ウィンクスがサンプドリア愛を強調、去就について「トッテナムは誰も連絡してこない」

2023.03.16 16:00 Thu
Getty Images
トッテナムからサンプドリアにレンタル中のイングランド代表MFハリー・ウィンクス(27)が去就に言及した。

トッテナムの下部組織出身であるウィンクスは、2016年7月にファーストチームへ昇格すると、チームの主軸に定着して公式戦203試合に出場。しかし、昨シーズンはアントニオ・コンテ監督の下で出番が減少し、昨夏に出場機会を求めてサンプドリアにレンタル加入した。

サンプドリアでは足首のケガの影響で大きく出遅れたものの、1月16日に行われたセリエA第18節のエンポリ戦でようやくデビュー。そこからはリーグ最下位と苦しむチームで8試合連続フル出場を果たしており、ファンやメディアからも高い評価を得ている。
イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』のインタビューに応じたウィンクスはイタリアでの充実ぶりを強調。負傷で出遅れたことを悔やみつつ、クラブのサポートへの感謝を口にした。

「ケガをせず最初からプレーしていたら、チームを助けるためできることすべてをやったと思う。ただ、僕の存在がそこまで重要だったとは思いたくない。このチームは、今起きていることにかかわらず素晴らしいチームで、僕はそれを構成する要素の一つに過ぎないさ。そのことを忘れてはいけない」
「クラブは常に僕の味方として、ピッチ内外でサポートし続けてくれた。僕の足首の問題を解決するため、重要な存在であってくれたんだ。もちろん、ファンもそうだった。ここには素晴らしい人たちがいて、強い忠誠心がある。クラブには感謝しかないね。9月から今日まで、チームには多くの変化があったけど、サポートが欠けていると思ったことは一度もない」

また、ウィンクスは自身の去就に言及。トッテナムとはまったく連絡をとっていないと明かし、サンプドリア次第で来季以降も残留する可能性があることを示唆した。

「6月まではレンタル契約がある。僕はこの経験に満足しているよ。6月以降の自分の未来についてはわからないし、今は何も考えてもいない。次の試合だけを楽しみにしている。昨年にこの選択をして良かったし、誇らしい気持ちだ」

「トッテナムからはアントニオ・コンテ監督も含め、これまで誰も僕に連絡してこなかった。僕はずっとサンプドリアに完全に集中していたし、今もそうだよ」

ハリー・ウィンクスの関連記事

プレミアリーグ復帰のレスター・シティがトッテナムからイングランド人MFオリヴァー・スキップ(23)の獲得に迫るようだ。 報じたイギリス『BBC』によると、トッテナムがレスターからのオファーに応じ、移籍金額は2000万ポンド(約38億2000万円)を上回るものに。スキップは19日のプレミアリーグ開幕節で偶然にも両チ 2024.08.18 22:40 Sun
レスター・シティからチェルシーへレンタルバックしたU-21イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(21)。早期のレンタル打ち切りとなった背景を『フットボール・イタリア』が解説している。 昨年のU-20ワールドカップ(W杯)でU-20イタリア代表の主軸を担い、決勝戦まで7試合7得点という数字により、大会得点王とMVP 2024.01.21 14:28 Sun
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、バイエルン行きが取り沙汰されるエースに関するドイツ人記者の無礼な質問に憤りを示した。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 今月からトッテナムでの新たな挑戦をスタートしたポステコグルー監督。先日に母国オーストラリアで行われたウェストハムとの初陣では2-3の敗戦 2023.07.22 22:24 Sat
レスター・シティは1日、トッテナムから元イングランド代表MFハリー・ウィンクス(27)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2027年6月30日までの3年となる。 なお、現地報道では移籍金は1000万ポンド(約18億2000万円)程度になったという。 レスターへの完全移籍が決定したスパーズの生え抜き 2023.07.01 21:29 Sat
トッテナムの元イングランド代表MFハリー・ウィンクス(27)が、レスター・シティに完全移籍する見込みだ。イギリス『ロンドン・イブニング・スタンダード』が報じている。 トッテナムとレスターではイングランド代表MFジェームズ・マディソン(26)を巡る交渉が行われ、フォクシーズの背番号10のノースロンドン行きはほぼ確実 2023.06.28 18:45 Wed

