J3過去最高位の今治、古参のMF楠美圭史とMF山田貴文の2選手と契約を更新

2022.12.14 21:25 Wed
©︎J.LEAGUE
FC今治は14日、MF楠美圭史(28)とMF山田貴文(30)の2選手と2023シーズンの契約を更新したことを発表した。

東京ヴェルディの育成組織出身の楠美は、2013年にトップチームへ昇格。日本フットボールリーグ(JFL)のヴェルスパ大分への期限付き移籍を経て、2017年から当時JFLだった今治でプレーしている。

在籍の6年目の今季も中盤の主軸として奮闘。チーム最長となる32試合2834分の出場。J2昇格こそならなかったが、チーム過去最高位の5位へと押し上げた。
愛媛県松山市出身の山田は2018年にJFLのホンダロックSCから加入。毎年コンスタントに出場を重ね、今季も31試合4得点を記録した。

両選手は契約更新にあたり、クラブへ次のようなコメントを充てている。
◆楠美圭史
「2023シーズンもFC今治の為に、そして自分自身の為に全てを出し尽くします。これまで以上に強い覚悟をもって戦います。里山スタジアムで会いましょう!
そして共に昇格しましょう!」

◆山田貴文
「来シーズンもFC今治でプレーすることになりました!新スタジアムの里山スタジアムで沢山タオルを振り回し必ずJ2昇格しましょう!」

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