1試合残してグループステージ突破のリバプール、クロップ監督「これを当たり前と思ってはいけない」
2022.10.27 11:23 Thu
リバプールのユルゲン・クロップ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)グループステージ突破のチームを称えた。クラブ公式サイトが伝えている。
この結果、1試合残してリバプールの決勝トーナメント進出が決定。試合後のクロップ監督も、この結果を大いに喜んでいる。
「決勝トーナメントへの出場権獲得が当たり前だと思ってはいけない。これは本当に難しいことだ。でも、我々は再びそれを達成できた。アヤックスは本当に良いチームだが、我々は彼らを2度倒すことができた」
「ハーフタイムを前に良い場面がたくさんあり、この調子でいきたいと思った。そして2ゴールを決め、試合をコントロールできたことは本当に良かった。ラウンド16に進められたことは本当に嬉しく、素晴らしい」
「困難を克服して最終的に最高の自分に成長できれば、もちろんチームにとっても大いに役立つだろう。今日もそんな感じだった。最終的に、選手たちは本当に良くプレーした。もし、今日ここで0-0のまま終わり突破が決まっても、私は大喜びだっただろう」
「我々は素晴らしいゴールを決めることができた。最初のゴールはヘンド(ジョーダン・ヘンダーソン)のプレーが格別だったと思う。2点目は素晴らしいクロスがあり、ダルウィンが多くの選手を相手にする状況で決められた。そして、ハーヴェイはセンセーショナルなゴールで、素晴らしいパフォーマンスに冠をつけられた。個人としてもグループとしても役立っているからこそ、選手たちには本当に満足している」
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リバプールは26日に行われたCLグループA第5節で、アヤックスと対戦した。先週末のプレミアリーグで最下位相手に痛恨の黒星を喫したチームは、この日も序盤は攻め込まれる苦しい展開に。それでも徐々にペースを取り戻すと、42分にFWモハメド・サラーのゴールで先制。さらに、後半開始早々、前半決定機を逃していたFWダルウィン・ヌニェスが追加点を記録すると、3分後にはMFハーヴェイ・エリオットにもゴールが生まれて一気に3点差としたチームは、その後相手の反撃を凌ぎ切り3-0で勝利した。「決勝トーナメントへの出場権獲得が当たり前だと思ってはいけない。これは本当に難しいことだ。でも、我々は再びそれを達成できた。アヤックスは本当に良いチームだが、我々は彼らを2度倒すことができた」
「今日の試合では、最初の30分から35分くらい、彼らの方が優れたチームだっただろう。我々よりずっと落ち着いているように見えたが、それはホームだし当たり前のことかもしれない。アウェイでのCLは難しいものだが、それでもゴールが決まればすべては良くなると理解していた」
「ハーフタイムを前に良い場面がたくさんあり、この調子でいきたいと思った。そして2ゴールを決め、試合をコントロールできたことは本当に良かった。ラウンド16に進められたことは本当に嬉しく、素晴らしい」
「困難を克服して最終的に最高の自分に成長できれば、もちろんチームにとっても大いに役立つだろう。今日もそんな感じだった。最終的に、選手たちは本当に良くプレーした。もし、今日ここで0-0のまま終わり突破が決まっても、私は大喜びだっただろう」
「我々は素晴らしいゴールを決めることができた。最初のゴールはヘンド(ジョーダン・ヘンダーソン)のプレーが格別だったと思う。2点目は素晴らしいクロスがあり、ダルウィンが多くの選手を相手にする状況で決められた。そして、ハーヴェイはセンセーショナルなゴールで、素晴らしいパフォーマンスに冠をつけられた。個人としてもグループとしても役立っているからこそ、選手たちには本当に満足している」
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