サンプドリアの関連記事

サンプドリアが13日、セリエC(イタリア3部)に降格した。サンプドリアは同日、セリエB第34節延期分のユーベ・スタビア戦をゴールレスドローで終え、全38試合を消化した時点で降格圏の18位に終わっていた。 昨季はセリエBで7位となってセリエA昇格プレーオフに進出するも敗退に終わった中、アンドレア・ピルロ監督を続投さ 2025.05.14 08:30 Wed
セリエC(イタリア3部)への降格が迫っているサンプドリアだが、クラブOBの新指揮官招へいは失敗に終わったようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 今シーズンはアンドレア・ピルロ監督の下でスタートしたが、開幕3試合で1分け2敗となり即解任。アンドレア・ソッティル監督が後を継ぐも、13試合を指揮して4勝4分け5 2025.04.07 21:00 Mon
エンポリは30日、サンプドリアの元イタリア代表GKマルコ・シルベストリ(33)を完全移籍で獲得したことを発表した。 シルベストリは、モデナ、キエーボ・ヴェローナ、レッジャーナ、パドヴァ、カリアリ、リーズ・ユナイテッド、エラス・ヴェローナ、ウディネーゼでプレー。2024年8月にサンプドリアに完全移籍で加入した。 2025.01.30 22:20 Thu
元イタリア代表FWフランチェスコ・カプート(37)が現役引退を発表した。 カプートは自身のインスタグラムを更新。引退を決断した理由を綴っている。 「皆さん、こんにちは。正直なところ、このスピーチはもっと違った形で行いたかった。たとえば、私たちをこれほどまでに団結させてくれたゴールの瞬間や 歓喜の瞬間とともに 2025.01.29 10:30 Wed
アンドレア・ピルロ氏(45)がまさかまさかのサンプドリア復帰か。イタリア『カルチョメルカート』などが伝えている。 現役時代はミランやユベントス、イタリア代表で数多のタイトルを獲得したサッカー史上最高峰のレジスタ。監督キャリアではどうにも上手くいかない短命政権続き。それがピルロ氏。 23-24シーズン頭からセ 2025.01.20 20:40 Mon

セリエAの関連記事

【セリエA】パルマ 2-1 トリノ(日本時間9月30日/エンニオ・タルディーニ・スタジオ) Benissimo!!安定したフィードとセービング#鈴木彩艶 パルマの今季リーグ戦初勝利に貢献セリエA第5節パルマ×トリノ#DAZN 見逃し配信中#セリエA #だったらDAZN pic.twitter.com/96JtMD 2025.09.30 12:45 Tue
新しい未来のテレビ「ABEMA(アベマ)」は、スポーツ・チャンネルDAZNと展開する「ABEMA de DAZN」で、2025年8月より開幕する主要な欧州サッカーリーグにおいて、日本代表選手が所属するクラブを中心とした「欧州リーグ2025-26」の試合を中継することを決定した。 今回の発表によると、リーグ・アン、 2025.08.15 17:21 Fri
ユベントスのレジェンドであるレオナルド・ボヌッチ氏(38)が来季、ユースチームの監督かファーストチームのコーチとして復帰する可能性があるようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 ユベントスで8度のセリエA制覇に貢献したボヌッチ氏は昨季、ユベントスを退団。ウニオン・ベルリン、フェネルバフチェでプレーした後 2025.05.17 13:00 Sat
フィオレンティーナは15日、イタリア代表DFピエトロ・コムッツォ(20)との契約を2029年6月30日まで延長したことを発表した。 2019年からフィオレンティーナの下部組織に在籍するコムッツォは185cmのセンターバック。2023年10月のナポリ戦でファーストチームデビューを飾ると、今シーズンはセンターバックの 2025.05.15 21:02 Thu
マンチェスター・シティが、ミランのオランダ代表MFタイアニ・ラインデルス(26)の獲得へ動き始めた。イギリス『The Athletic』が報じている。 昨シーズン、AZから加入後すぐさまロッソネリの主力に定着したラインデルスは、今シーズンより一層存在感を高めてチームの絶対的な主軸に。 ここまでは不振のチーム 2025.05.14 19:38 Wed

