「暴動を起こすためなら近づくな」ライターが頭部に直撃し選手が流血…混沌とするオランダサッカー界、協会が厳しく非難「またもや最低レベルに達した」
2023.04.06 13:43 Thu
オランダサッカー協会(KNVB)は5日、ファンの問題行動に対して声明を発表した。
しかし、試合中に事件が発生。フェイエノールトのオルクン・コクチュとアヤックスのドゥシャン・タディッチが揉めることに。これに他の選手も割って入る中、スタンドから投げられたライターがデイヴィ・クラーセンの後頭部を直撃。流血する事件へと発展してしまった。
クラーセンは主審にこの状況を訴えると、主審はすぐに試合を中止。選手たちを引き上げさせ、およそ30分間中断した。なお、その後、試合は再開しクラーセンもピッチに戻るが、目眩が起きていたようで、そのまま交代していた。
この事件を受けてKNVBは声明を発表。サッカーの試合を観に来るわけではないファンを非難した。
「スタジアムの各所にネットを貼るなど、万全を期しているにも関わらずです。最近、ある選手がサポーターに殴られ、またもや最低レベルに達しました」
「何千人もの人々がスタジアムに行き、選手がサッカーをプレーするのを観ます。それから、彼らがフィールドで明確に安全ではないということは正気の沙汰とは言えません」
「もちろん、クラブや組織は予防措置を講じますが、それは加害者の意図からスタートします。サッカーのためにスタジアムに来るのではなく、暴動を起こすためにスタジアムに来るのであれば、近づかないでください」
「当然のことながら、加害者を罰するという共通の目標を持ち、今夜の出来事は調査されます」
『ESPN』によると、ロッテルダム警察はこのライターを投げた32歳の男が逮捕されたと発表。この試合では試合前に花火などで発生した黒煙の影響で5分間開始が遅れ、キックオフ後も煙が引くのを待つために21秒間の停止が起きていたという。
オランダでは、今シーズンのヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント・プレーオフ2ndレグのPSVvsセビージャの試合で酒に酔ったファンがピッチに乱入。セビージャのセルビア代表GKマルコ・ドミトロビッチに向かって走り殴りかかる事件が発生。この男は40年間のスタジアム入場禁止という重い処分が下されていた。
PR
事件が起きたのは5日に行われたKNVBベーカー準決勝のフェイエノールトvsアヤックスの一戦。エールディビジでも優勝を争う両者の対戦。フェイエノールトのホームで行われた試合は、1-2でアヤックスが勝利し決勝に駒を進めた。クラーセンは主審にこの状況を訴えると、主審はすぐに試合を中止。選手たちを引き上げさせ、およそ30分間中断した。なお、その後、試合は再開しクラーセンもピッチに戻るが、目眩が起きていたようで、そのまま交代していた。
この事件を受けてKNVBは声明を発表。サッカーの試合を観に来るわけではないファンを非難した。
「今夜のカップ戦の準決勝で、観客の誰かがフィールドに物を投げたために選手が頭にケガを負うのを見ました」
「スタジアムの各所にネットを貼るなど、万全を期しているにも関わらずです。最近、ある選手がサポーターに殴られ、またもや最低レベルに達しました」
「何千人もの人々がスタジアムに行き、選手がサッカーをプレーするのを観ます。それから、彼らがフィールドで明確に安全ではないということは正気の沙汰とは言えません」
「もちろん、クラブや組織は予防措置を講じますが、それは加害者の意図からスタートします。サッカーのためにスタジアムに来るのではなく、暴動を起こすためにスタジアムに来るのであれば、近づかないでください」
「当然のことながら、加害者を罰するという共通の目標を持ち、今夜の出来事は調査されます」
『ESPN』によると、ロッテルダム警察はこのライターを投げた32歳の男が逮捕されたと発表。この試合では試合前に花火などで発生した黒煙の影響で5分間開始が遅れ、キックオフ後も煙が引くのを待つために21秒間の停止が起きていたという。
オランダでは、今シーズンのヨーロッパリーグ(EL)決勝トーナメント・プレーオフ2ndレグのPSVvsセビージャの試合で酒に酔ったファンがピッチに乱入。セビージャのセルビア代表GKマルコ・ドミトロビッチに向かって走り殴りかかる事件が発生。この男は40年間のスタジアム入場禁止という重い処分が下されていた。
PR
|
関連ニュース