歴代最多180キャップのセルヒオ・ラモスがスペイン代表引退…新指揮官から構想外伝えられ決断
2023.02.24 03:20 Fri
パリ・サンジェルマン(PSG)のDFセルヒオ・ラモス(36)が、スペイン代表からの引退を発表した。元レアル・マドリーDFが23日に自身の公式SNSで明かした。
2021年3月のコソボ代表戦でのプレーを最後に、2年近く代表活動から遠ざかっていたセルヒオ・ラモスは、新指揮官ルイス・デ・ラ・フエンテ監督からの構想外の連絡を受け、正式に“ラ・ロハ”への別れを発表した。
「時が来た。スペイン代表に別れを告げるときが来たんだ」
「ラ・ロハへ。今朝、現在の監督(ルイス・デ・ラ・フエンテ)から電話があって、自分のパフォーマンスやキャリアに関係なく、彼の計画には含まれておらず、今後も含まれないことを伝えられた」
「今は少し重たい気持ちだ。ラ・ロハでこれまで達成した成功に匹敵するような、より良い形での締めくくりを望んでいた道の終わりなんだ」
「直接聞いたわけではないけど、年齢やその他の理由によるものではないと感じている。年齢自体は美徳でも欠点でもないからだ。 それは必ずしもパフォーマンスや能力に関連していない単なる数字なんだ」
「僕はモドリッチやメッシ、ペペのようなプレーヤーに憧れ、羨ましく思っている。彼らは、フットボールにおける伝統、価値、実力主義、正義の本質なんだ」
「残念ながら、僕に関してはそうではない。フットボールは必ずしも公平なものではないし、フットボールは決してフットボールだけのものではないんだ」
「このことは、みんなと分かち合う悲しみとともに、しかし同時に頭を高く上げて、この数年間とみんなのサポートに感謝しながら、受け入れなければならないことだ」
「忘れられない思い出、共に戦い、祝ったタイトル、そして史上最多のスペイン代表プレーヤーとしての誇りを胸に、僕は旅立つよ」
「このバッジ、このシャツ、そしてファンのみんなが僕を幸せにしてくれた。幸運にも180回も誇らしげにこの国を代表することができた。その情熱をこれからも持ち続けてこの国をサポートし続けるよ。僕を信じてくれたみんなに心から感謝するよ」
セビージャ時代の2005年3月に行われた中国代表戦でスペイン代表デビューを飾ったセルヒオ・ラモス。代表キャリア初期は右サイドバックで主力を担い、ユーロ2008、2010年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)では主力として優勝に貢献。以降はセンターバックが主戦場となると、ユーロ2012では全試合に出場し、連覇の立役者となった。
以降はタイトルには恵まれなかったものの、2014年ブラジルW杯、ユーロ2016、2018年ロシアW杯と大舞台に出場。2016年以降はイケル・カシージャスに代わってキャプテンに就任。2019年10月のノルウェー戦では代表通算168試合出場を果たし、カシージャスの持つ代表最多出場記録を更新。その記録は最終的に180試合まで伸び、歴代9位タイの23ゴールも挙げていた。
2021年3月のコソボ代表戦でのプレーを最後に、2年近く代表活動から遠ざかっていたセルヒオ・ラモスは、新指揮官ルイス・デ・ラ・フエンテ監督からの構想外の連絡を受け、正式に“ラ・ロハ”への別れを発表した。
「ラ・ロハへ。今朝、現在の監督(ルイス・デ・ラ・フエンテ)から電話があって、自分のパフォーマンスやキャリアに関係なく、彼の計画には含まれておらず、今後も含まれないことを伝えられた」
「今は少し重たい気持ちだ。ラ・ロハでこれまで達成した成功に匹敵するような、より良い形での締めくくりを望んでいた道の終わりなんだ」
「ただ正直なところ、この旅は僕自身の選択、あるいは自分のパフォーマンスが代表チームにふさわしいレベルでなかったため、ある意味で終わりを迎えて当然だとも考えているよ」
「直接聞いたわけではないけど、年齢やその他の理由によるものではないと感じている。年齢自体は美徳でも欠点でもないからだ。 それは必ずしもパフォーマンスや能力に関連していない単なる数字なんだ」
「僕はモドリッチやメッシ、ペペのようなプレーヤーに憧れ、羨ましく思っている。彼らは、フットボールにおける伝統、価値、実力主義、正義の本質なんだ」
「残念ながら、僕に関してはそうではない。フットボールは必ずしも公平なものではないし、フットボールは決してフットボールだけのものではないんだ」
「このことは、みんなと分かち合う悲しみとともに、しかし同時に頭を高く上げて、この数年間とみんなのサポートに感謝しながら、受け入れなければならないことだ」
「忘れられない思い出、共に戦い、祝ったタイトル、そして史上最多のスペイン代表プレーヤーとしての誇りを胸に、僕は旅立つよ」
「このバッジ、このシャツ、そしてファンのみんなが僕を幸せにしてくれた。幸運にも180回も誇らしげにこの国を代表することができた。その情熱をこれからも持ち続けてこの国をサポートし続けるよ。僕を信じてくれたみんなに心から感謝するよ」
セビージャ時代の2005年3月に行われた中国代表戦でスペイン代表デビューを飾ったセルヒオ・ラモス。代表キャリア初期は右サイドバックで主力を担い、ユーロ2008、2010年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)では主力として優勝に貢献。以降はセンターバックが主戦場となると、ユーロ2012では全試合に出場し、連覇の立役者となった。
以降はタイトルには恵まれなかったものの、2014年ブラジルW杯、ユーロ2016、2018年ロシアW杯と大舞台に出場。2016年以降はイケル・カシージャスに代わってキャプテンに就任。2019年10月のノルウェー戦では代表通算168試合出場を果たし、カシージャスの持つ代表最多出場記録を更新。その記録は最終的に180試合まで伸び、歴代9位タイの23ゴールも挙げていた。
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