16度目の皇后杯優勝へ、復活の点取り屋・ベレーザの小林里歌子が意気込み
2023.01.25 20:00 Wed
皇后杯決勝へ向け、JFAが各選手のショートメッセージを配信。24日には日テレ・東京ヴェルディベレーザのFW小林里歌子が意気込みを語った。第44回皇后杯決勝が28日にヨドコウ桜スタジアムで行われる。2大会ぶり16度目の優勝を目指す日テレ・東京ヴェルディベレーザと、6大会ぶり7度目の優勝を狙うINAC神戸レオネッサが相まみえる。
大会最多優勝回数を誇る東京NBは22日の準決勝でアルビレックス新潟レディースと対戦。開始直後の3分に藤野あおばがボックス右角付近からDF2枚の間を縫って入り、ボックス右から右足でネットを揺らすと、12分にも宇津木瑠美の好フィードから植木理子が抜け出し、同じような位置からネットを揺らした。
後半開始直後はメンバー交代とともに立ち位置を変えた新潟Lに押され、51分にオウンゴールで失点。さらには相手のシュートがクロスバーをたたくなど、流れを手放したかに見えたが、66分に北村菜々美のクロスをファーで植木が合わせて再び2点差に。そのまま逃げ切り、2大会ぶりの決勝進出を決めた。
JFAの公式ツイッターによる4日前カウントダウン動画には小林が登場。簡潔に「頑張ります!」と語っている。
大会最多優勝回数を誇る東京NBは22日の準決勝でアルビレックス新潟レディースと対戦。開始直後の3分に藤野あおばがボックス右角付近からDF2枚の間を縫って入り、ボックス右から右足でネットを揺らすと、12分にも宇津木瑠美の好フィードから植木理子が抜け出し、同じような位置からネットを揺らした。
JFAの公式ツイッターによる4日前カウントダウン動画には小林が登場。簡潔に「頑張ります!」と語っている。
名門・常盤木学園高校出身の小林は年代別の代表では輝きを放ち、将来を嘱望されていたが、前十字靱帯断裂などの度重なる大ケガに苦しんだ。復帰後はなでしこジャパンデビューを果たすも、2022年2月に左ヒザ内側半月板損傷で再びの離脱に。12月18日の天皇杯4回戦マイナビ仙台レディースで、待望の復帰後初ゴールをマークしていた。
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2024-25 SOMPO WEリーグ第14節の6試合が、15日と16日に各地で行われた。 2連勝で首位を奪還したINAC神戸レオネッサ(勝ち点30)は、後半戦初勝利を狙う6位・ジェフユナイテッド市原・千葉レディース(勝ち点18)とのホームゲーム。I神戸は28分に決定機。最終ラインの裏へ抜け出した桑原藍がロングボールを収めるが、フリーでのシュートはGK望月ありさがセーブする。 ゴールレスで折り返すと、50分にI神戸が先制。成宮唯のインターセプトから水野蕗奈が左クロス。ゴール前に走り込んだ成宮が頭で押し込む。 さらに64分、右サイドを抜け出した桑原の折り返しから再び成宮。右足ワンタッチで2点目を奪う。千葉も79分、右CKの混戦から小林莉々子が押し込むが反撃はここまで。逃げ切ったI神戸が3連勝で首位をキープしている。 前節ドローで首位を譲った日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点29)。10位・マイナビ仙台レディース(勝ち点8)とのアウェイゲームに臨むと、32分に先制。眞城美春の右クロスに土方麻椰がニアで合わせる。 さらに前半アディショナルタイム、右サイドを抜け出した青木夕菜が思い切って右足シュート。対角のゴール左隅に決め、東京NBがリードを広げる。 後半も追加点に迫った東京NBだが、山本柚月のシュートはクロスバー直撃。しかし、マイ仙台の反撃も実らず、0-2で東京NBが完封勝利を収め、首位のI神戸を追いかける。 3位・三菱重工浦和レッズレディース(勝ち点28)も前節ドローで連勝がストップ。今節は最下位・大宮アルディージャVENTUS(勝ち点7)とアウェイでの埼玉ダービーに臨んだ。 浦和は33分、前線からプレスをかけた高橋はながハーフウェイライン付近でボール奪取。