アーセナル時代の苦戦はコロナ禍も影響? ウィリアンが明かす

2022.09.22 08:50 Thu
Getty Images
フルアムの元ブラジル代表MFウィリアンアーセナル時代を振り返った。

2020年夏にチェルシーからのフリートランスファーで同じくロンドンに拠点を置くアーセナルに移ったウィリアン。ライバルクラブ行きだったが、振るわず、3年契約の1年目が終了したタイミングで解消に至り、母国ブラジルに活躍の場を移した。

それから1年が経ち、プレミアリーグに舞い戻った34歳はイギリス『The Athletic』でアーセナルでの苦戦理由として新型コロナウイルスの感染拡大に伴う無観客開催も要因の1つと考えているようだ。
「あんなことをした選手は僕だけだと思う。ほかの選手なら、契約満了まで残って、金を稼ぎ続けただろうけど、僕は違う。金は世界で一番大事なものじゃない。気分良く、練習に行くモチベーションが湧かなかったから、去ったんだ」

「それと、シーズンの大半でファンなしだったんだ。アーセナルではファンと会えず、観客の声を感じたり、懐かしみたかった。世界中の誰もが難しい時期だったと思う。新しいクラブでファンがいないなかでプレーするのは簡単じゃない」
「最後の日、ミケル・アルテタ監督と話をしたよ。僕のためにしてくれたこと、アーセナルに連れてきてくれたことに深く礼を言い、ただただ彼の成功を祈った。彼は良い監督だし、アーセナルのことも深くリスペクトしている」

「アーセナルは良いチームだし、良い選手もいる。今季は良い結果を残せるだろう」

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“ジャンピングチョップ事件”いまだ和解なし、ファン・ニステルローイが宿敵との騒動を振り返る

▽現役時代にマンチェスター・ユナイテッドで活躍した元オランダ代表FWルート・ファン・ニステルローイ氏が、宿敵との騒動を振り返った。イギリス『インデペンデント』が伝えた。 ▽事件は約13年前のオールド・トラフォード、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルで起こった。当時のプレミアリーグは、ユナイテッドとアーセナルの2強時代。MFロイ・キーン、MFパトリック・ヴィエラという闘将に率いられていた両者の直接対決は、常に意地と意地がぶつかり合う激闘だった。 ▽そして試合では、0-0で迎えたアディショナルタイムにFWディエゴ・フォルランがボックス内でDFマーティン・キーオンに倒されてPKを獲得。しかし、このPKキッカーを務めた名手ファン・ニステルローイは、シュートをバーに当ててしまった。 ▽そして、試合は0-0のまま終了。宿敵の絶対的エースがPKを失敗したことにより勝ち点を獲得してテンションが上がったアーセナルの選手たちは、試合終了の笛とともにファン・ニステルローイを囲んで挑発。試合中も激しくやりあっていたキーオンは、ファン・ニステルローイに“ジャンピングチョップ”を敢行した。 ▽オックスフォード大学での講義にゲストとして参加したファン・ニステルローイ氏は、「キーオンに街でたまたま会ったら、どのように振舞うのか?」と尋ねられると、冗談交じりに「彼は再び私の上に飛んでくるだろう(笑)。時代を生きていくには、クレバーじゃないといけないと思ったよ」と語り、会場の笑いを誘った。 ▽一方、この事件があった2003-04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を経験したキーオン氏は先月、当時について以下のように振り返っていた。 「おそらく、私は過剰な反応を見せてしまった。ルート・ファン・ニステルローイは、ブラックリスト入りする信用できない敵だった。彼はトッププレーヤーであり、ファイターだったが、どんな手を使ってでも相手を打ちのめそうとするような選手だった」 2016.02.08 20:42 Mon

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