記事をさがす

ハリー・ウィンクスの人気記事ランキング

1

2017年のCLでブレイクしたのは!? 『UEFA.com』がCLブレイクベストイレブンを選出!

▽『UEFA.com』は、2017年のチャンピオンズリーグで躍動した若手選手でのベストイレブン「BREAKTHROUGH TEAM 2017」を発表した。 ▽『UEFA.com』選出によるベストイレブンは、「24歳以下」であり、「2017年にCLデビューを果たした選手か、経験が少なく、今年大きな飛躍を遂げた選手」を基準に選出されている。 ▽フォーメーションは[4-3-3]を採用。GKは、プレミアリーグで無類の強さを見せつけているマンチェスター・シティのエデルソン。昨シーズンばベンフィカでプレーしていた。右サイドバックは同じくベンフィカでプレーし、今シーズンからバルセロナでプレーするネルソン・セメド。センターバックは、トッテナムのダビンソン・サンチェス、バイエルンのニクラス・ジューレが選ばれた。左サイドバックには、セルティックのキーラン・ティアニー。20歳ながら、セルティックで100試合以上に出場し、スコットランド代表でキャプテンを務めている。 ▽中盤は、トッテナムのハリー・ウィンクス、ベシクタシュのタリスカ、レアル・マドリーのマルコ・アセンシオの3名。前線は、パリ・サンジェルマンのキリアン・ムバッペ、RBライプツィヒのティモ・ヴェルナー、バーゼルのディミトリ・オベルリンが選ばれている。ムバッペは6試合で4ゴール、ヴェルナーは6試合で3ゴール、オベルリンは6試合で4ゴールを記録し、チームのラウンド16進出に貢献していた。 ◆BREAKTHROUGH TEAM 2017 GK エデルソン(24/マンチェスター・シティ) DF ネルソン・セメド(24/バルセロナ) ダビンソン・サンチェス(21/トッテナム) ニクラス・ジューレ(22/バイエルン) キーラン・ティアニー(20/セルティック) MF ハリー・ウィンクス(21/トッテナム) タリスカ(23/ベシクタシュ) マルコ・アセンシオ(21/レアル・マドリー) FW キリアン・ムバッペ(19/パリ・サンジェルマン) ティモ・ヴェルナー(21/RBライプツィヒ) ディミトリ・オベルリン(20/バーゼル) 2017.12.27 20:20 Wed
2

