ムバッペがユーロでの自身への人種差別問題巡り仏連盟会長を非難

2022.06.20 21:22 Mon
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Getty Images
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペが、フランスサッカー連盟(FFF)のノエル・ル・グラエ会長を非難した。フランス『レキップ』が伝えている。

フランスは昨年6月に行われたユーロ2020のラウンド16、スイス代表戦をPK戦の末に敗れ、無念のベスト16敗退となっていた。

同試合においてムバッペはPK戦を失敗し、SNS上で誹謗中傷と共に人種差別的なメッセージを受け取っていた。

そして、先日の『レキップ』の取材ではそのSNS上での反応を受け、一時フランス代表の活動を休止する考えを持っていたことも明らかにしていた。

「僕は常にフランス代表を全てに優先させてきたし、これからも全てに優先させるよ」

「僕はフランス代表でプレーするために1ユーロも受け取ったことはないし、常に無償で代表チームのためにプレーするつもりだ」

「何よりも、問題になりたくなかったんだ。でも、自分が問題になり始めたと感じた瞬間から、そして人々が僕を問題だと感じた瞬間から…。一番大事なのはフランス代表で、僕がいなくてもフランス代表が幸せなら、それはそれでいいんだ」

「フランス代表への愛情が強すぎて、それからすべてを抽象化してしまうんだ。今回(スイス戦)もショックだったのは、PKで猿と言われたことだ。僕が周りにサポートを求めたのはそういうことだ。(活動休止を検討した理由は)僕がPKを左に蹴って、(ヤン・)ゾマーに止められたからではないんだ」

これに対して、ル・グラエ会長は直近の国内メディアの取材で、ムバッペがPK失敗後にSNS上で誹謗中傷を理由に代表活動休止を検討していたことを認めた。ただ、その誹謗中傷から選手を守れなかったことへの反省を口にした一方、同選手自身が主張していた人種差別被害に関しては、全く言及することはなかった。

そのため、ル・グラエ会長の対応に不満を示したムバッペは同会長のインタビュー後に自身の公式ツイッターを通じて非難した。

「僕は彼に、何よりも人種差別に関連していること、PK失敗が理由ではないことをよく説明した」

「だけど、彼は人種差別はなかったと思っていたようだ…」

なお、ル・グラエ会長は、過去にも「黒人プレーヤーがゴールを決めると、スタジアム全体が沸き立つ」との物議を醸す発言を行い、元フランス代表DFパトリス・エブラ氏らから辞任を要求されたこともあった。

先週に発表された国際サッカー連盟(FIFA)の調査結果では、昨年のユーロとアフリカ・ネーションズカップの決勝トーナメントに出場した選手の半数以上が、SNS上で何らかの差別的な罵声を浴びていたことが明らかになっている。

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