を電撃解任し、フランク・ランパード監督が暫定的に指揮を執るチェルシーも10位とさほど順位を上げないという予想のようだ。
さらに、残留争いに目を向けると、最下位はサウサンプトンで変わらず。ただ、19位のレスター・シティは抜け出し、代わりに24年ぶりのプレミアリーグ挑戦となっているノッティング・フォレストが降格すると予想。ボーンマスも降格すると予想されている。
あくまでもデータをもとに予想しているだけであり、過去のデータが生きるかどうかも定かではない。果たしてこの予想がどこまで当たるのか注目だ。
◆プレミアリーグ最終順位(『FiveThirtyEight』予想)
1.アーセナル/勝ち点88
2.マンチェスター・シティ/勝ち点87
3.ニューカッスル・ユナイテッド/勝ち点70
4.マンチェスター・ユナイテッド/勝ち点70
5.ブライトン&ホーヴ・アルビオン/勝ち点64
6.トッテナム/勝ち点63
7.リバプール/勝ち点62
8.アストン・ヴィラ/勝ち点56
9.ブレントフォード/勝ち点55
10.チェルシー/勝ち点52
11.フラム/勝ち点50
12.クリスタル・パレス/勝ち点43
13.リーズ・ユナイテッド/勝ち点40
14.ウェストハム/勝ち点39
15.ウォルバーハンプトン/勝ち点38
16.レスター・シティ/勝ち点36
17.エバートン/勝ち点36
18.ボーンマス/勝ち点36
19.ノッティンガム・フォレスト/勝ち点34
20.サウサンプトン/勝ち点32
日本代表MF三笘薫の活躍が毎節のように届き、注目度も高いプレミアリーグ。試合の消化にばらつきがある中、首位にはアーセナル(勝ち点72)が立っており19年ぶりのリーグ優勝に向けて進んでいる。
2位のマンチェスター・シティは連覇を目指す中、消化が1試合少ないものの勝ち点64と差は「8」。直接対決を残しているが、自力での逆転優勝は不可能な状況だ。
近年タイトル争いをしているリバプールは8位(勝ち点43)、2度の監督交代に踏み切ったチェルシーは11位(勝ち点39)と低迷している。
そんな中、アメリカ『FiveThirtyEight(ファイブサーティエイト)』は各チームの結果などを計算する基礎データとなる独自の「Soccer Power Index (SPI)」を用いて、スーパーコンビューターに優勝予想を行わせた。
SPIについては、「チームの全体的な強さの最良の推定値」と説明する『FiveThirtyEight』。「全てのチームにニュートラルフィールドで平均的なチームに対して得点すると予想できるゴール数を示すオフェンスレーティングと失点すると予想できるゴール数を示すディフェンスレーティングがある」という。
また「このレーティングから全体的なSPIレーティングを生成。その試合が何度も繰り返された場合にチームが獲得できると予想されるポイントの割合を示す」という。
スーパーコンビューターによると、優勝はアーセナルで51%。2位のシティは49%で、この2チームに優勝争いは絞られたとされている。
直接対決を1試合残しているが、その試合ではシティが59%と本命視され、アーセナルは25%という状況。最終的に両者の勝ち点は「1」になると予想されている。
あくまでも予想ではあるが、アーセナルは今週末にリバプールと対戦し、シティ、チェルシー、ニューカッスル、ブライトンと上位対決も多い。シティとブライトンは今季負けた相手でもあり、リバプールとのアウェイゲームも6試合勝てていない状況。苦手な相手が残っており、勝ち点をこの先に落とす確率が高いと考えられている。残り9試合で勝ち点16しか積み上がらないということが全てだろう。
また、チャンピオンズリーグ(CL)出場権争いは、ニューカッスルとユナイテッドが逃げ切り。ブライトンが5位、6位にトッテナムとなり、リバプールは7位までしか来ないという予想。グレアム・ポッター監督を電撃解任し、フランク・ランパード監督が暫定的に指揮を執るチェルシーも10位とさほど順位を上げないという予想のようだ。
さらに、残留争いに目を向けると、最下位はサウサンプトンで変わらず。ただ、19位のレスター・シティは抜け出し、代わりに24年ぶりのプレミアリーグ挑戦となっているノッティング・フォレストが降格すると予想。ボーンマスも降格すると予想されている。
あくまでもデータをもとに予想しているだけであり、過去のデータが生きるかどうかも定かではない。果たしてこの予想がどこまで当たるのか注目だ。
◆プレミアリーグ最終順位(『FiveThirtyEight』予想)
1.アーセナル/勝ち点88
2.マンチェスター・シティ/勝ち点87
3.ニューカッスル・ユナイテッド/勝ち点70
4.マンチェスター・ユナイテッド/勝ち点70
5.ブライトン&ホーヴ・アルビオン/勝ち点64
6.トッテナム/勝ち点63
7.リバプール/勝ち点62
8.アストン・ヴィラ/勝ち点56
9.ブレントフォード/勝ち点55
10.チェルシー/勝ち点52
11.フラム/勝ち点50
12.クリスタル・パレス/勝ち点43
13.リーズ・ユナイテッド/勝ち点40
14.ウェストハム/勝ち点39
15.ウォルバーハンプトン/勝ち点38
16.レスター・シティ/勝ち点36
17.エバートン/勝ち点36
18.ボーンマス/勝ち点36
19.ノッティンガム・フォレスト/勝ち点34
