ルーク・ショーが思うテン・ハグ新監督の良さ 「良いプレーをしていなければ使わない」

2022.10.18 18:20 Tue
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表DFルーク・ショーエリク・テン・ハグ政権下での開かれたチーム内競争を主張した。イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が報じている。

昨季もタイトルどころか、チャンピオンズリーグの出場権すら逃す失意に終わったユナイテッド。サー・アレックス・ファーガソン元監督が勇退してから、数々の指揮官が指揮しながらどれも道半ばに終わるなか、今季からはテン・ハグ監督に再建を託した。

そんなオランダ人指揮官もここまでの戦いぶりから理想と現実のギャップを感じさせるが、ピッチ外では厳しい規律も導入。さらに、先発選びに関してもまだ組み合わせの最適解を探る状況というのもあるが、ポジション争いの活性化を促す采配も見受けられる。
なかでも、イングランド代表DFハリー・マグワイアの先発落ちは昨季のオーレ・グンナー・スールシャール氏やラルフ・ラングニック氏の下でもケガ以外で見られなかった光景。そうしたなか、ショーが歴代監督との違いを口にし、今のやり方を歓迎している。

「監督の良いところは良いプレーをしていなければ、使わないということだね。これまではそうじゃなかったけど、全員の気を引き締めさせているのは良いことだと思う。彼は全員が毎日、100%であるのを確認する。そうじゃなければ、プレーできない。それはポジティブなことだよ」
そう語るショーも新加入で同じポジションのオランダ代表DFタイレル・マラシアに先発の座を明け渡す時期があったりと絶対的な地位を確立できていないが、そのなかでも折れずにチャンスが巡ったときに活躍できる準備をする必要があると語った。

「彼が僕に何かを言ってくる必要なんてなかった。僕もわかっていたから。最初の2試合は十分な出来じゃなくて、僕自身も外れるべきだとまったくもって感じた。結果が悪かったし、僕のパフォーマンスも十分じゃなかったからね」

「僕はとにかく毎日のトレーニングに励み、監督に頑張っているところが伝わるようにする必要があった。チームはうまくいっていて、勝っていたから、ただただチャンスを待つしかなかったんだ。文句なんて言っても仕方ないよ」

「毎日、チームと一緒にいて、先発であれ、ベンチであれ、チームに関わり、力にならないといけないんだ」

なお、直近のプレミアリーグ2試合で先発が続く自身の調子については「そうだね、良いよ。でも、一番大事なのはチームのことだと思う。チャンスがあれば、プレーすれば、いつだって自分のベストを尽くすだけだ」と返している。

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ベッカム&ギャリー・ネビルがイギリス4部クラブ買収! ギグスやスコールズら92年組がオーナーだったサルフォード・シティの共同オーナーに

EFLリーグ2(イングランド4部)に所属するサルフォード・シティは8日、かつてマンチェスター・ユナイテッドやイングランド代表で活躍したデイビッド・ベッカム氏とギャリー・ネビル氏が率いるコンソーシアムに買収されたことを発表した。 マンチェスターのサルフォードに拠点を置くサルフォード・シティは、マンチェスター・ユナイテッドで活躍し92年組として知られるライアン・ギグス氏、ポール・スコールズ氏、ニッキー・バット氏、フィリップ・ネビル氏が2014年にオーナーとなり、5シーズンで4回の昇格を経験した。 2018-19シーズンにEFLリーグ2に昇格を果たしたが、そこから上には上がれておらず。今シーズンもEFLリーグ2で8位となり、昇格プレーオフを最終節で逃す形となっていた。 そんな中、ベッカム氏、ギャリー・ネビル氏に加え、アメリカ在住の実業家のデクラン・ケリー氏、マーヴィン・デイヴィス卿がグループに入っている。 サルフォード・シティによれば、新たな株主たちはクラブと施設に多額の投資を行うという約束が入っているとのことだ。 なお、ギグス氏、スコールズ氏、バット氏、フィル・ネビル氏は引き続き「テクニカル、フットボール、コマーシャル、リクルート、SCFC財団」の各部門でクラブに関与していくとのこと。92年組が勢揃いすることとなった。 また、新しいコンソーシアムは、インドを拠点とするドリーム・スポーツ・グループ、コリン・ライアン、フランク・ライアン、ニック・ウッドハウス、シュラビン・ミッタルを含む9人の株主で構成されている。 ベッカム氏は「私はサルフォードで育った。そこで過ごした日々には、本当に素敵な思い出がある。この場所と人々は、私のサッカー人生の初期において、とても重要な役割を果たしてくれた。サルフォード・シティは地域社会の中心であり、豊かな歴史を誇る。その新たな章に加わることができ、大変嬉しく思う」とコメントしている。 ギャリー・ネビル氏も「サルフォード・シティに情熱を注いでいる。多様な才能と専門知識を持つメンバーが、サッカーへの愛で結ばれた、他に類を見ないパートナーシップだ。サッカーが最優先だが、今後4~5年でクラブを持続可能な方向へ導くことが不可欠だ。この旅の次の段階が待ちきれない」と、かつての仲間とともにチームを発展させていくことを誓った。 2025.05.08 20:55 Thu

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