ポルティモネンセ中村航輔はPKストップも、藤本寛也の技あり弾等でジル・ヴィセンテがベスト8へ《アリアンツ・カップ》
2022.12.15 19:00 Thu
未来の日本代表候補が活躍を見せている。ポルトガル国内のカップ戦であるアリアンツ・カップのグループステージグループE、ポルティモネンセvsジル・ヴィセンテが行われ、0-3でジル・ヴィセンテが勝利を収めた。
ポルティモネンセの中村航輔はフル出場、川﨑修平はメンバー外。ジル・ヴィセンテの藤本寛也は66分までプレーして1得点、新井瑞希はメンバー外となっている。
ジル・ヴィセンテは序盤から幾度も危機を迎えたが、ポストやGKの好セーブもあって無失点でしのぐと、前半終了間際に藤本のシュートがボックス内で相手DFのハンドを誘発。千載一遇のチャンスを得た。
だが、ここで立ちはだかったのがGK中村。フラン・ナバーロのキックを完璧に読み切り、左隅へのシュートを見事に防ぐと、セカンドボールへもいち早く反応し、相手のファウルもあってポルティモネンセは失点を免れた。
ペナルティアーク左でマイナスのパスを受けた藤本は、味方へ預けてボックス内へ侵入。リターンを収めたムリロからボールを引き取るように持ち出し、最後は左足でGK中村の頭上を越す技ありの一発を沈めた。
終盤にはフラン・ナバーロが追加点を挙げ、ジル・ヴィセンテは3-0と快勝。グループステージ突破を決めた。
ノックアウト方式となる21日の準々決勝では、グループAの首位チームと対戦。順当にいけば、ポルトが抜けると目されている。
ジル・ヴィセンテは序盤から幾度も危機を迎えたが、ポストやGKの好セーブもあって無失点でしのぐと、前半終了間際に藤本のシュートがボックス内で相手DFのハンドを誘発。千載一遇のチャンスを得た。
だが、ここで立ちはだかったのがGK中村。フラン・ナバーロのキックを完璧に読み切り、左隅へのシュートを見事に防ぐと、セカンドボールへもいち早く反応し、相手のファウルもあってポルティモネンセは失点を免れた。
チャンスを逸したジル・ヴィセンテだったが、直後にCKからルーカス・クーニャがヘディングでネットを揺らすと、63分には藤本が決める。
ペナルティアーク左でマイナスのパスを受けた藤本は、味方へ預けてボックス内へ侵入。リターンを収めたムリロからボールを引き取るように持ち出し、最後は左足でGK中村の頭上を越す技ありの一発を沈めた。
終盤にはフラン・ナバーロが追加点を挙げ、ジル・ヴィセンテは3-0と快勝。グループステージ突破を決めた。
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かつては85億円を設定された元スポルティングの田中順也、ポルトガル移籍が増える現状を語る「何人かの背中を押した」
かつてスポルティング・リスボンでもプレーしたことのあるFC岐阜の元日本代表FW田中順也が、日本人選手のポルトガル移籍が増えていることに言及した。ポルトガル『レコルド』が伝えている。 田中は順天堂大学から2010年2月に柏レイソルへと入団。強烈な左足のキックを武器に活躍。日本代表としても4試合に出場するなど、その実力を示していた。 その田中は2014年7月にスポルティングへと完全移籍。当時ヨーロッパでは全くの無名でもあった田中だが、スポルティングが違約金に6000万ユーロ(約85億円)という破格の金額を設定。このことがヨーロッパでも大きな話題を呼び、「タナカとは何者だ」と話題となった。 田中はスポルティングで公式戦35試合に出場し7ゴール6アシストを記録。加入1年目こそリーグ戦17試合で5ゴール2アシストを記録するも、シーズン終了後に監督が交代。すると構想外となり、2年目は公式戦7試合の出場に終わっていた。 その後は、日本へと復帰。柏の他、ヴィッセル神戸でもプレー。現在は岐阜に所属している。 ポルトガルリーグは日本人選手がほとんどプレーしていなかった中、現在は日本代表MF守田英正やFW田川亨介(共にサンタ・クララ)、MF中島翔哉、GK中村航輔、FW川﨑修平(いずれもポルティモネンセ)、MF藤本寛也(ジル・ヴィセンテ)、FW食野亮太郎(エストリル)、GK小久保玲央ブライアン(ベンフィカ)が所属。新シーズンからはDF小川諒也(ヴィトーリア・ギマランイス)の参戦が決まっている。 守田もスポルティングへのステップアップが確実視されるほか、日本人選手の獲得の噂が他にもあるポルトガル。田中はこの現状についてコメントした。 「ポルトガルにはクオリティの高い日本人選手がたくさんいる。