一気に攻め込むと、伊藤美紀のリターンパスから高橋がコントロールショットを沈める。 1点ビハインドで後半を迎えた大宮Vは、チャンスを作りながら同点ゴールを奪えず。すると77分、セットプレーの折り返しから島田芽依が押し込んで浦和に2点目。終盤には藤﨑智子のPKで勝利を決定づけ、浦和も上位2チームに続く。 その他、4位・サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点22)は8位・セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点15)と1-1で終え、3試合連続ドロー。後半4ゴールで大勝の5位・アルビレックス新潟レディース(勝ち点20)がS広島Rと勝ち点「23」で並んだ。11位・ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点7)は今シーズン2勝目を挙げ、マイ仙台をかわして10位に浮上している。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ第14節</h3> ▽3月15日(土) サンフレッチェ広島レジーナ 1-1 セレッソ大阪ヤンマーレディース 【S広島R】 上野真実(後12) 【C大阪】 田子夏海(後5) 大宮アルディージャVENTUS 0-3 三菱重工浦和レッズレディース 【浦和】 高橋はな(前33) 島田芽依(後32) 藤﨑智子(後43) ▽3月16日(日) マイナビ仙台レディース 0-2 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 【東京NB】 土方麻椰(前32) 青木夕菜(前45+2) ちふれASエルフェン埼玉 0-4 アルビレックス新潟レディース 【新潟L】 OG(後3) 山谷瑠香(後6) 川村優理(後10) 道上彩花(後35) ノジマステラ神奈川相模原 3-0 AC長野パルセイロ・レディース 【N相模原】 大竹麻友(後14) 南野亜里沙(後24、後37) INAC神戸レオネッサ 2-1 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 【I神戸】 成宮唯(後5、後19) 【千葉L】 小林莉々子(後34) <span class="paragraph-title">【動画】成宮唯が2得点の活躍! I神戸vs千葉L ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Z1BFaUBWCJA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.16 18:50 Sun3
「局面で負けてはいけない」昨季3戦全敗の古巣に挑む東京Vの城福監督、「“絶対に”勝ってほしい」WEリーグ初優勝懸かるベレーザの吉報を待つ
東京ヴェルディの城福浩監督が、17日にエディオンピースウイング広島で行われる明治安田J1リーグ第17節のサンフレッチェ広島戦に向けた会見を実施した。 現在14位の東京Vは前節、ホームで行われた湘南ベルマーレ戦で0-2の敗戦。ホーム3連勝とともに今季初の勝ち越しのチャンスを逃した。 その悔しい敗戦からのバウンスバックを図る今節は、リーグ3連勝で5位に浮上した広島とのアウェイゲームに臨む。 湘南戦ではセットプレー、ミス絡みの後半最終盤の失点によって2失点。いずれもチームとして大きく崩されたわけではなく、修正は比較的容易である。一方、失点後の攻撃の反発力やアクシデンタルな部分も影響した交代策の機能不全は大きな反省材料となった。 「勝ち点0は100%私の責任」と試合後の会見で反省の弁を述べた交代策について指揮官は、「あの状況でトータルの情報というのは一元化することは難しい」と前置きしながらも、「今の自分でやれたことはたくさんあった」と主張。