「自分たちの力を出し切った」3連勝で3位浮上のミラン、指揮官も満足感示す

2022.10.17 14:52 Mon
Getty Images
ミランステファノ・ピオリ監督が、ヴェローナ戦に勝利した選手たちを称えた。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

ミランは16日、セリエA第10節でヴェローナとのアウェイ戦に臨んだ。16分にポルトガル代表FWラファエル・レオンがボックス左に侵入してクロスを上げると、これが相手DFに当たってゴールイン。ただ、ラッキーな形で先制に成功するも、19分に同点ゴールを許して1-1で前半を終えた。

後半も一進一退の攻防は続いたが、81分にクロアチア代表FWアンテ・レビッチのスルーパスで抜け出したイタリア代表MFサンドロ・トナーリが会心の勝ち越しゴールを記録。その後は守備陣が1点のリードをしっかりと守り切り、2-1で勝利した。
これでミランはリーグ戦3連勝で3位に浮上。ピオリ監督は試合後、苦しい展開の中で3ポイントを獲得した選手たちを称賛した。

「トップ争いをするためには競争力が必要だし、再び優勝するためには多くのポイントを取らなければならない」
「我々は自分たちの力を出し切ったが、いくつかのミスを犯し、ヴェローナにスペースを与えてしまった」

「しかし、我々は困難な状況を乗り越え、その後チームはうまく機能するようになった。そして、我々には最終的に試合を解決できる質の高い選手たちが揃っていた」

「我々は最終的に20日間で7試合を戦う予定だ。次の4試合目に向けて、適切なタイミングでの勝利だった」

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