「当時は怒り狂っていた」スターリングがシティ退団を振り返る
2022.08.21 17:38 Sun
イングランド代表FWラヒーム・スターリングが、マンチェスター・シティからチェルシーへの移籍を振り返った。
リバプールから2015年夏にシティへと加入したスターリング。初年度から主力として活躍し、通算では公式戦337試合の出場で131ゴール94アシストを記録する中で、4度のプレミアリーグ制覇を含む12個のタイトル獲得に貢献した。
しかし、昨季はプレミアリーグでのスタメンが23試合にとどまるなど、出番は減少傾向に。今夏にはノルウェー代表FWアーリング・ハーランドや、アルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスといった強力な攻撃陣がチームに加わり、さらなる序列低下が懸念されていた中、先月13日にチェルシーへの完全移籍が発表された。
イギリス『スカイ・スポーツ』のインタビューを受けたスターリングは、出場機会が減っていたシティでの日々を回顧。7年にわたって在籍したクラブを退団するに至った理由を明かした。
「誰もが必要とされていると感じたい。それはフットボールでも同じだよ。自分の子供の誕生日を犠牲にして一生懸命プレーしているのに、良くない扱いを受けると、がっかりするね」
「選手としては常にベストを尽くし、チームを助けたいと思うものだけど、フェアに物事が行われていないと思うと、失望を感じるね。自分の生活に満足していないのなら、その幸せを取り戻すために他の選択肢を考えなければならないし、僕はまさにそうしてきた。自分の力を出し切れないとわかっている場所に、いつまでもいることはできないんだ」
「シティは素晴らしいクラブだし、多くのトロフィーを獲得した。でも、自分自身にとって何がベストなのか、将来どうしたいのか、考えなければならない時が来るんだ。それこそ僕がここにいる唯一の理由だよ」
一方で、チェルシーではここまでプレミアリーグ開幕から2戦続けて先発。「最も重要なのは、毎週プレーができているということだよ。それはキャリアで初めて経験することで、ある種の衝撃を受けた。とにかくまたプレーして、フットボールを楽しみたかった。それができれば、ハッピーになれるし、それをフィールドでも見せられると思ったんだ」と新たなチームでのプレーに充実ぶりを語った。
リバプールから2015年夏にシティへと加入したスターリング。初年度から主力として活躍し、通算では公式戦337試合の出場で131ゴール94アシストを記録する中で、4度のプレミアリーグ制覇を含む12個のタイトル獲得に貢献した。
しかし、昨季はプレミアリーグでのスタメンが23試合にとどまるなど、出番は減少傾向に。今夏にはノルウェー代表FWアーリング・ハーランドや、アルゼンチン代表FWフリアン・アルバレスといった強力な攻撃陣がチームに加わり、さらなる序列低下が懸念されていた中、先月13日にチェルシーへの完全移籍が発表された。
「誰もが必要とされていると感じたい。それはフットボールでも同じだよ。自分の子供の誕生日を犠牲にして一生懸命プレーしているのに、良くない扱いを受けると、がっかりするね」
「その当時は怒り狂っていたよ。でも、もうそれは過去のことだ。今はここチェルシーでもう一度自分の才能を発揮する機会を得られた。そこに集中するしかないんだ」
「選手としては常にベストを尽くし、チームを助けたいと思うものだけど、フェアに物事が行われていないと思うと、失望を感じるね。自分の生活に満足していないのなら、その幸せを取り戻すために他の選択肢を考えなければならないし、僕はまさにそうしてきた。自分の力を出し切れないとわかっている場所に、いつまでもいることはできないんだ」
「シティは素晴らしいクラブだし、多くのトロフィーを獲得した。でも、自分自身にとって何がベストなのか、将来どうしたいのか、考えなければならない時が来るんだ。それこそ僕がここにいる唯一の理由だよ」
一方で、チェルシーではここまでプレミアリーグ開幕から2戦続けて先発。「最も重要なのは、毎週プレーができているということだよ。それはキャリアで初めて経験することで、ある種の衝撃を受けた。とにかくまたプレーして、フットボールを楽しみたかった。それができれば、ハッピーになれるし、それをフィールドでも見せられると思ったんだ」と新たなチームでのプレーに充実ぶりを語った。
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リーグ最高の攻撃的SB。昨季は純粋なサイドバックというよりも、中盤的な色合いが強い形で素晴らしい活躍を見せたが、新指揮官の下では偽SB的な要素を引き続き見せつつも、サイドバックとして総合力をレベルアップした印象だ。ここまで1ゴール4アシストと例年に比べ数字面では見劣りも、ビルドアップでの貢献、ミドルレンジの正確なパスでの局面打開に、守備面での集中力や粘りも出てきている。 DF ヴィルヒル・ファン・ダイク(33歳/リバプール) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のベストDF。一時の限界説を完全に払しょくし、世界最高峰のセンターバックの座を取り戻した新生レッズのディフェンスリーダーは昨季以上の安定したプレーでリーグ最少失点の守備を牽引。相棒やGKが試合によって入れ替わりながらも、圧倒的な対人能力に傑出したプレーリードを活かしたカバーリング、ライン統率と、芸術的と言えるディフェンスで抜群の存在感を示す。 DF ムリージョ(22歳/ノッティンガム・フォレスト) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進フォレストを牽引。サリバとガブリエウも捨てがたいが、リーグ3位となる19失点の堅守を支える注目の左利きDFを選出。4バックを基本に3バックも併用するなか、新加入のミレンコビッチや右サイドのアイナ、守護神セルスと鉄壁の守備を築く。