ベンゼマが次節欠場…アンチェロッティがリバプール戦に向けエース休養明かす

レアル・マドリーのFWカリム・ベンゼマが、18日に行われるラ・リーガ第22節のオサスナ戦を欠場することになる。

年明け以降、5つのコンペティションを戦う超過密日程を強いられるマドリー。先週末にモロッコ開催のクラブ・ワールドカップを制したエル・ブランコは、今週ミッドウィークのラ・リーガでエルチェに4-0の完勝を収めて好調を維持。

だが、ここから中2日でオサスナとのアウェイ戦、そこから中2日でチャンピオンズリーグ(CL)のラウンド16初戦となるリバプールとのアウェイ戦を戦うことになる。
17日、オサスナ戦に向けた公式会見に出席したカルロ・アンチェロッティ監督は、難所エル・サダールで戦う9位チームとの一戦でエースを温存するプランがあることを明かした。クラブ公式サイトが会見コメントを伝えている。

「カリムは疲れており、明日は出場できない。火曜日に向けて完全に回復してもらいたいと思っている。クロースはトレーニングを行っておらず、同様に欠場する。一方で、クルトワと同様に、アザールも戻ってくるはずだ」「ワールドカップ以来、カリムは本当にうまくやっている。彼はほぼすべての試合でゴールを挙げている。彼は貢献してくれているが、我々は彼がシーズンを通して健康を維持できるように、彼が疲れているときに休息を与えたい」

「疲労しているプレーヤーと一緒にリスクを冒したくはない。それが最も顕著に表れるのは、試合後2日目だ。多くのプレーヤーが疲れている。ベンゼマはケガから復帰しており、彼の疲労レベルは異なっていることを心に留めておく必要がある。リバプールの試合が明日だったとすれば、彼はプレーしないだろう」

昨季ファイナルの再現となる週明けのリバプール戦が早くもちらつく状況だが、アンチェロッティ監督は逆転でのラ・リーガ連覇に向けて目の前の試合の重要性を強調。

「我々の目標は、バルセロナとの差を縮めることだ。ビッグゲームが満載の多忙なスケジュールで、すべてのゲームは状況を改善または悪化させる可能性がある。それがフットボールだ」

「オサスナを倒すには良いコミットメント、態度、そして熱意を示さなければならない。シーズンの重要な時期であり、チームは調子が良く、明日は懸命に戦うはずだ」

なお、エースとMFトニ・クロースの欠場を明言したイタリア人指揮官だが、サスペンション明けのFWヴィニシウス・ジュニオールやMFルカ・モドリッチ、FWロドリゴ・ゴエスの起用を示唆している。