「弱点は守備」日本を分析してきたチュニジア指揮官、「選手たちがどうすべきか分かっていた」と準備段階で優勢に

2022.06.15 00:33 Wed
©超ワールドサッカー
チュニジア代表のジャレル・カドリ監督が、日本代表戦の勝利を喜んだ。

14日、キリンカップサッカー2022の決勝で日本と対戦したチュニジア。前半は日本に何度か決定機を作らせてしまった中、ミスにも助けられて無失点で終える。

狙いどころを持ってプレスをかけてボールを奪いにいっていた中、後半はより強度を上げると55分に背後を狙ったところを吉田麻也がファウル。PKを獲得すると、モハメド・アリ・ベン・ロムダーネが成功させ先制する。
その後、日本がポゼッションする中、チュニジアもギアを上げていくと76分には1点目のPK獲得時と同じような状況から、連係ミスをついてフェルジャニ・サッシが決めて2点目。さらにアディショナルタイムにはカウンターから持ち込んだイサーム・ジェバリがミドルシュートを叩き込んで0-3で快勝した。

試合後の記者会見に臨んだカドリ監督は「チュニジアのほうが戦略的に良い作戦で臨めたのではないかと思う。忍耐を要する試合だったが、それぞれの局面で、選手たちがどうすべきか分かっていたことが勝利の理由だ」とコメント。日本撃破を喜んだ。
前半こそ決定機を作られたが、試合を通して集中した守備を披露。その点については「チュニジアは秩序立った守備ができる。そこが私たちの強さだと思う」とコメント。「日本は中盤で早いボール回しができるが、それを許してはいけない。中盤でスペースを与えないことに留意して臨んだ」と語り、遠藤航(シュツットガルト/ドイツ)を封じた部分も狙い通りだったようだ。

また最初の2失点はミスから生まれたもの。カドリ監督は「日本の強いところとして、守備から攻撃に移るのが速い。もし日本に弱点があるとすれば、それは守備であり、ディフェンスは難しい状況に置かれるとミスをする」と語り、「ボールを裏に付けることを意識した」と、狙い通りの2得点だったと明かした。

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