忍びの極意、湘南FW町野修斗がしたたかに相手バックパスを狙いゴール「町野はアヴェニの誇り」

2022.05.22 16:17 Sun
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湘南ベルマーレのFW町野修斗が、忍びのごとく気配を消して相手のミスを突いた。湘南は21日に行われた明治安田生命J1リーグ第14節でヴィッセル神戸をレモンガススタジアム平塚に迎え、2-1でホーム初勝利を挙げた。

互いにここまでわずか1勝にとどまり、勝ち点「7」で下位に沈む18位の湘南と17位の神戸による負けられない一戦では、リーグ戦4試合ぶりにスタメン起用された町野が結果を残した。
40分に絶妙なポジショニングからGK前川黛也が弾いたシュートのこぼれ球を詰めて先制点を奪うと、51分には相手のミスを逃がさず、したたかに追加点を奪取。中途半端な初瀬亮のバックパスを小林友希とGK前川の間でカットし、そのまま無人のゴールへと流し込んだ。

町野にとってリーグ戦では3月12日の第4節京都サンガF.C.戦以来となるゴール。その際には地元・三重県、伊賀の忍者になぞらえたパフォーマンスを披露していた。
地元のファンや過去に在籍していたクラブのサポーターからも「町野の活躍は北九州民として嬉しい」、「町野はアヴェニ(FCアヴェニーダソル)の誇り」、「町野最高すぎるわ」など、活躍を喜ぶ声が寄せられている。

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三笘薫が電光石火のヘディング先制弾も…日本はコロンビアに1-2で逆転負け【キリンチャレンジカップ】

28日、キリンチャレンジカップ2023の日本代表vsコロンビア代表がヨドコウ桜スタジアムで行われ、日本は1-2で敗戦を喫した。 日本は24日に行われたウルグアイ代表との森保一監督2期目初陣で1-1のドロー。2戦目となるコロンビア戦はスタメン4人が変更となり、DFバングーナガンデ佳史扶が代表デビューとなったほか、MF伊東純也、FW町野修斗、FW西村拓真が起用された。 その日本は、3分にいきなり先制。町野が前線で粘ると、落しを守田英正が右サイドからクロス。ファーサイドに走り込んだ三笘薫が相手DFと競り合いながらヘディングで合わせ、ネット左に吸い込まれた。 幸先良く先手を取ったなか、最終ラインに目を向けると、A代表で初めてゲームキャプテンを務める板倉滉が統率。また、ボランチ起用の鎌田大地が最終ラインまで降りてきてビルドアップに参加するシーンが見られる。 三笘のゴールが決まってからは両チームともなかなか決定的なチャンスが訪れなかったが、お互いに高い位置からのプレッシャーと素早い攻撃を強く意識しており、迫力のある一進一退の攻防が続く。 そんななかでコロンビアに同点弾が生まれる。33分、マチャドが左サイドを板倉と競り合いながらドリブルで持ち運ぶと、ボックス内に入って中央へマイナスの折り返し。最後は19歳FWデュランが左足ダイレクトで蹴り込んだ。 追いつかれた日本は40分にビッグチャンス。右サイドで前を向いた伊東が中央へグラウンダーの強いパスを入れると、ボールを受けた西村はワントラップから左足を一閃。ボックス手前から放たれたシュートは惜しくもゴール右に外れた。 前半は1-1で終了。先制点の三笘や再三にわたってドリブル突破を仕掛けた伊東がさすがの存在感を見せつけたが、自陣ではコロンビア攻撃陣の脅威に直面。ファウルで止めてセットプレーを与えるシーンが目立った。 森保監督はハーフタイムに2枚替え。鎌田と町野を下げ、遠藤航と上田綺世を送り込む。早い時間帯に勝ち越し点が欲しい日本だが、後半頭からコロンビアに攻め込まれる展開が続く。53分には先制点の三笘を下げて堂安律を、69分には負傷したバングーナガンデ、西村を下げて瀬古歩夢と久保健英を投入した。 しかし、日本が2度目の2枚替えをした直後にコロンビアの逆転ゴールが生まれる。61分、裏へのボールに対し入ったばかりの瀬古が対応ミス。ゴール前での混戦からアリアスのシュートをGKシュミット・ダニエルがセーブするも、鎌田の同僚であるボレがオーバーヘッドを叩き込み、コロンビアが逆転に成功する。 追いかける展開となった日本は67分に決定機。左サイドから守田が柔らかいクロスを上げると、ゴール前で待ち構えた上田が高い打点のヘディングシュート。ゴールかと思われたが、GKバルガスのファインセーブに阻まれた。 上田は続く69分にも惜しいシーン。伊東の左CKに再びヘディングで合わせたが、こちらはGKにキャッチされた。 対するコロンビアは73分、37歳となった世界的ストライカーのファルカオを投入し追加点を狙う。日本は78分に守田を下げて浅野拓磨を投入すると、直後にはシステムも[4-2-3-1]から中盤ダイヤモンドの[4-4-2]へと変更。中盤の底に遠藤、左右のインサイドハーフに伊東と堂安、トップ下に久保を置く超攻撃点布陣を敷いた。 なんとか同点に追いつきたい日本だが、コロンビアはピッチ全体で集中力が高く、攻撃の手を緩める気配もない。後半アディショナルタイム4分間を含めて必死にゴールを目指したが、結局、2点目を奪うことはできず、1-2で試合終了。森保体制2期目の初勝利はお預けとなった。 日本代表 1-2 コロンビア代表 【日本】 三笘薫(前3) 【コロンビア】 ジョン・デュラン(前33) ラファエル・サントス・ボレ(後16) 2023.03.28 21:23 Tue