20.サウサンプトン/勝ち点32
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マンチェスター・ユナイテッドOBでイギリス『スカイ・スポーツ』の解説者を務めるロイ・キーン氏が、アーセナルvsブライトン&ホーヴ・アルビオン戦での出来事に言及した。 14日、プレミアリーグ第36節でブライトンはアーセナルとアウェイで対戦。前半はアーセナルペースで試合が進んだものの、後半に3ゴールを奪ったブライトンが勝利した。 キーン氏が言及したのは、7分にブライトンのMFモイセス・カイセドが繰り出したアーセナルのFWガブリエウ・マルティネッリへのタックル。一度は回復したマルティネッリだったが、19分に途中交代となっていた。 そしてこのプレーより前の5分、マルティネッリはブライトンのMF三笘薫と交錯。CKのこぼれが高く上がったところに三笘が反応したが、ボールを見ていた三笘にマルティネリが横から突っ込み、体当たりのような形でタックルを食らった三笘はピッチに倒れこんでいた。 その直後ということもあり、キーン氏はカイセドのタックルについて報復の意味があったと示唆している。 キーン氏はまず、マルティネッリの三笘へのプレーについて、「厳しく、彼は幸運だった。彼の性格と選手としての立ち位置のおかげで、疑われなかったのかもしれない」と指摘している。 そして直後にカイセドのタックルをもらったことについては、「だが、良いチームメイトがすることは報復することだ」としながら、「あれは良いタックルではなく、確かに痛そうで交代を余儀なくされた。彼は傑出していたし、これでシーズンが終わりにならないことを願っている」とマルティネッリの軽傷を願った。 その上で「時にはそれが勝負というものだ。彼には残念なことだが、状況を精算しなければならない」と締めている。 現役時代にはユナイテッドの絶対的なリーダーとして、時には荒いプレーも臆さないファイターだったキーン氏らしいコメントだった。 <span class="paragraph-title">【動画】このプレーがきっかけ?三笘がマルティネッリから受けたファウル</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="7Akb4_o5AEM";var video_start = 24;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.05.15 20:15 Mon3
「とにかく頭を上げろと言われた」冨安健洋、痛恨ミスのシティ戦でチームメイトの愛を感じる「僕を大いに助けてくれた」
アーセナルの日本代表DF冨安健洋が、痛恨のミスを犯したマンチェスター・シティ戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 プレミアリーグで首位に立つアーセナル。19シーズンぶりのリーグ優勝に向けて邁進している。 2位のマンチェスター・シティとは勝ち点差が2という状況。アーセナルは消化が1試合少ない中でリードを奪っているが、その消化分を埋めるエバートン戦が1日に行われる。 アーセナル1年目は右サイドバックのレギュラーとしてプレー。シーズン終盤には負傷で離脱してしまった中、2年目を迎えた今シーズンは途中出場がメインに。守備力を買われて左サイドバックでの起用もされるなど、プレミアリーグで19試合に出場し1アシストを記録している。 優勝を争うチームにおいては、ミケル・アルテタ監督からクローザーとして起用されることが増え、リードして試合を終える役割を担うことに。その冨安だが、ビッグマッチでは相手のサイドアタッカーを封じるために先発することがあるが、シティとの大一番では痛恨のミスをしてしまった。 今シーズンのリーグ戦初対決となった首位攻防戦では右サイドバックで先発出場した冨安。しかし、24分に相手のプレスを受けてバックパスを選択。しかし、これを狙っていたベルギー代表MFケビン・デ・ブライネに掻っ攫われると、そのままゴールを決められ先制点をプレゼント。試合は1-3で敗れ、首位の座を一時的に明け渡してしまった。 痛恨のミスをした冨安だったが、キャプテンであるノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールがうなだれる冨安に手荒い方法で喝を入れることに。ウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコも励ましに来ていた。 エバートン戦を前にインタビューに応じた冨安は、このシティ戦について振り返り、ミスをした後のチームメイトのサポートに助けられたとした。 「僕たちは若いチームで、ファミリーの一員のように感じています」 「ホームでのマンチェスター・シティ戦を覚えています。ミスを犯して先制点を許してしまいましたが、その後はみんなが僕のところに来て、とにかく頭を上げろと言われました。そして、僕のところに来て、冷静になれとも言ってくれました。彼らは僕を大いに助けてくれました」 「残念ながら試合に勝つことはできなかったですが、『この試合はプロセスでなければいけない』と自分に言い聞かせました。ミスから学ぶ必要があり、今は終わったことなので立ち直る必要があります。僕は前向きにならなければいけないですし、彼らは僕を助けてくれました」 <span class="paragraph-title">【写真&動画】ウーデゴールは喝&ジンチェンコがミスの冨安健洋を励ましに寄り添う</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Arsenal fans spot Martin Odegaard's reaction after Takehiro Tomiyasu gifts Kevin De Bruyne goal with horror blunder<a href="https://t.co/wSA5hGr6eX">https://t.co/wSA5hGr6eX</a> <a href="https://t.co/tPKZDdvRRS">pic.twitter.com/tPKZDdvRRS</a></p>— The Sun Football (@TheSunFootball) <a href="https://twitter.com/TheSunFootball/status/1625953368601464854?ref_src=twsrc%5Etfw">February 15, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Oleksandr Zinchenko consoles & encourages Takehiro Tomiyasu after his mistake for Manchester City’s first goal tonight. <a href="https://twitter.com/hashtag/afc?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#afc</a> <a href="https://t.co/jf8AVVuVuW">pic.twitter.com/jf8AVVuVuW</a></p>— afcstuff (@afcstuff) <a href="https://twitter.com/afcstuff/status/1625981605121519618?ref_src=twsrc%5Etfw">February 15, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <span class="paragraph-title">【動画】冨安健洋がシティ戦で犯した痛恨のミス</span> <span data-other-div="movie2"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="pt" dir="ltr">KDB's opener! <a href="https://t.co/Z3jiSf82No">pic.twitter.com/Z3jiSf82No</a></p>— Manchester City (@ManCity) <a href="https://twitter.com/ManCity/status/1626011001333194756?ref_src=twsrc%5Etfw">February 16, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.03.01 12:05 Wed4
アーセナルが今夏シンガポールでプレシーズンツアーを実施、ミラン&ニューカッスルと対戦
アーセナルは11日、2025-26シーズンに向けたプレシーズンに関して、シンガポールを訪れることを発表した。 すでに、7月31日(木)の19時30分から香港でトッテナム・ホットスパーとのノース・ロンドン・ダービーを戦うことを発表していたアーセナル。その前にシンガポールを訪れ、2試合を戦うこととなる。 7月23日(水)にはミランと対戦。同27日(日)には、ニューカッスル・ユナイテッドと対戦することを発表した。どちらの試合も、5万5000人を収容するナショナルスタジアムで開催される。 アーセナルがシンガポールを訪れるのは2018年以来7年ぶり。2015年にも訪れており、3度目となる。 クラブのマネージング・ディレクターを務めるリチャード・ガーリック氏は今回のプレシーズンツアーについてコメントしている。 「7月にシンガポールに戻り、2つの優れた相手と対戦し、多くの素晴らしいサポーターと会えることを嬉しく思う」 「男子ファーストチームの選手たちは2015年と2018年にシンガポール遠征を行い、印象的なナショナルスタジアムでプレーして素晴らしい思い出を作った。今年も再びこの競技場に戻ってくる」 「この遠征は、この美しい地域のサポーターとつながる機会を与えてくれる。ミランとニューカッスル・ユナイテッドとの2試合は、エキサイティングな試合になることが確実で、新シーズンに向けて選手たちに質の高い準備をもたらすだろう」 なお、トッテナムとのダービーを含め3試合でプレシーズンのツアーは終了。その後ロンドンに戻り、8月16日(土)に開幕するプレミアリーグへ準備を進めるという。 2025.04.11 14:25 Fri5