ユベントスがナポリの敏腕SD引き抜きを画策…移籍市場で優れた手腕を発揮するジュントリ氏
2023.04.04 14:03 Tue
ユベントスが、ナポリのスポーツ・ディレクター(SD)を務めるクリスティアーノ・ジュントリ氏の引き抜きを画策しているようだ。
ジュントリSDはイタリア国籍の51歳。現役時代はセリエCやセリエDなど下部リーグでプレーし、引退後の2009年7月にカルピのSDに就任した。
カルピのSDを6年間務めたのち、2015年7月からナポリに赴任。チームの主力となり得る若手や無名の選手を安価で獲得する術に長け、昨夏で言えば、ジョージア代表MFクヴィチャ・クワラツヘリアや韓国代表DFキム・ミンジェがそれにあたる。
ジュントリSDの手腕が功を奏し、今季のナポリはセリエAで首位を独走しているわけだが、そんな敏腕SDに対してライバルクラブが熱い眼差しを向けている模様。イタリア『カルチョメルカート』によると、ユベントスがすでに水面下で接触しているという。
一連の不正会計疑惑で昨年11月に幹部が総退陣したユベントス。その後発足した新体制にはフットボーラー経験のある重役がフットボール・ディレクター(FD)のフェデリコ・ケルビーニ氏以外におらず、公認会計士のジャンルカ・フェレーロ氏が会長職に就き、最高経営責任者(CEO)兼ゼネラル・マネージャー(GM)をコンサルタント出身のマウリツィオ・スカナヴィーノ氏が務めている状況だ。
ユベントスがナポリとの契約を2024年6月まで残すジュントリSDを実際に引き抜けるかは不透明で、財政難のために高額な違約金を支払う余裕もなし。ケルビーニFDがSD職を兼任する形も考えられるとのことだ。
ジュントリSDはイタリア国籍の51歳。現役時代はセリエCやセリエDなど下部リーグでプレーし、引退後の2009年7月にカルピのSDに就任した。
カルピのSDを6年間務めたのち、2015年7月からナポリに赴任。チームの主力となり得る若手や無名の選手を安価で獲得する術に長け、昨夏で言えば、ジョージア代表MFクヴィチャ・クワラツヘリアや韓国代表DFキム・ミンジェがそれにあたる。
一連の不正会計疑惑で昨年11月に幹部が総退陣したユベントス。その後発足した新体制にはフットボーラー経験のある重役がフットボール・ディレクター(FD)のフェデリコ・ケルビーニ氏以外におらず、公認会計士のジャンルカ・フェレーロ氏が会長職に就き、最高経営責任者(CEO)兼ゼネラル・マネージャー(GM)をコンサルタント出身のマウリツィオ・スカナヴィーノ氏が務めている状況だ。
そのため、移籍市場でスカルヴィーノGMらをサポートできる人材の確保が急務で、ナポリのジュントリSD以外にミランのフレデリック・マッサーラSD、ラツィオのイグリ・ターレSDといった名前も浮上している。
ユベントスがナポリとの契約を2024年6月まで残すジュントリSDを実際に引き抜けるかは不透明で、財政難のために高額な違約金を支払う余裕もなし。ケルビーニFDがSD職を兼任する形も考えられるとのことだ。
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