W杯でGS敗退のベルギー代表が新監督を募集! 様々な条件を並べる「野心的」「国際経験」「継続的な勝者」など

2022.12.15 08:45 Thu
カタールW杯でグループステージ敗退となり退任したマルティネス監督
Getty Images
カタールW杯でグループステージ敗退となり退任したマルティネス監督
ベルギーサッカー協会(KBVB)は13日、ベルギー代表の新監督の募集を開始した。カタール・ワールドカップ(W杯)に参加していたベルギー。2018年のロシアW杯では3位の好成績を残し、今大会に期待もかけられていた。
しかし、グループステージで苦戦。カナダ代表に勝利するも、モロッコ代表に敗戦。そしてクロアチア代表と引き分け、グループステージ3位となり敗退となった。

この結果を受け、ロベルト・マルティネス監督は敗退後に退任を発表していた。

ベルギーはユーロ2024、そして2026年のW杯に向けて新たなチームを発足させる中、KBVBは新監督の募集を開始。監督に求める条件を明確に示した。
「本日、新しい代表チームの監督の選考プロセスを正式に開始しました」

「カタールW杯で早期敗退した後でも、KBVBは将来に向けて非常に野心的なままです。将来も成功し続けるためのすべての要素が整っています。新しい代表チームの監督は、現在の状況に対処し、我々を新たな成功に導くことができるかどうかが期待されています」

「KBVBは、勝つ方法を知っているフルタイムの代表チームの監督を探しています。新しい代表チームの監督は非常に野心的で、トップレベルで必要な国際経験、サッカーの戦術的知識と洞察力、そして適切な個人的スキル、トップ選手のマネージメント経験を持つ継続的な勝者、緊密なグループを作ることに集中すること、若い選手を纏め上げる方法を知っている人物を求めます」

「サッカー協会は、データ、テクノロジー、客観的なパラメータを使用して監督の選択をサポートし、KBVBのスポーツの専門知識と構造を利用する戦術の専門家を探しています」

「申請書は2023年1月10日までに受領する必要があり、その後、タスクフォースによって選考プロセスが開始されます」

なお、代表チームの監督以外にも、スポーツ・ディレクター(SD)も探している。

監督を指名して交渉するのではなく、明確な方向性を示しての応募制。果たして、理想とする指揮官からの応募はあるだろうか。

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