すでにプレーできている選手もいる。他の選手がすぐに向かうことも願っている」 「僕は一部の選手の背中を押したと感じている。ポルトガルでは幸せだったし、それのおかげで他の選手がポルトガルのリーグをポジティブに捉えることができたと思う」 ポルトガルへの道を切り拓いたと言っても良い田中。日本人選手がポルトガルで順応できる理由についても語った。 「ポルトガルはクオリティとスピードでプレーするレベルの高いリーグだ。日本には、そう言った特徴を備え、考えてプレーするのが速い選手がたくさんいる」 「他の日本人選手にもぜひポルトガルに行ってもらい、良さを知ってもらいたい」 日本人選手に向いているリーグだと語る田中。最後には、かつての仲間やファンたちへのメッセージを残した。 「この場を借りて、スポルティングに関わる仲間たちにメッセージを残したいと思う。僕はクラブを永遠に愛している。とても嬉しかったし、ぜひ頑張ってもらいたい。チャンピオンになることを願っている」 日本人選手の多くはドイツやベルギーでプレーしているが、ポルトガルも人数は増えてきている状況。良い結果を残す選手が増えることを望むばかりだ。 2022.06.17 12:55 Fri5
守田途中出場のスポルティングCPが初勝利!好調ジル・ヴィセンテは今季初黒星…【プリメイラ・リーガ日本人選手】
2022-23シーズンのプリメイラ・リーガ第2節が今週末に行われた。 今シーズンのプリメイラ・リーガにはスポルティングCPへ完全移籍したMF守田英正やポルトへ復帰したMF中島翔哉、昨季ジル・ヴィセンテで飛躍を遂げたMF藤本寛也らに加え、ジル・ヴィセンテに加入したMF新井瑞希、ギマランエスに加入したDF小川諒也、ボアヴィスタに加入したMF渡井理己、カーザ・ピアに加入したFW邦本宜裕の4選手が新たに参戦する。 開幕節でブラガと打ち合いを演じたスポルティングCPは、ホーム開幕戦でリオ・アヴェと対戦。ゴンサウヴェスのゴールで先制したスポルティングCPは、65分から守田を投入。すると、直後の67分にマテウス・ヌネスが追加点を奪取。さらに75分にもゴンサウヴェスがこの試合2点目を決め、3-0で今季初勝利を飾った。 一方、ミッドウィークにUEFAカンファレンスリーグ予選3回戦でリガFC(ラトビア)に完勝したジル・ヴィセンテはアロウカとアウェイで対戦。藤本が先発した一戦は、開始早々の2分にジル・ヴィセンテが失点する。 1点のビハインドで迎えた後半、ジル・ヴィセンテは新井やマテウス・ブエノなどを投入し、攻撃陣を総入れ替えしたが最後まで同点弾は奪えず、そのまま0-1で敗戦した。 また、田川に所属するサンタクララと渡井の所属するボアヴィスタによる日本人所属クラブ同士の対戦が実現。試合は後半に2ゴールを挙げたボアヴィスタが2-1で逆転勝利した。田川は65分までプレー、渡井はベンチ外となった。 ★中島翔哉[ポルト] ▽8/14 ヴィゼラ 0-1 ポルト ◆ベンチ入りせず ★守田英正[スポルティングCP] ▽8/13 スポルティングCP 3-0 リオ・アヴェ ◆65分からプレー ★小久保 玲央ブライアン[ベンフィカ] ▽8/13 カーザ・ピア 0-1 ベンフィカ ◆ベンチ入りせず ★藤本寛也[ジル・ヴィセンテ] ▽8/15 アロウカ 1-0 ジル・ヴィセンテ ◆フル出場 ★新井瑞希[ジル・ヴィセンテ] ▽8/15 アロウカ 1-0 ジル・ヴィセンテ ◆後半からプレー ★小川諒也[ギマランエス] ▽8/14 ギマランエス 1-0 シャヴェス ◆ベンチ入りも出場せず ★田川亨介[サンタクララ] ▽8/14 ボアヴィスタ 2-1 サンタクララ ◆65分までプレー ★渡井理己[ボアヴィスタ] ▽8/14 ボアヴィスタ 2-1 サンタクララ ◆ベンチ入りせず ★川﨑修平[ポルティモネンセ] ▽8/15 パソス・デ・フェレイラ 0-3 ポルティモネンセ ◆ベンチ入りせず ★中村航輔[ポルティモネンセ] ▽8/15 パソス・デ・フェレイラ 0-3 ポルティモネンセ ◆ベンチ入りも出場せず ★邦本宜裕[カーザ・ピア] ▽8/13 カーザ・ピア 0-1 ベンフィカ ◆69分までプレー 2022.08.16 07:30 Tue日本の人気記事ランキング
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「最終予選に向けて整えてきた」なでしこ石川璃音は準備万端、北朝鮮の強度にも臆せず「そこは絶対に負けたくない」