スパーズがリシャルリソン&A・ゴードンの両獲りへ! 今週にエバートンにオファー掲示

トッテナムがブラジル代表FWリシャルリソン(25)に加え、U-21イングランド代表MFアンソニー・ゴードン(21)をエバートンから獲得するプランを構想しているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。 トッテナムは今夏の移籍市場で、左右のウイングに加え、イングランド代表FWハリー・ケインのバックアッパーも務められるリシャルリソンを前線のトップターゲットに設定。 相手方が望むイングランド代表MFハリー・ウィンクスの交渉と並行する形で、トフィーズのエース獲得に向けた動きを進めている。 さらに、『スカイ・スポーツ』が報じるところによれば、トッテナムは前述の交渉の中で、エバートン生え抜きのアタッカーであるゴードンの獲得にも動いているという。 16歳でトップチームデビューを果たした早熟のアタッカーは、2列目を主戦場に相手の逆を突く巧みなドリブル、視野の広さと正確なキックを生かしたラストパスで異才を放ち、今季のプレミアリーグでは35試合4ゴール2アシストと主力の活躍を果たした。 ミドルズブラのU-21イングランド代表DFジェド・スペンスの獲得に動いているように、トッテナムはイングランド産の若手選手獲得を補強プランに掲げている。さらに、前エバートンのグレタル・ステインソン氏をパフォーマンス・ディレクターとして招へいしており、同氏による推薦があった可能性も考えられる。 なお、ファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)の問題を抱えるエバートンは、今月末までに主力の売却を検討しているとも言われており、トッテナムは今週中に両選手に対する公式オファーを掲示する見込みだという。 2022.06.27 22:08 Mon

サンプドリアの人気記事ランキング

1

マキシ・ロペスが元妻ワンダ・ナラとディナーに…かつてイカルディと不倫され離婚も「幸せであり続けて欲しい」

マキシ・ロペス氏が元妻であるワンダ・ナラ氏とのディナーに出かけた。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 バルセロナやサンプドリアなどで活躍したアルゼンチンの元サッカー選手、マキシ・ロペス氏。2008年にワンダ・ナラ氏と結婚し、3人の息子を授かったが、ナラ氏が自身の元チームメイトである元アルゼンチン代表FWマウロ・イカルディとの不倫関係にあることが発覚し、2013年に離婚した。 一方、ナラ氏といえば、イカルディとの2度目の結婚後は代理人としても振る舞い、夫のクラブに金銭面での難癖をつけて首脳陣やファンから毛嫌いされる存在に。このような元妻をロペス氏が完全に見放しても不思議ではない。 しかし、前述の通り、両者の間には3人の息子が。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ロペス氏は先日、ナラ氏と息子3人とともにブエノスアイレス市内にあるレストランへとディナーに出かけたという。 レストランまで押しかけた報道陣のインタビューに応じたロペス氏は「1人の良い親でありたい。彼らが幸せであり続けることを望んでいるよ。それ以上に望むものはない」と、元妻と親権を持たない息子3人を思いやった。 一方で、自身の妻を“略奪”したイカルディについては「イカルディとのディナー? ありえない。彼女や子どもたちと同じテーブルを囲むことには躊躇しないが、あの男と私が同席することはできない」と突き放した。 ロペス氏は現役時代、ナラ氏との離婚後に対戦相手として相見えたイカルディに対し、キックオフ前の握手を拒否したことがある。不倫された元妻への恨みはなくとも、奪っていった男への憎悪はいつまでも消えないようだ。 なお、ナラ氏は昨年9月にイカルディとの離別を発表。未だ正式な離婚は成立していないとされるが、選手と代理人の関係は崩壊済みだといわれている。 <span class="paragraph-title">【動画】マキシ・ロペスとワンダ・ナラ、元夫婦が息子3人とともに再会...報道陣が押し寄せる</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr"> Wanda Nara y Maxi López juntos en un restaurante en Palermo<br><br> La empresaria entró con Kennys Palacios.<br><br>Cc <a href="https://twitter.com/hashtag/LAM?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#LAM</a> en América TV <a href="https://twitter.com/elejercitodelam?ref_src=twsrc%5Etfw">@elejercitodelam</a> <a href="https://twitter.com/AngeldebritoOk?ref_src=twsrc%5Etfw">@AngeldebritoOk</a> <a href="https://t.co/o6QBhyWhaD">pic.twitter.com/o6QBhyWhaD</a></p>&mdash; América TV (@AmericaTV) <a href="https://twitter.com/AmericaTV/status/1651386103767629827?ref_src=twsrc%5Etfw">April 27, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.05.01 19:01 Mon
2

