トップ4確保のトッテナム、コンテ監督も喜び 「就任時には想像できなかった」

2022.05.23 11:12 Mon
Getty Images
トッテナムアントニオ・コンテ監督がトップ4フィニッシュの喜びを語った。クラブ公式サイトが伝えている。

今季終盤はアーセナルと来シーズンのチャンピオンズリーグ出場権を懸けた4位争いを展開したトッテナム。22日に行われた最終節では引き分け以上でトップ4フィニッシュが決まる中、ノリッジとのアウェイ戦に臨んだ。
16分にMFデヤン・クルゼフスキが先制点を決めると、32分にはFWハリー・ケインが追加点。さらに、後半にはFWソン・フンミンが2ゴールを奪うなど、終始最下位チームを圧倒し続け、5-0で完勝した。

昨年11月の就任当初は9位に沈んでいたチームを見事に復活させ、トップ4フィニッシュに導いたコンテ監督。試合後の会見で、選手たちの戦いぶりに満足を語った。

「私はチームに対してはっきりと言った。もし我々がアウェイに赴いて、無失点で引き分けを狙うようなプレーを見せるのなら、それは正しいやり方ではないということをだ」
「それよりも、ピッチで最初から最後まで強気のプレーを見せることだ。これだけ言えば十分だろう。昨日も今日も、この1週間もチームを取り巻く雰囲気はとてもポジティブで、来シーズンにCLを戦うことの重要性を理解してくれていると感じた」

「この大きな成果を心から喜ばなければならない。正直なところ、就任の時点では、CLの出場権を獲得することなど、とても想像できなかったことだ。素晴らしい結果を残してチームを4位に押し上げたこと。また、多くのゴールを決めたこと、そして今日もクリーンシートを達成したことは、チームが安定してきたことを意味している」

「以前から言っていることだが、大きな力を持ったチームや、何かを勝ち取るチーム、重要なものを求めて戦えるチームは、浮き沈みがなく、安定していなければならない。我々の選手たちは、そういった部分で大きく改善された」

「とてもうれしいし、選手たちに感謝したい。彼らはこうした改善を望んでいたからだ。どの監督も、どのコーチも、仕事とアイデアを持ちこむことはできるが、そのときに自分の指示と仕事を信じてくれる選手たちを見つけなければならない。だからこそ、私はスタッフにも、選手たちにも、クラブにも感謝したい」

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「何か得ていてもおかしくなかった」 トッテナムが支配しながら今季初黒星…指揮官「扉を叩き続けなければ」

トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が敗戦を悔やんだ。クラブ公式サイトが伝えた。 プレミアリーグ前節のエバートン戦で初勝利を挙げたトッテナムは、1日の第3節でニューカッスルと対戦。連勝を懸け、敵地に乗り込んだ。 徐々に流れを掴んだトッテナムだったが、こじ開けられないなか37分に失点。しかし、56分にはウェールズ代表FWブレナン・ジョンソンがシュートのこぼれ球に反応し、ニューカッスルのオウンゴールを誘う。 トッテナムは勢いに乗るも、78分にワンチャンスからの得点を許し、再びビハインド。2度目の同点ゴールは奪えず、今シーズン初黒星を喫した。 ポステコグルー監督は多数作ったチャンスを活かしきれなかった点を試合後に反省。セント・ジェームズ・パークの難しさも語っている。 「最初のアウェイゲーム(1-1でドローのレスター・シティ戦)と似ている。試合からもっと多くのものを得るべきだったのは確かだ。繰り返しになるが、試合の大部分を支配し、多くのチャンスを作りながら、アドバンテージを得られないという物語だった」 「ここは簡単な場所ではない。サポーターがホームチームのために力強い雰囲気を作り出すから、その流れに乗らなければならない。そして私はそれができたと思っている。包囲されていると感じた瞬間はほとんどなく、相手の陣地で試合を展開した」 「言っているように、あれだけのチャンスを作れば、何かを得ていてもおかしくなかった。20本のシュートだけでなく、もっともっとゴールキーパーを試すチャンスがあった」 「今シーズンのこれまでの戦いはちょっとした物語のようなものだったが、良いパフォーマンスは見られた。良いサッカーだったし、個人のパフォーマンスも力強かった。我々はその扉を叩き続けなければならない」 <span class="paragraph-title">【動画】一時同点も…ニューカッスルvsトッテナム ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="O89To9LsITk";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.02 14:40 Mon
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スパーズの逸材MFディヴァインがウェステルローへレンタル移籍

KVCウェステルローは5日、トッテナムからU-20イングランド代表MFアルフィー・ディヴァイン(20)をレンタル移籍で獲得した。なお、背番号は「10」を着用する。 ウィガンのアカデミー出身のディヴァインは2020年にトッテナムのユースチームに加入。2021年1月に行われたFAカップ3回戦のマリン戦では16歳と163日でのクラブ史上最年少でのトップチームデビュー。さらに、同試合ではデビュー戦ゴールを記録し、クラブ史上最年少ゴール記録まで樹立していた。 昨シーズンはEFLリーグ1(イングランド3部)のポート・ヴェイルに半年武者修行に出されると、セントラルMFや攻撃的MFを主戦場に公式戦26試合に出場し3ゴール3アシストを記録したが、半年間で契約を解消。 今冬からはよりレベルの高いチャンピオンシップ(イングランド2部)のプリマス・アーガイルへ活躍の場を移すと、ここでも主力として公式戦15試合に出場した。 圧倒的な足元の技術を生かしたドリブル突破、視野の広さと高精度のキックを武器に決定機を作り出すプレーメイカーのディヴァインは、各年代のイングランド代表にも選出されており、2022年6月に行われたU-19欧州選手権では、主力として優勝に貢献。 2023年3月にデビューしたU-20イングランド代表でも、2023年6月に行われたU-20ワールドカップに全4試合にフル出場するなど主力として活躍している。 2024.09.06 08:00 Fri

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