パリ・オリンピックアジア最終予選の北朝鮮女子代表戦へ向け、なでしこジャパンが始動。13日に国内合宿がスタートし、初日のトレーニングを終えてDF石川璃音(三菱重工浦和レッズレディース)がメディアの取材に応じた。 国内組を中心に、合宿は11名で開始。WEリーグのウインターブレイクや皇后杯などにより、選手によってオフ期間に差異のある状況で迎えた初日だが、20歳のセンターバックは「この最終予選に向けてコンディションを整えてきたので、体は動く状態」と、早くも臨戦態勢だ。 オフ期間には筋力トレーニングをメインに、スプリントの強化にも取り組んだとのこと。フィジカルを売りにする北朝鮮相手にも、怯む様子は微塵もない。 「(相手は)球際が強いとは思いますが、自分もそこは良さだと思っているので、絶対に負けたくない。自分から吹き飛ばしていけるように、頑張りたい」 「どちらかというと、自分はそういう相手の方がやりやすいので、すごく楽しみです。けど、まずは勝つということをメインに考えたい」 また、ビルドアップ力の向上を、個人として目標の1つに挙げている。とらわれ過ぎてうまくいかないこともあったようだが、所属チームでも代表活動でも、アドバイスをもらいながら成長中。 ちょうど合宿初日、池田太監督と宮本ともみコーチが相手2トップを模し、プレス回避をイメージしての最終ラインからボールを運び出すパストレーニングも行われた。立ち位置、パス出しのタイミング、1つ飛ばしの意識などを吸収しつつ、培ったものを試合でも発揮できるようにと石川は意気込みを語った。 「どれだけ自分にFWを引きつけてからパスを出せるかが、あの練習には込められていると思いました。自分はビルドアップの部分が足りないと思っているので、アドバイスを受けながら今日練習に臨みましたが、自分のところへ引きつけたら、周りも楽になると思うので、そういう部分も今回の最終予選で出せたらなと思います」 なでしこジャパンは2大会連続6度目のオリンピック出場を懸け、24日に最終予選の第1戦(開催地未定)を戦い、28日に国立競技場で運命の第2戦を迎える。 2024.02.14 21:40 Wed2
中国代表に痛手…ブラジルから帰化のFWフェルナンジーニョが家族の問題で来日せず
中国サッカー協会(CFA)は24日、中国代表に招集されていたFWフェルナンジーニョ(無所属)が来日しないことを発表した。 中国代表はすでに来日済みである中、ブラジルからの帰化選手はヨーロッパから来日する予定だった。 FWアラン、FWアロイージオとともにオランダのアムステルダムから24日に来日予定だったフェルナンジーニョだったが、CFAによるとアムステルダムで家族の健康上の問題を知ったとのこと。そのまま来日せず、ブラジルへと戻ることを申請したとのことだ。 CFAもフェルナンジーニョの帰国を許可。今回のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選には参加しないこととなる。 フェルナンジーニョはブラジルのフラメンゴやポルトガルのエストリル・プライアなどでプレー。中国では重慶力帆、河北華夏、広州恒大(現:広州FC)でプレーしていたが、今年1月に財政面の問題で退団していた。 中国スーパーリーグでは119試合に出場し30ゴール39アシストを記録。これまで中国代表歴はなく、帰化後初の代表活動となる予定だった。 2022.01.25 09:30 Tue3
「お前、シバくぞ」長友佑都と久保建英の軽妙やり取りが大反響「ガチトーンなの面白すぎる」「いい関係すぎ」
日本代表のDF長友佑都(FC東京)とMF久保建英(レアル・ソシエダ)のやり取りに注目が集まっている。 3月の2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選で北朝鮮代表との連戦に臨む予定だった日本。だが、アウェイの平壌で開催予定だった試合は中止となり、活動を終えた。 そうした中、25日に日本サッカー協会(JFA)の公式YouTubeチャンネルで、日本代表の裏側を伝える「Team Cam」が更新。今回の代表活動期間の様子が公開された。 その中で話題を呼んでいるのが、選手たちが日本代表のスポンサーである『KIRIN』が手掛ける"勝利のハチマキ"にメッセージを記す場面での、長友と久保のやり取りだった。 スタッフから「日本代表としての想い」を記してほしいという説明を受けると、後方の席にいた久保から長友に対し、「佑都さんブラボーでいいんじゃないですか?」という声が飛ぶことに。これに対し長友が「お前、シバくぞ」と反応していた。 このやり取りには周囲のチームメイトも大爆笑。