イタリアのレジェンドストライカー、ジャンルカ・ヴィアッリがすい臓がんのため死去…58歳の若さで

元イタリア代表FWのジャンルカ・ヴィアッリ氏が、すい臓がんとの長い闘病生活の末、58歳で亡くなった。イタリアメディアが一斉に報じている。 ヴィアッリ氏は2017年に膵臓がんと診断され、2018年11月に完治が発表されたものの、2021年12月に再発。2度目の闘病が自身の口から明かされていた。 昨年12月にはがん克服のため、イタリア代表での職務を辞する意向がイタリアサッカー連盟から発表された。 しかし、伝えられるところではここ数週間で病状が悪化。がんの進行が抑えられず、58歳で帰らぬ人となってしまった。 現役時代はサンプドリアやユベントス、チェルシーで活躍した生粋のストライカーだったヴィアッリ氏。引退後はイタリア、イングランドの両国でコメンテーターを務め、2019年10月からサンプドリアの元チームメイトである親友のロベルト・マンチーニ監督の誘いを受け、アッズーリのスタッフを務めていた。 同氏の遺族は「計り知れない悲しみをもって、私たちはジャンルカ・ヴィアッリの死をここに伝えます。家族に囲まれ、勇気と威厳を持って病気と向き合い、5年の歳月を経て、昨晩亡くなりました。長年にわたり、愛情を持って彼を支えてくださった多くの方がに感謝いたします。彼の記憶と模範は、永遠に私たちの心の中に生き続けることでしょう」と、訃報を伝えた。 2023.01.06 19:55 Fri
3

悪童カッサーノがサッカー人生に幕…「これからは自分の足に頼らなくても美しいことができる」

▽元イタリア代表FWアントニオ・カッサーノが13日を以って、現役引退を発表した。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。 ▽2017年夏、ヴェローナを1週間余りで退団したのを最後に現役引退が囁かれていたカッサーノは今年に入って現役続行の意思を示し、ついに先日、セリエC(イタリア3部)に所属するヴィルトゥス・エンテッラの練習に参加し、復帰は間もなくと伝えられていた。しかしこの度、同選手は「ほかに優先すべきことが見つかった」として引退を宣言。19年のキャリアに幕を閉じた。 ▽カッサーノのデビューは1999年。当時セリエAだったバーリでプロデビューを果たし、1年半後にセリエAチャンピオンだったローマに引き抜かれた。そこからスターダムを駆け上がるかと思いきや、度重なる問題行動で多くのクラブを転々としていった。 ▽レアル・マドリーやサンプドリア、ミランにインテルなどビッグクラブでの経歴を持つカッサーノだが、どのクラブでも問題行動を起こした。 ▽監督や選手との衝突は当たり前で、時には審判に暴言やツバを吐くことも。バーリやローマ時代には無免許運転で逮捕。ゴールを決めてもユニフォームを脱いでコーナーフラッグをぶち蹴るなど、どこを切り取っても問題児だった。ローマやマドリー時代の最大の恩師ともいえるファビオ・カペッロ監督とも起用法に関して問題発言。「ローマでも助けてやったんだから俺を使え」と述べていた。 ▽最近では2017年7月10日にエラス・ヴェローナと契約するものの、同18日にモチベーションの低下などを理由に突如現役引退を表明。その後、考えを改めてその日のうちに引退を撤回したが、6日後の24日に自身のツイッターで再び引退を発表していた。しかし、前述したように引退を撤回し今月6日にはエンテッラが練習参加を発表。現役復帰かに思われた矢先の引退宣言となった。 ▽カッサーノは引退に際し、以下のようにコメントしている。 「ヴィルトゥス・エンテッラとゴッジ会長、そしてすべてのファンに感謝している。そしてすべての敵にも」 「ここ数日、もはや練習についていけなくなってきていることに気づいた。フットボールは俺をストリートから抜け出してくれた。素晴らしい人々に会わせてくれた。大切な家族を与えてくれた。すべてを貰ったんだ」 「僕を楽しませてくれた。これから俺の第二の人生が始まる。自分の足の助けを借りなくても、美しいことができると自分に言い聞かせるよ」 ▽世紀の悪童はキャリアを通じて、クラブで515試合139ゴール91アシストを記録。イタリア代表では39試合で10ゴールを記録した。 2018.10.13 22:35 Sat
4