ギリギリまで状況を見極めた上で交代の人数や人選を変えるなど、自身の判断に問題があったことを認め、今後の采配に活かしていきたいと振り返った。 その交代策と関連する部分では、限られた選手層でチームとして最大値を出すという部分で多くの選手に複数のポジション・役割を要求し、試合中にもポジション変更を施すケースも少なくない。 負荷のコントロールや連携、戦い方の意思統一も含めてリスクを負う部分も大きいが、選手層の底上げとともに現状のチームがJ1の舞台で戦っていく上では必要な部分でもある。 その点について城福監督は「本来であれば新しい攻撃的な選手を投入して、それが最大のメッセージになるのが一番いい」と正直な思いを口にしながらも、立ち位置の変更でリスクを上回るメリットを出すために重要なポイントについてこう語っている。 「まずひとつは攻めるバージョン、守るバージョンであろうが、その狙いが入った選手だけではなくて、ピッチで戦っている選手を含めてハッキリと選手にわからなければいけない。守るのであれば、もちろん両方必要ですけども、前からプレッシャーをかけてラインを下げないのか。ゴール前を固めるのか、そういうメッセージ的なものが必要」 「攻めるのであれば、とことん繋ぐのか、ゴール前に早めにクロス入れるのか。もちろんバージョンというのは細かくピッチの上や練習場で用意できるわけじゃないですけど、選手起用で大きなメッセージを送れると思っているので、まずはちゃんとしたメッセージを送れるような選手交代が大事」 「もうひとつはある意味でリスクを冒すことにもなる場合が多いので、そのリスクを最小限にするために、そのポジションに移ったならば、そのポジションとしての守備のタスクがあるし求められるものがあるので、その選手ができる範囲のなかでフルパワーでやってもらいたいと」 「例えばボランチに入ったとして、『でも自分は攻撃の選手だからバイタルエリアに戻らなくていい』とか、そういうことはありえないわけで。なぜそういうポジションチェンジをしたかというのは、もちろん狙いがあるんですけれども、とはいえ何かを免除されるわけではないので、チームとしてのタスクを全うしながら、自分の特長を出すというところはもっともっと研ぎ澄ましていかなければいけないと思います」 攻撃面に関しては引き続きクロスの入り方、ボックス付近でゴール、足を振るために重要なオフ・ザ・ボールの量と質の追求を求める。 「オン・ザ・ボールで特徴を持った選手のオフ・ザ・ボールの習慣化というのは、これは刷り込めば、あるいは意識が変われば、やり続ければ身につくものだと信じています。我々は辛抱強く、時にはロジカルに、時にハードワークを要求しながら刷り込み続けるということは諦めない」 「逆に言えば、オン・ザ・ボールで何か新しいものを身につけるというのはなかなか大変だと思うので、オフ・ザ・ボールのところの改善というのは、どの選手も改善の余地があると思ってやっています」 得点力不足の状況で奮起が求められるFW木村勇大ら前線の選手に対しては、「彼らが得意とする形、絶対の形がどんな状況でも出せるような磨き方はしていってほしい」よりストロングに磨きをかけることを求めつつ、殻を破るために必要な明確な課題に言及。 「本当の自分の力に気づけるか」という根源的な部分も含めブレイクスルーを辛抱強く待つ。 「次の段階に行こうとしたらオフ・ザ・ボールの準備のところやハードワークであったり、いい準備をすることがどれだけ有効かというのが、今は身に染みて感じている最中。それがオートマチックに発揮できるようになった時には階段を1つ上った選手になれるんじゃないかなと思います」 「そういう問題を抱えている選手がこのチームには何人かいるので、オフのところというのをどう学んでいけるか。それを現代サッカーが求める前線の守備をやりながら、それをどう身につけていくかというところが、おそらくフォワードとして残っていけるかどうかの勝負になると思います」 引き続き矢印を自分たちに向けつつ、2戦ぶりの白星を目指す今節は昨季のアウェイゲームで1-4の大敗を喫するなど公式戦3戦全敗の因縁の相手との再戦に。 