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BE:FIRSTがアンバサダー就任の「FILA」、かつては中田英寿氏も同ブランドのスパイクを着用

7日にBE:FIRSTがブランドアンバサダーに就任したことを発表した『FILA(フィラ)』。ファッションブランドとしての認識が強い同ブランドだが、かつてはサッカースパイクも手掛けていた。 フィラは1911年、フィラ兄弟によってイタリアのビエラでニット素材工場として誕生した。1940年に社名を『FILA』に変更。1970年代からスポーツウェア業界でも地位を築き始め、次第に大きな注目を集めていった。 現在はテニスやゴルフを中心としたブランド展開に加え、バーチャルシンガー・初音ミクとのコラボレーションシューズなどカジュアルウェアに注力しているフィラだが、1998年にイタリアへと渡った元日本代表MF中田英寿氏が身に着けていたのがフィラのファッシノだ。 当時世界の最高峰と言われていたセリエA。中田氏はユベントスを相手にデビュー戦で2ゴールというセンセーショナルな活躍を披露した。足元には黒を基調に黄色のFマーク。シュータンには『FILA』の文字がはっきりと見て取れる。 現在のサッカー界からは姿を探すことが難しくなったフィラだが、今季はセリエCのヴィチェンツァのサプライヤーとなった。『Footy Headlines』によれば、イタリアのピッチに同ブランドが戻ってくるのは、フィオレンティーナとの1999-2000シーズンの終了以来、22年ぶりとのことだ。 かつてはウェストハムやフランクフルトのサプライヤーも務めていたフィラ。現在はヴィチェンツァのほか、イスラエルのマッカビ・テルアビブや韓国の済州ユナイテッドなどのクラブのサプライヤーを務めている。 <span class="paragraph-title">【写真】ペルージャ時代の中田英寿とその足元</span> <span data-other-div="movie"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila01.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila02.jpg" style="max-width:100%;"></div> <span class="paragraph-title">【写真】FILAがサプライヤーを務めたフィオレンティーナやフランクフルトのユニフォーム</span> <span data-other-div="movie2"></span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila03.jpg" style="max-width:100%;"></div> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2022/fila04.jpg" style="max-width:100%;"></div> 2022.09.07 20:30 Wed
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2025シーズンのホームグロウン制度、14クラブが不遵守も罰則なし…最多はFC東京の15名

