アーセナルはELベスト8進出なるか? 指揮官が“良い守備”を期待 「欧州では相手にスペースを与えた瞬間…」

2023.03.16 16:53 Thu
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Getty Images
アーセナルのミケル・アルテタ監督がヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16・2ndレグのスポルティングCP戦に向けた前日会見に臨んだ。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。

アーセナルは9日に行われた1stレグで2-2のドロー。22分に先制したのち、55分までに逆転を許す厳しい展開となったが、62分にMFグラニト・ジャカが放ったシュートがスポルティングの日本代表MF守田英正に当たってオウンゴールとなり、アウェイで辛くも敗戦は免れた。

この結果、16日にホームで行われる2ndレグで勝利すれば、ベスト8進出が決まることに。決戦を前にしたアルテタ監督はチーム状況の良さ、そしてFWガブリエウ・ジェズスの戦列復帰がチームに与えている好影響について語った。
「選手たちはうまくやれている。それを肌で感じることができる。勝ちたいという欲求、選手間の競争…雰囲気はとても良い」

「ジェズスが戻ってきたことは素晴らしい。彼の周囲にいる全ての人間が幸せを感じているよ。彼がいない間は寂しかったが、今はここに戻ってきている。彼自身も快調で、トレーニングに復帰後はどんどん良くなっていると言っているよ。本当にポジティブだ」

一方、チームの守備面にも言及。1stレグで2失点を喫したアーセナルだが、直近のフルアム戦ではクリーンシートを達成し、3-0で完勝を収めている。フルアム戦の出来を2ndレグでも継続すべきであると選手に期待を寄せた。

「守備は(1stレグとの)大きな違いだった。フルアム戦で示したボール奪取への意欲、ボックス内での守備…これらを明日も見せなくてはならない。欧州の舞台では、相手にスペースを与えた瞬間に罰せられるのだ。そのようなことが明日起こらないと信じている」

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