秋田、在籍6年の江口直生と来季契約結ばず 「全ての方々に感謝」

2022.10.22 17:30 Sat
©︎J.LEAGUE
ブラウブリッツ秋田は22日、MF江口直生(30)と来季契約の非更新を発表した。

江口は大阪桐蔭高校、大阪産業大学を経て、2014年に愛媛FCでプロ入り。2017年から秋田に活躍の場を求め、今季も残り1試合の明治安田生命J2リーグ20試合に出場している。

6シーズンにわたってプレーする秋田から今季限りの契約をもって退団する江口。クラブを通じて、長文にて別れの挨拶をした。
「今シーズンをもってブラウブリッツ秋田のユニフォームを脱ぐこととなりました。怪我による長期離脱もプロになってから初めて経験し、辛い時期もありました。なかなか復帰できず真剣に引退を考えていた時、チームメイトの何気ない声かけや、スタジアムでサポーターの皆様からの温かい一言に心を動かされ、それが支えとなってピッチに帰ってくることができました」

「選手もスタッフもファン・サポーターの皆様も温かい方ばかりで、この6年間で秋田のことが大好きになりました。できるのであればこれから先もずっと秋田でプレーしたいと思っていました。しかし、これがプロの世界。契約満了を告げられた今、複雑な心境です。しかし、ブラウブリッツ秋田の選手としてファン・サポーターの皆様と共に戦えたこと、秋田のために全力を尽くせたことは僕の財産であり、誇りです」
「その中でも嬉しいことは2年前にJ3優勝を皆様と共に成し遂げ、J2に昇格できたこと、そしてこのブラウブリッツ秋田がJ2でも秋田スタイルを貫き、堂々と戦えていることです。このクラブで選手としても人としても成長することができました」

「ブラウブリッツ秋田を支えて下さっているスポンサーの皆様、毎試合熱い声援で共に戦って下さったファン・サポーターの皆様、どんな時も選手のことを支えて下さった社長をはじめフロントスタッフの皆様、ブラウブリッツ秋田に関わる全ての方々に感謝申し上げます」

「僕は今シーズンでチームを離れることになりましたが、これから先、自分が愛したこのクラブがファン・サポーターの皆様と共に、更に強く、更に大きいクラブになっていくことを心から願っています。6年間ありがとうございました」

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