Jリーグは22日、各クラブの2025シーズンのホームグロウン選手の人数を発表した。 ホームグロウン制度は、各クラブが選手育成にコミットし、アカデミーの現場を変えていくことを目的に導入したもの。12歳の誕生日を迎える年度から21歳の誕生日を迎える年度までの期間において、990日以上、自クラブで登録していた選手が対象となる。 期限付移籍の選手は、移籍先クラブでの登録となり、21歳以下の期限付移籍選手の育成期間は、移籍元クラブでカウント。JFA・Jリーグ特別指定選手は、ホームグロウン選手とはみなされない。 2025シーズンに関しては、J1のクラブは4名、J2・J3のクラブは2名以上と定められている中、14クラブが不遵守となっており、昨シーズンから2クラブ増えることとなった。 明治安田J2リーグではいわきFCと藤枝MYFCが昨シーズンに続いて「0人」、明治安田J3リーグではヴァンラーレ八戸、福島ユナイテッドFC、栃木シティ、SC相模原、FC大阪、高知ユナイテッドSC、テゲバジャーロ宮崎が「0人」、ザスパ群馬、FC岐阜、奈良クラブが「1人」となっている。 これまで不遵守となったクラブは、翌シーズンのプロA契約選手の「25名枠」から不足人数分減じられることとなっていたが、2026シーズンからはプロ契約の区分が撤退されるため、処分はない。 なお、全部60クラブで最も多くホームグロウン選手を登録しているのはFC東京で15名。続いて13名の鹿島アントラーズとサンフレッチェ広島、12名の柏レイソル、11名の川崎フロンターレ、RB大宮アルディージャと続いている。 <h3>◆明治安田J1リーグ(合計160人)</h3> 鹿島アントラーズ:13人 浦和レッズ:7人 柏レイソル:12人 FC東京:15人 東京ヴェルディ:9人 FC町田ゼルビア:4人 川崎フロンターレ:11人 横浜F・マリノス:9人 横浜FC:4人 湘南ベルマーレ:8人 アルビレックス新潟:7人 清水エスパルス:7人 名古屋グランパス:5人 京都サンガF.C.:8人 ガンバ大阪:8人 セレッソ大阪:7人 ヴィッセル神戸:6人 ファジアーノ岡山:2人 サンフレッチェ広島:13人 アビスパ福岡:5人 <h3>◆明治安田J2リーグ(合計83人)</h3> 北海道コンサドーレ札幌:8人 ベガルタ仙台:4人 ブラウブリッツ秋田:2人 モンテディオ山形:4人 いわきFC:0人 水戸ホーリーホック:1人 RB大宮アルディージャ:11人 ジェフユナイテッド千葉:5人 ヴァンフォーレ甲府:7人 カターレ富山:2人 ジュビロ磐田:6人 藤枝MYFC:0人 レノファ山口FC:2人 徳島ヴォルティス:3人 愛媛FC:3人 FC今治:2人 サガン鳥栖:7人 V・ファーレン長崎:5人 ロアッソ熊本:4人 大分トリニータ:7人 <h3>◆明治安田J3リーグ(合計40人)</h3> ヴァンラーレ八戸:0人 福島ユナイテッドFC:0人 栃木SC:3人 栃木シティ:0人 ザスパ群馬:1人 SC相模原:0人 松本山雅FC:9人 AC長野パルセイロ:3人 ツエーゲン金沢:2人 アスルクラロ沼津:8人 FC岐阜:1人 FC大阪:0人 奈良クラブ:1人 ガイナーレ鳥取:2人 カマタマーレ讃岐:2人 高知ユナイテッドSC:0人 ギラヴァンツ北九州:4人 テゲバジャーロ宮崎:0人 鹿児島ユナイテッドFC:2人 FC琉球:2人 2025.04.22 22:10 Tue
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岡本拓也&三竿雄斗の豪州1部挑戦が決定! パース・グローリーとそれぞれ今季までの契約

Aリーグ・メンのパース・グローリーは16日、湘南ベルマーレのDF岡本拓也(32)と京都サンガF.C.のDF三竿雄斗(33)を獲得したと発表した。背番号は岡本が「36」。三竿は「17」をつける。 両選手はそれぞれのクラブによって海外移籍を前提とした離脱が発表済み。パース・グローリーの契約は2選手とも2024-25シーズン終了までになるという。 岡本は下部組織から過ごした浦和レッズでプロデビューし、湘南では2016年からプレー。右サイドバックをはじめ、複数ポジションをこなしつつ、主将を務めるなど、長らく主力だった。 鹿島アントラーズMF三竿健斗を弟に持つ三竿は湘南でプロ入り。左サイドバックを主戦場とし、鹿島、大分トリニータを経て、2023年から京都でプレーしていた。 フットボールディレクターのスタン・ラザリディス氏は「ユウトとタクヤは日本の高いレベルで600試合以上もプレーし、その経験は若い選手で構成されるこのチームにとって大きなプラスとなる」と期待を寄せる。 「両選手とも技術に優れ、ボールキープ力もある。多才さも証明済みで、様々なポジションでのプレーもできる。今、彼らをチームに迎え入れたのは今季の残りに意味を持たせたいという強い思いがあるからだ」 「期待どおり、彼らが力を証明してくれたら、クラブでの滞在期間を延長する話し合いを始めるつもりだ」 パース・グローリーはかつて太田宏介氏や、現・ギラヴァンツ北九州のFW永井龍らもプレー。今季はここまで14試合で2勝2分け10敗の13チーム中12位につけている。 2025.01.16 17:25 Thu
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中田英寿氏が波乱万丈のサッカーキャリア回想…『The Atletic』のロングインタビューに答える