相次ぐ負傷者の影響もあって昨季ほどの盤石な強さはないが、城福監督は「もちろん力のある、優勝争いする選手層があるチーム。去年も惨敗しているので、苦しい時間もあると思いますけれども、我々はそこに対して勝ち点3を取りに行く、手繰り寄せに行く姿勢でいかないといけない」と古巣に敬意を示した上で敵地から勝ち点3を持ち帰ることを誓う。 湘南戦同様にミラーゲームの形でマンツーマンの相手に対して個の局面が勝負のポイントに挙がるなか、単純なフィジカルの差を埋めるためにチームとして工夫が必要ではあるものの、相手の土俵でも互角に戦うことが必要だと語った。 「個の局面というのは避けて通れないので、我々らしいサッカーというか、へそと幅と裏のバランスを取りながらも局面の戦いというのは負けてはいけないし、そこで互角以上に戦えないと、なかなか難しくなる」 「それを避けるというよりは、その局面になった時に、ハードな潰し合いのなかでは、やはり体の当て方の強さもありますけど、予測であるとか、より多くの人間が反応するとか、最後に逆サイドの人間が諦めずに戻るとか、おそらくいろんな要素が要求される」 「そこの個だけではなくてグループとしてチームとして、もし不利に働いた場合にはそこをリカバーしますし、有利に働いた場合にはそのままシュートチャンスまで持っていきたいと。これは広島さんのストロングでもあるんですけども、ここに対して我々は受け身になるのではなくて、自分たちで反応とか人数というところも含めて、そこは負けないようにしたいなと思います」 なお、広島戦が行われる同時刻には女子チームの日テレ・東京ヴェルディベレーザがWEリーグ初優勝を懸けたリーグ最終節のジェフユナイテッド千葉レディース戦を味の素フィールド西が丘で戦う。 同勝ち点で2位のINAC神戸レオネッサとは得失点差4と最終節の勝利で優勝を決められる可能性が高い。 練習場とクラブハウスを同じくし、試合観戦の経験もある兄妹チームの大一番に向けて指揮官は「絶対に勝ってほしい」とエールを送った。 「あの若い選手層と若いメンバー、この環境のなかで、本当にベレーザは特筆すべきパフォーマンスを今年示したんじゃないかなと思います。我々はこの練習環境をよく知っているからこそ、これをバネにして地道によく取り組んできたスタッフ陣、あるいは選手たちがこの最終節で勝てば、ほぼ自分たちの力で優勝できるところまで持ってきたというのは、本当に素晴らしいことだと思います。僕が今言えるのは、絶対に勝ってほしいです。“絶対に”。僕が言えるのはそれしかないです」 同時刻開催の東京からの吉報を待ちつつ、広島の地では昨季屈辱を味わった相手にリベンジの勝利を目指す。 2025.05.16 15:00 Fri4
最下位大宮Vが今季初勝利で後半戦スタート! 首位・東京NBは若手が躍動し3連勝、猶本光が長期離脱から復活アシストの浦和も勝利【SOMPO WEリーグ】
2024-25 SOMPO WEリーグ第12節の5試合が、1日〜3日にかけて各地で行われた。 前半戦終了から2カ月半を経て後半戦がスタート。前節首位浮上の日テレ・東京ヴェルディベレーザ(勝ち点25)は、8位AC長野パルセイロ・レディース(勝ち点14)とアウェイで対戦した。 東京NBは10分、前節初ゴールを挙げた18歳の眞城美春がボックス手前やや右寄りの位置でFKを獲得。自らキッカーを務めると、ゴール右上を狙ったボールがクロスバーを叩いてネットを揺らす。 32分にはクロスからの競り合いをこちらも18歳の松永未夢が制し、東京NBに追加点。後半立ち上がりには19歳の樋渡百花、20歳の土方麻椰が追加点。AC長野も終盤に川船暁海が1点を返すが、1-4で試合終了。若手が躍動した東京NBが3連勝で首位をキープしている。 前節初黒星で首位陥落のINAC神戸レオネッサ(勝ち点24)は、9位ちふれASエルフェン埼玉(勝ち点13)をホームに迎えた一戦。13分、右サイドでFKを得たI神戸は、土光真代のクロスから井手ひなた。GKの頭上を越すヘディングシュートで先制点をもたらす。 