久保も「ブラボーだけは厳しいんだよなぁ」と笑いながら話していた。 37歳の長友と22歳の久保の絶妙なやり取りにはファンからも「長友と久保の年の差ある2人の掛け合い好きすぎるw」、「面白すぎる」、「いい関係すぎる」、「ガチトーンなのが面白すぎる」と反響が寄せられていた。 今回の代表戦では出場機会のなかった長友だが、終始大きな存在感を放っていた。 <span class="paragraph-title">【動画】間と表情も完璧な長友佑都の「お前、シバくぞ」</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="lwOT6cTzyq0";var video_start = 380;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.03.26 12:10 Tue4
なでしこジャパンの宮本ともみコーチが女子AFC Coach of the Yearにノミネート!
アジアサッカー連盟(AFC)の年間男子最優秀監督ノミネート3名には、日本代表の森保一監督が最終候補に残ったほか、年間女子最優秀監督にもなでしこジャパンの宮本ともみコーチがノミネートされている。 4年ぶりの開催となるAFCアウォーズへ向けては、13日に各賞のノミネート選手や監督が発表。女子のAFC Coach of the Yearには宮本コーチのほか、中国女子代表のシュイ・チンシア監督、U-16韓国女子代表のキム・ウンジョンコーチがノミネートされた。 日本における監督はHead coach、ヘッドコーチにあたる英語がAssistant coachであるため、日本語でいう"コーチ"も同賞に該当する。 宮本コーチは現役時代の多くを、プリマハム時代を含めて伊賀FCくノ一(現:伊賀FCくノ一三重)で過ごし、日本女子代表としても中盤の軸に。出産後に現役復帰、女子ワールドカップ(W杯)メンバー入りも果たした女子サッカーの先駆者的存在だ。 指導者としては、池田太監督とともに年代別の日本女子代表を指導。2021年からなでしこジャパンのコーチに就任し、セットプレー時は前面に立って指示を送るなど、戦術家としての手腕を振るった。 池田監督の右腕としてオーストラリア&ニュージーランド女子W杯では、スペイン女子代表に快勝を収めるなど、グループステージを3戦全勝。準々決勝でスウェーデン女子代表に敗れはしたものの、育成時代から目をかけてきた長野風花や宮澤ひなたらが躍動し、その戦いは世界で大きな注目を浴びた。 また、シュイ・チンシア監督は、2022年のAFC女子アジアカップで中国を率いて日本や韓国を下し、9度目の大会制覇を達成。キム・ウンジョンコーチはU-16韓国女子代表を率い、AFC U-17女子アジアカップの1次予選、2次予選を通じて5試合51得点2失点の圧倒的強さで、チームを本戦出場へ導いていた。 <span class="paragraph-title">【写真】女子AFC Coach of the Yearにノミネートされた3名</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr"> <br><br> Shui Qingxia <br> Tomomi Miyamoto <br> Kim Eun-jung <br><br>Let us know which tactician made the biggest impact in spearheading the women’s game to greater heights in 2022! <a href="https://twitter.com/hashtag/AFCAwards2022?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#AFCAwards2022</a> <a href="https://t.co/v5GhB1hIdU">pic.twitter.com/v5GhB1hIdU</a></p>— AFC (@theafcdotcom) <a href="https://twitter.com/theafcdotcom/status/1716665850168823900?ref_src=twsrc%5Etfw">October 24, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.10.25 18:30 Wed5