イタリアの名ストライカー、ジャンルカ・ヴィアッリ氏ががん闘病を告白

▽かつてサンプドリアやユベントス、チェルシーで活躍した元イタリア代表FWのジャンルカ・ヴィアッリ氏(54)が、先日までがん治療を行っていたことを明らかにした。同氏がイタリア『コリエーレ・デラ・セーラ』で告白した。 ▽現役時代に強靭なフィジカルと抜群の得点感覚を武器にゴールを量産してきた生粋のストライカーだったヴィアッリ氏。また、プレイングマネージャーとしてチェルシーを率いた経験もある同氏は現役引退後、イタリア、イングランドの両国でコメンテーターを務め、趣味のゴルフにも興じるアクティブな生活を続けている。 ▽しかし、今回『コリエーレ・デラ・セーラ』のインタビューに答えたヴィアッリ氏は、1年ほど前からがん闘病をしていたことを明かした。 「今は本当にかなり元気だ」 「(闘病は)1年ほどだった。ただ、今では獣のような体格が戻って来ているよ。ただ、この闘いがいつどういった形で終わるのか確信が持てないでいる」 「(痩せた身体を隠すため)これまで自分のシャツの下にセーターを着ていたんだ。だから、誰も私の病気に気付いていなかったと思う。私は未だに有名人だからね」 「(今回の告白を決断した理由について)自分の物語が人生の重要な分岐点に差し掛かっている人たちに対して、少しでも刺激を与えられればいいと思っている」 「治療中に浮かんだ重要なフレーズは壁にポストイットで張り付けていたんだ。『人間は思考の産物だ』なんてね」 「大事なことは勝つことじゃない。勝者のような思考を持つことだ。人生に関しては自分たちに降りかかる出来事が10パーセントを占め、それに対処することに90パーセントが当てられていると思う」 「だから、私の物語が誰かの助けになることを望んでいる。そして、多くのことが自分の身に起きていることに正しい対処ができることを願っている」 2018.11.26 19:52 Mon
5

“スーパーゴール製造機”、クアリアレッラが秘訣を語る

▽かつてはユベントスでもプレーし、現在はサンプドリアでプレーする元イタリア代表FWファビオ・クアリアレッラが、自身の秘密を明かした。『フットボール・イタリア』が報じた。 ▽クアリアレッラは、トリノの下部組織出身で、フィオレンティーナやウディネーゼ、ナポリ、ユベントスなど多くのクラブを渡り歩いた。 ▽35歳のベテランストライカーは、2017-18シーズンにキャリアハイとなる19ゴールを記録。ゴールゲッターとして活躍するものの、そのプレーには特徴がある。 ▽クアリアレッラのイメージとして挙がるのは、難しいシュートを決めるものの、簡単なシュートほど決められないというもの。今シーズンも、第3節のナポリ戦で“空中バックヒール”を決め、このゴールは世界中で賞賛された。 ▽そんなクアリアレッラは、ジュニア・TIMカップのプレゼンテーションで自身の秘密を暴露。スーパーゴール誕生の秘訣を明かした。 「僕はいつもそれをすると言うね」 「上手くいくかもしれないけど、そうでないかもしれない。正しいボールが来たと感じれば、それを決めきる必要がある。もしトライしないのならば、それがどんな結末になるかも分からない」 「僕は多くのミスをしたし、上手くいかない時もある。でも、ミスをするからといって、その可能性を心配してはいけない。いつもポジティブに考える必要があるよ」 2018.11.23 18:22 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly