【ラ・リーガ第28節プレビュー】CL控えるマドリーはビジャレアル戦! コパ敗退バルサは自治州ダービー
2023.04.07 19:00 Fri
先週末に行われた前節はバルセロナとマドリード勢が揃って勝利。一方、4位のレアル・ソシエダはビジャレアルとの上位対決に敗れ、三つ巴の4位争いは熾烈を極める。また、メンディリバル新体制のセビージャがその初陣を白星で飾った。
初戦を0-1で落としていた中、敵地カンプ・ノウで躍動したエル・ブランコは、ベンゼマが2試合連続のトリプレーテでチームを4-0の勝利に導き逆転でのファイナル進出を果たした。CL準々決勝初戦へ勝って勢いを付けたいところだが、リーグ戦では逆転優勝の可能性が低いこともあり、各ポジションでターンオーバーが濃厚だ。その中でFWアセンシオやMFダニ・セバージョス、DFナチョら頼れるバックアッパーの力で前回対戦で敗れたイエローサブマリンにリベンジを果たしたい。
一方、今季ワーストの4連敗から4勝1分けと完全復調のビジャレアルは、前節ソシエダとのシックスポインターに2-0で完勝。負傷のエースFWジェラール・モレノに加え、前節ゴールを決めながらも退場したFWジャクソンの不在は痛手だが、好調のFWチュクウェゼやMFパレホの奮闘でシーズンダブルを狙いたい。
サンパオリ解任に伴い、メンディリバルを新指揮官に据えた新生セビージャは、カディスとの初陣に2-0の完勝。元エイバル指揮官は短い準備期間の中、[4-2-3-1]への布陣変更や自身の戦術を理解するGKドミトロビッチ、MFジョルダン、FWブライアン・ヒルの教え子をスタメン起用。戦術の浸透はまだまだ途上も、らしい高速カウンターなど早くも自身の色を出している。今節は金曜開催で13日開催のユナイテッド戦まで十分な日程の余裕があり、結果を残しつつ更なる戦術の落とし込みを目指したい。
カンプ・ノウで屈辱の4失点惨敗でコパ敗退となったプリメーラ首位のバルセロナ(勝ち点71)は、11位のジローナ(勝ち点34)とのカタルーニャ自治州ダービーでバウンスバックを図る。
前節のエルチェ戦では4-0の快勝を収めたものの、クラシコでは百戦錬磨のエル・ブランコに勝負の際で上回られた。ほぼ主力が揃った相手に対して、MFペドリやMFフレンキー・デ・ヨング、FWデンベレらの不在は大きかったが、残り1本となったリーグ戦では4年ぶりの優勝へ勝ち点を積み重ねつつチームの底上げを図りたい。
11戦無敗と絶好調の3位アトレティコ・マドリー(勝ち点54)は、8位のラージョ(勝ち点37)とのマドリード自治州ダービーで更なる無敗継続を狙う。上位対決となった前節のベティス戦では終始拮抗した展開の中、途中出場のFWアンヘル・コレアが圧巻の個人技でゴールをこじ開けてウノセロ勝利。直近6戦未勝利と失速傾向にあるホームチームに対しては、外国籍選手としてクラブ歴代最多出場(390試合)達成が見込まれる守護神オブラクを中心にソリッドな戦いで勝ち切りたい。
MF久保建英を擁するソシエダは、トップ4死守に向けて14位のヘタフェ(勝ち点30)を相手に2試合ぶりの勝利を目指す。前節、ビジャレアル戦では個人として多くの決定機に絡んだものの、古巣相手に悔しい敗戦となった久保。2戦連続の古巣対戦では前回対戦で敗れた上、直近4試合無敗とまずまずの状態を維持する相手に決定的な仕事が求められるところだ。
その他ではトップ4を争う5位のベティス(勝ち点45)、パチェタ監督を解任して39歳のウルグアイ人指揮官ペッツォラーノを招へいした16位のバジャドリー(勝ち点28)の戦いに注目したい。
《ラ・リーガ第28節》
▽4/7(金)
《28:00》
セビージャ vs セルタ
▽4/8(土)
《21:00》
オサスナ vs エルチェ
《23:15》
エスパニョール vs アスレティック・ビルバオ
《25:30》
レアル・ソシエダ vs ヘタフェ
《28:00》
レアル・マドリー vs ビジャレアル
▽4/9(日)
《21:00》
バジャドリー vs マジョルカ
《23:15》
ベティス vs カディス
《25:30》
アルメリア vs バレンシア
《28:00》
ラージョ vs アトレティコ・マドリー
▽4/10(月)
《28:00》
バルセロナ vs ジローナ
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週明けにヨーロッパの各コンペティションの準々決勝がスタートする中、今節はチャンピオンズリーグ(CL)に臨む2位のレアル・マドリー(勝ち点59)、ヨーロッパリーグ(EL)に臨む13位のセビージャ(勝ち点31)の2チームの戦いに注目。レアル・マドリーは12日にランパード監督再任のチェルシーとの準々決勝1stレグを控える中、6位のビジャレアル(勝ち点44)とのホームゲームに臨む。リーグ前節はFWベンゼマのトリプレーテの活躍でバジャドリーに6-0の完勝を収めたアンチェロッティのチームは、ミッドウィークに行われたコパ・デル・レイ準決勝2ndレグでは宿敵バルセロナと対戦。一方、今季ワーストの4連敗から4勝1分けと完全復調のビジャレアルは、前節ソシエダとのシックスポインターに2-0で完勝。負傷のエースFWジェラール・モレノに加え、前節ゴールを決めながらも退場したFWジャクソンの不在は痛手だが、好調のFWチュクウェゼやMFパレホの奮闘でシーズンダブルを狙いたい。
リーグ戦では未だ低空飛行も得意とするELではベスト8進出を果たしたセビージャは、バルセロナ、ベティスを連破したマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。その大一番へ弾みを付けたいアンダルシアの雄は10位のセルタ(勝ち点35)相手に連勝を狙う。
サンパオリ解任に伴い、メンディリバルを新指揮官に据えた新生セビージャは、カディスとの初陣に2-0の完勝。元エイバル指揮官は短い準備期間の中、[4-2-3-1]への布陣変更や自身の戦術を理解するGKドミトロビッチ、MFジョルダン、FWブライアン・ヒルの教え子をスタメン起用。戦術の浸透はまだまだ途上も、らしい高速カウンターなど早くも自身の色を出している。今節は金曜開催で13日開催のユナイテッド戦まで十分な日程の余裕があり、結果を残しつつ更なる戦術の落とし込みを目指したい。
カンプ・ノウで屈辱の4失点惨敗でコパ敗退となったプリメーラ首位のバルセロナ(勝ち点71)は、11位のジローナ(勝ち点34)とのカタルーニャ自治州ダービーでバウンスバックを図る。
前節のエルチェ戦では4-0の快勝を収めたものの、クラシコでは百戦錬磨のエル・ブランコに勝負の際で上回られた。ほぼ主力が揃った相手に対して、MFペドリやMFフレンキー・デ・ヨング、FWデンベレらの不在は大きかったが、残り1本となったリーグ戦では4年ぶりの優勝へ勝ち点を積み重ねつつチームの底上げを図りたい。
11戦無敗と絶好調の3位アトレティコ・マドリー(勝ち点54)は、8位のラージョ(勝ち点37)とのマドリード自治州ダービーで更なる無敗継続を狙う。上位対決となった前節のベティス戦では終始拮抗した展開の中、途中出場のFWアンヘル・コレアが圧巻の個人技でゴールをこじ開けてウノセロ勝利。直近6戦未勝利と失速傾向にあるホームチームに対しては、外国籍選手としてクラブ歴代最多出場(390試合)達成が見込まれる守護神オブラクを中心にソリッドな戦いで勝ち切りたい。
MF久保建英を擁するソシエダは、トップ4死守に向けて14位のヘタフェ(勝ち点30)を相手に2試合ぶりの勝利を目指す。前節、ビジャレアル戦では個人として多くの決定機に絡んだものの、古巣相手に悔しい敗戦となった久保。2戦連続の古巣対戦では前回対戦で敗れた上、直近4試合無敗とまずまずの状態を維持する相手に決定的な仕事が求められるところだ。
その他ではトップ4を争う5位のベティス(勝ち点45)、パチェタ監督を解任して39歳のウルグアイ人指揮官ペッツォラーノを招へいした16位のバジャドリー(勝ち点28)の戦いに注目したい。
《ラ・リーガ第28節》
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セビージャ vs セルタ
▽4/8(土)
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オサスナ vs エルチェ
《23:15》
エスパニョール vs アスレティック・ビルバオ
《25:30》
レアル・ソシエダ vs ヘタフェ
《28:00》
レアル・マドリー vs ビジャレアル
▽4/9(日)
《21:00》
バジャドリー vs マジョルカ
《23:15》
ベティス vs カディス
《25:30》
アルメリア vs バレンシア
《28:00》
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▽4/10(月)
《28:00》
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