元日本代表MFの中田英寿氏が、『The Atletic』のロングインタビューで自身のサッカーキャリアを振り返った。 中田氏はベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)でプロキャリアをスタートし、以降は2006年の現役引退までペルージャ、ローマ、パルマ、ボローニャ、フィオレンティーナのイタリア5クラブ、イングランドのボルトンでプレー。 また、日本代表としては1998年フランス大会、2002年日韓大会、2006年ドイツ大会と3度のワールドカップに出場し、通算77キャップを刻んだ。 そのアジアを代表するレジェンドは『The Atletic』で29歳での現役引退を始め、キャリアにおけるトピックについて語った。 2006年ドイツW杯のグループステージ最終節のブラジル代表戦での1-4の敗戦後、スパイクを脱ぐ決断を下したMFは、その突然の引退から19年を経たなかで改めて決断の理由に言及。 「プロのサッカー選手になる夢は一度もなかったが、どういうわけかそれが実現し、ワールドカップでプレーし、イタリアとイングランドに行った。情熱のためにいつもプレーしていた。私はサッカーのファンではなく、サッカーをプレーするのが好きだった。それが私が引退した理由だ。情熱を失っていたし、情熱がなければ、自分に嘘をついているようなものだった」 「私が好きなのはプレーすることであり、コーチやコメントをすることではない。それが引退後に『別の情熱を見つけなければならない』と言った理由だった」 インタビュー冒頭で、サッカーキャリアの終わりについて語った元日本代表はここからキャリアの最初期に立ち戻り、「当時は、プロサッカー選手になることを夢見る人は誰もいなかった。日本で一番人気のスポーツは野球だった。だけど、結局、私は漫画『キャプテン翼』が大好きだったから、サッカーをやろうと決めた」と、サッカーを始めた理由を明かした。 続けて日本代表が初めてW杯に出場した1998年フランスW杯での奇抜な髪色については「(W杯前でさえ)毎日髪の色を変えていたが、海外でプレーしたかったので世界に知られることが重要だった。だから注目されたいと思っていた」と、振り返る。 その目論見通り、W杯直後にはセリエAのペルージャへ完全移籍。イタリアでのキャリアをスタート。その新天地では加入1年目から鮮烈な輝きを放ったが、プレーすること以外でサッカーに関心がなかったことが良い意味でプラスに働いたという。 「私はサッカーの大ファンではなかったし、サッカーを見たり新聞で読んだりもしなかった。そういう人間ではないんだ。ただサッカーをするのが好きで、毎日もっといい選手になりたいと思っていた」 「イタリアに来たときは、セリエAが世界最高のリーグで、ジネディーヌ・ジダンやアレッサンドロ・デル・ピエロのような選手がいたが、私は選手をあまり知らなかった。リーグのチームの半分も知らなかった」 「でも、そのおかげで自分のプレーに集中できたし、それが私の強みだった。とにかく恐れがなかった」 そのペルージャでの活躍によって2000年にはローマへステップアップ。当時、頭角を現わしていたフランチェスコ・トッティとのポジション争いで苦戦を強いられた一方、2005年1月のユベントス戦ではクラブ史に刻まれた圧巻のロングシュートを突き刺し、ジャッロロッシのスクデット獲得に大きく貢献した。 中田氏はそのローマ時代について「ローマに戻るたびに、ファンのみんなが私のところに来て『ありがとう、ナカタ』と言ってくれる」と、自身の重要な働きに満足感を示した。 その後、1年でイタリアの首都を離れてパルマに活躍の場を移すと、コッパ・イタリア優勝に貢献。2年連続のタイトル獲得を経験。そして、日韓W杯では大会の目玉選手の一人として日本代表史上初の決勝トーナメント進出に貢献した。 「もっといい結果を出せたはず」トルコ代表に敗れてのベスト16に不満を示しながらも、「雰囲気は素晴らしかった」と、自国開催のW杯をポジティブに振り返った。 「日本では誰もが、私たちがグループリーグを突破して決勝トーナメントに進出するだろうと期待していたが、それはとても大変だった」 「私たちはとても若いチームで、ほとんどのメンバーがワールドカップでプレーしたことがなかった。当時、海外でプレーしていたのは数人だけで、プレッシャーは大きかった。しかし同時に、国全体が私たちを応援してくれたので、雰囲気は素晴らしかった」 その後、チェーザレ・プランデッリ監督との衝突を機に、ボローニャ、フィオレンティーナとイタリア国内での移籍を繰り返した後、2005年に7年間過ごしたイタリアを離れ、プレミアリーグのボルトンへレンタル移籍。 自身最後のクラブとなったマンチェスターのクラブではキック&ラッシュでお馴染みのサム・アラダイス監督が率いたチームということもあり、イタリアと大きく異なる環境面を含めて難しい日々を過ごした。 「イタリアから来たので、サッカーはまったく違っていた。多くのチームがロングボールをプレーしていた。それは少しショックだった。そしてイタリアからマンチェスターに来て、食べ物の面でも違ったし、雨も多かった。そういった意味で少し大変だった」 その後、前述のドイツW杯での現役引退で中田氏の波乱万丈のサッカーキャリアは締めくくられた。 そして、自身のサッカーキャリアを通じて「どのように記憶されたいか?」との問いに対して、中田氏は「私は美しいプレー、優雅さが好きだ。ジネディーヌ・ジダンのようなプレーが美しい。スピードやパワーではなく、美しいパス、美しいプレー。ゴールである必要はない。私は優雅さが好きで、サッカーだけでなく人生でもそうだ。優雅で美しいものが好きだ。つまり美しい服、美しい建築物、デザイン、景色…」と返答している。 現役引退後は3年間に渡っておよそ100カ国以上を巡る放浪の旅に出て、以降は魅了された日本酒造りや日本茶のブランド立ち上げなど、日本の文化や食文化の発信者として活躍する48歳。 今回のロングインタビューの最後には改めて自身の生き方について語り、これからも自身の情熱の赴くがままに様々なことにチャレンジしたいと結んだ。 「29歳で引退したとき、たくさんの人から『まだプレーできるよ』とか『サッカー業界で働いてコーチでもしたらどうだ』と言われた」 「でも、できるからやることを選んでいるわけではない。やりたいからやっている」 「私は好きなことをやっている。だからファッションが好きならファッションをやるし、他の文化が好きなら他の文化。日本酒が好きなら日本酒をやる」 「他の人は時々その理由が理解できないことがある。それは私が情熱を持ってやっているからだ」 2025.03.19 00:14 Wed
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【J1注目プレビュー|第24節:G大阪vs湘南】首位を追うG大阪は負けられない一戦、湘南は3連勝で一気に残留圏へ

