スパーズDFエメルソンが強盗に襲われる…銃撃戦に巻き込まれるも偶然居合わせた警官に保護され被害なし

2022.06.04 06:00 Sat
Getty Images
トッテナムのブラジル代表DFエメルソン・ロイヤルが母国で武装した強盗に襲われる事件に巻き込まれていたことが判明した。ブラジル『O Liberal』など、複数メディアが報じている。

トッテナムでの最初のシーズンを終えたエメルソンは、現在休暇のために母国ブラジルに帰郷中。そして、現地時間3日深夜にサンパウロのアメリカーナにあるナイトクラブを出た際に拳銃で武装した強盗に遭遇した。

事件当時、父親らと共にいたエメルソンは、強盗に拳銃を突き付けられて身に着けていた時計や宝飾品、所持金を要求されたという。だが、その際にエメルソンは幸いなことに非番の警官と記念撮影を行っており、異変に気が付いた警官はエメルソンや周囲の人々を守るため、すぐさま所持していた拳銃で発砲。一方、強盗も逃走のために拳銃で応戦し、現場は大混乱に見舞われたようだ。
さらに、現地警察の発表によると、この銃撃戦では合計29発の銃弾が発射されており、その内の1発が強盗の背中に当たり、犯人は近郊の病院に緊急搬送されたという。

幸いなことに、今回の襲撃事件を無傷で切り抜けたエメルソンは、事件後に父親やマネージャーと共に警察を訪れ、被害届と共に事情聴取に応じた。
その後、ブラジル代表DFは自身の公式インスタグラムを通じて、「何が起こったのかについてはすぐに話すつもりだよ。みんなの心配、神に感謝しているよ。とにかく、僕は大丈夫だ」と、自身の無事を明かすと共に改めて事件に関して説明することを約束した。

さらに、直後には偶然の出会いながらも自身や家族を保護した警官に対する感謝の思いも綴っている。

「神は天使をこの地に遣わせてくれる、それは僕の人生の中で毎日のように確認されていることだ。僕は彼(警官)を天使と呼びたい。僕を救うために彼自身の命を危険に晒してくれたのだからね。そして、永遠に感謝したい。彼のおかげで今の自分があると考えている。本当にありがとう」

なお、トッテナムは今回の事件を把握しており、エメルソンともすでに連絡を取っているという。

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