さらに成宮唯のミドルもあったI神戸だが、クロスバーの跳ね返されると愛川陽菜のヘディングシュートはGK浅野菜摘がセーブ。後半に入るとEL埼玉の吉田莉胡がゴールに迫ったが、左足のシュートは左ポストをかすめる。 その後は互いに決定機を迎えたが、次の1点は生まれず。1点で逃げ切ったI神戸が仕切り直しの勝利で後半戦をスタートしている。 今シーズンの公式戦勝利がなく、最下位に沈む大宮アルディージャVENTUS(勝ち点3)は、11位ノジマステラ神奈川相模原(勝ち点6)とホームで下位同士の直接対決。大宮Vは開始直後の左CKから先制。髙橋美紀のインスイングのクロスに金平莉紗が合わせた。 1点リードのまま終盤を迎えた大宮Vだが、N相模原が82分に同点ゴール。伊東珠梨がゴール前に浮き球のパスを送ると、大竹麻友が太ももで合わせる。クロスバーに当たったボールを大竹自ら押し込んだ。 逆転のチャンスもあったN相模原だが、大宮VのGK今村南海が好セーブ。すると後半アディショナルタイム、左サイドの乗松瑠華の浮き球のボールに齊藤夕眞が抜け出す。バウンドに右足を合わせて流し込み、大宮Vが勝ち越し。劇的な形で今シーズン初勝利を手にしている。 首位を追いかける三菱重工浦和レッズレディースは、月曜日のナイトゲームとなった中ジェフユナイテッド市原・千葉をホームに迎えた。 日中から埼玉では大雪が降っていた中、試合前には止むことに。ただ、ピッチには雪が積もり雪かきが行われた中で行われた。 皇后杯を制して臨む後半戦。ケガでの長期離脱から復帰したMF猶本光が今季初出場を果たした。 試合はホームの浦和が序盤から攻め込む展開となると35分、右CKを獲得すると、伊藤美紀がクロス。この流れからシュートブロックのこぼれ球を伊藤がボックス内右から強烈なミドルシュートを叩き込み、浦和が先制する。 その後はなかなかゴールが生まれない展開となる中で時間が経過。後半もゴールが生まれなかったが84分、FKの流れから左サイドでボールを持った猶本がボックス左を仕掛けてクロス。これを後藤若葉が飛び込みヘッド。WEリーグ初ゴールが決まり、リードを2点に。そのまま逃げ切り2-0で勝利し、2位に浮上した。 その他、4位サンフレッチェ広島レジーナ(勝ち点17)は10位マイナビ仙台レディース(勝ち点7)とゴールレスドロー。5位アルビレックス新潟レディース(勝ち点17)は、後半アディショナルタイムの下吉優衣のゴールで7位セレッソ大阪ヤンマーレディース(勝ち点14)相手に逆転勝利を挙げた。 <h3>◆2024-25 SOMPO WEリーグ第11節</h3> ▽3月1日(土) INAC神戸レオネッサ 1-0 ちふれASエルフェン埼玉 【I神戸】 井手ひなた(前13) 大宮アルディージャVENTUS 2-1 ノジマステラ神奈川相模原 【大宮V】 金平莉紗(前1) 齊藤夕眞(後45+3) 【N相模原】 大竹麻友(後37) ▽3月2日(日) セレッソ大阪ヤンマーレディース 1-2 アルビレックス新潟レディース 【C大阪】 矢形海優(後1) 【新潟L】 上尾野辺めぐみ(後10) 下吉優衣(後45+4) マイナビ仙台レディース 0-0 サンフレッチェ広島レジーナ AC長野パルセイロ・レディース 1-4 日テレ・東京ヴェルディベレーザ 【AC長野】 川船暁海(後34) 【東京NB】 眞城美春(前10) 松永未夢(前32) 樋渡百花(後3) 土方麻椰(後9) ▽3月3日(月) 三菱重工浦和レッズレディース 2-0 ジェフユナイテッド市原・千葉レディース 【浦和】 伊藤美紀(前35) 後藤若葉(後39) <span class="paragraph-title">【動画】齊藤夕眞が劇的弾!大宮Vに初勝利もたらす</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="4U7DbyriGxE";var video_start = 139;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2025.03.03 21:30 Mon5