【明治安田J1リーグ第24節】 2024年7月20日(土) 19:00キックオフ ガンバ大阪(2位/44pt) vs 湘南ベルマーレ(18位/22pt) [パナソニック スタジアム 吹田] <span class="paragraph-subtitle">◆3連勝で首位を追いかけたい【ガンバ大阪】</span> 前節はアウェイでサガン鳥栖と対戦したG大阪。しっかりと0-2で勝利を収めて連勝を収めた。 首位を追いかける中で、第21節にはそのFC町田ゼルビアとの直接対決で1-3と惨敗。手痛すぎる”シックスポインター”を落としてしまったが、意気消沈している暇はない。 連勝を収めて臨む今節はホームで湘南と対戦。天皇杯でも対戦が決まった相手だが、しっかりと勝たなければいけない相手。こんなところで足踏みしている場合ではない。 今季はすでにアウェイで対戦も、苦しまされたのは事実。しっかりと、勝ち切ることが求められる。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:一森純 DF: 松田陸、中谷進之介、福岡将太、黒川圭介 MF:ダワン、坂本一彩、鈴木徳真 FW:山下諒也、宇佐美貴史、ウェルトン 監督:ダニエル・ポヤトス パリ五輪出場: 半田陸 <span class="paragraph-subtitle">◆勢いそのままに残留圏へ【湘南ベルマーレ】</span> 今シーズンも苦しい戦いを強いられている湘南。降格圏からなかなか抜け出せない戦いが続いているが、後半戦に入り息を吹き返している。 前節はホームにジュビロ磐田を迎えて5-0の圧勝。ついに火を吹いた選手たちは、2試合で8ゴールも奪っており、攻撃陣が好調だ。 相手が1人退場したこともあり、数的優位ではあったものの、それでも5ゴールを奪えたことはチームにとっても嬉しいこと。公式戦3連勝と勢いをモノにしたい。 苦しい状況から、連勝で一気に降格圏脱出も見えてきた。良い流れをそのまま生かし、主導権を握ってプレーできれば、3連勝も見えてくる。 ★予想スタメン[3-3-2-2] GK:ソン・ボムグン DF:髙橋直也、大野和成、鈴木淳之介 MF:鈴木雄斗、田中聡、畑大雅 MF:池田昌生、茨田陽生 FW:ルキアン、鈴木章斗 監督:山口智 2024.07.20 15:45 Sat

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