184cmとサイズはないものの、筋骨隆々のフィジカルとスピードを武器に対人戦で無類の強さを誇り、攻撃面でも正確なフィードに的確なドライブと元FWとしての攻撃センスを遺憾なく発揮している。 DF アントニー・ロビンソン(27歳/フルアム) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ステップアップ確実なアメリカ代表DF。フォレストやボーンマスとともに前半戦で躍進したフルアムのベストプレーヤー。すでにプレミア屈指の左サイドバックとの評価を得ていたが、今季の前半戦はさらにスケールアップした姿を披露。無尽蔵のスタミナと推進力を武器に、上下動を繰り返してDFとしては最多の7アシストを記録。守備でも一線級のアタッカーをきっちり封殺するなど、ハイレベルのプレーを見せ続けている。すでにリバプール、シティ辺りの関心を集める。 MF ライアン・グラフェンベルフ(22歳/リバプール) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:0 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 同胞指揮官の下で完全覚醒。10代から名門アヤックスで活躍し、“NEXTポグバ”とも称された逸材だが、バイエルン、昨季のリバプールでは中盤のバックアッパーに甘んじた。しかし、オランダ時代からその才能に注目してきたスロット新監督の下でプレシーズンから出場機会を与えられると、新生レッズの中盤のキープレーヤーに成長。元々定評があるアスリート能力に規律・献身性を加えた守備でフィルター役を完璧にこなし、攻撃面ではサイズを感じさせないターンの巧さ、懐深いボールキープ、推進力、パスセンスを遺憾なく発揮。質の高いボックス・トゥ・ボックスのプレーで躍動した。 MF モイセス・カイセド(23歳/チェルシー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:1 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新生ブルーズの中盤に君臨。英国史上最高額の移籍金という色眼鏡もあり、加入2年目も周囲から高い要求を求められるエクアドル代表MFだが、今季前半戦のパフォーマンスはハードルが上がったなかでも称賛に値するパフォーマンスだ。前線に攻撃的なタイプを並べ、可変式のサイドバックにもより攻撃的なタスクを与えるマレスカ新監督のスタイルにおいて序盤戦はラヴィア、現在はエンソ・フェルナンデスとともにバランサーとしてのマルチタスクを担う。幅広いカバーエリア、ボールハントに加え、攻撃でも1ゴール3アシストと決定的な仕事をこなした。 MF ブカヨ・サカ(23歳/アーセナル) 出場試合数:16(先発:16)/得点数:5 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ガナーズの絶対的エース。リーグ最少失点の堅守とセットプレーを武器に優勝争いの主役の一角を担うアーセナルだが、司令塔ウーデゴールを欠いた苦しい時期に孤軍奮闘の活躍を見せたエースの活躍は非常に大きかった。流れのなかでは「サカさえ抑えれば」」という対応を受けながらも、圧倒的な打開力を武器に5ゴール10アシストを記録した。それだけに12月末に負ったハムストリングのケガからいかに早く復帰できるかが、2位チームの後半戦のカギを握る。 MF コール・パーマー(22歳/チェルシー) 出場試合数:19(先発:19)/得点数:12 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 加入2年目で凄み増す超万能アタッカー。22ゴール11アシストを記録した加入1年目の大ブレイクによって今季は対戦相手からの徹底マークに遭うなか、ここまで12ゴール6アシストとキャリアハイ更新へ上々の滑り出しを見せている。新体制では昨季主戦場の右ウイングからトップ下と少し役割が変わっているが、今季もアタッキングサードで抜群の存在感を示す。前半戦ハイライトはプレミア史上初となる前半4ゴールを記録したブライトン戦。後半戦もその爆発力にも期待だ。 MF マテウス・クーニャ(25歳/ウォルバーハンプトン) 出場試合数:19(先発:18)/得点数:10 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 残留争うウルブスで孤軍奮闘。イサクやウッド、エンベウモの活躍も素晴らしかったが、下位に低迷するチームで素晴らしい前半戦を過ごしたブラジル代表FWを選出。12ゴール7アシストの昨季活躍を経て、今季から背番号10を託されると、ここまで10ゴール4アシストを記録。[3-4-2-1]のシャドーの一角を主戦場に、攻撃のマルチタスクを担いながらボールのオン・オフに関わらず、ハイレベルのプレーを披露。献身的な守備も高い評価を得ており、今冬の移籍市場ではビッグクラブの注目も集める。だが、現状ではクラブとの新契約にサインする可能性が高い。 FW モハメド・サラー(32歳/リバプール) 出場試合数:18(先発:18)/得点数:17 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2025/get20250109_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前半戦のMVP。攻守両面で異次元のパフォーマンスを披露し、リバプールの首位快走の立役者に。前半戦では2試合を除きすべての試合でゴールかアシストを記録し、得点ランキングとアシストランキングでいずれも首位に。圧倒的な決定力に加え、芸術的なアシストが印象的だった。 2025.01.09 22:25 Thu5
