「こんな落ちぶれ方は前代未聞だ」…変わり果てた古巣にOBファーディナンドも嘆き 「ロナウドなしならトップ10入りもひと苦労」
2022.04.21 16:25 Thu
マンチェスター・ユナイテッドの不甲斐なさにOBのリオ・ファーディナンド氏もだいぶがっかりしているようだ。イギリス『デイリー・メール』が報じている。
19日に敵地でプレミアリーグ第30節のリバプール戦に臨み、0-4と大敗したユナイテッド。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを含む主力に欠場者も多く、戦前から難しい戦いが予想されてもいたが、改めてチーム状況の差が浮き彫りとなってしまった。
今季の無冠が確定的となり、トップ4入りが目標となるなか、0-5の前回対戦に続いて大敗を喫したユナイテッドにロイ・キーン氏やギャリー・ネビル氏、ポール・スコールズ氏といったOB勢からも嘆きの声が上がったなか、ファーディナンド氏もそれに続いた。
サー・アレックス・ファーガソン政権下の輝かしい時代に頼れるセンターバックとして活躍した43歳のレジェンドは自身のYouTubeチャンネル『Vibe with Five』で古巣の変わり果てた姿を憂いた。
「冗談はさておき、どうしてマン・ユナイテッドはこんなにも落ちぶれてしまったんだ? こんな落ちぶれ方は前代未聞だ。憂慮すべきことだが、予見もあった。“それでも、マン・ユナイテッドだ!”という声も聞こえてきそうだが、もうあのマン・ユナイテッドではない。大きな、大きな再建が必要だ」
「なぜなら、マン・ユナイテッドに残りたかったからだ。プレーしたいと望むクラブだったし、このバッジに意味があるから。それが今や誰もがここにいたくないかのように出口を探しているように感じる。やって来る新しい監督はこのクラブの運命を変えるためにアインシュタインにならないといけない」
また、「ロナウドがいなかったら、トップ10に入るのもひと苦労するだろう」とも話すと、ユルゲン・クロップ監督がやってくるまで実に30年間もリーグタイトルから遠ざかった当時のリバプールを引き合いに出し、それよりも今のユナイテッドがひどいと続けた。
「かつてリバプールと対戦したときに彼らが最悪の状態だったのを思い出す。彼らはプレミアリーグで一貫して戦うのに苦労し、人々は『彼らの凋落は偉大な終焉を迎えた』という感じだった。だが、今のマン・ユナイテッドは私が対戦した最悪のリバプールよりもひどい」
「アンフィールドに乗り込んだとき、ファギーは『良いか、アンフィールドで彼らを打ちのめすこれ以上のチャンスはない。このチームは私がこれまで対戦するなかで最悪のリバプールだ』と言ったものだ。だが、決して簡単な試合じゃなく、いつだってタフだった」
「彼らはハートを欠かさなかった。欲望もね。我々のようなクオリティはなかったが、仕事量や努力、労力で対抗しようとしてきたんだ。ボールのないところで(フェルナンド・)トーレスに足を踏まれ、ハーフタイムに血まみれの足を縫わなければならなかったこともあった」
19日に敵地でプレミアリーグ第30節のリバプール戦に臨み、0-4と大敗したユナイテッド。ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを含む主力に欠場者も多く、戦前から難しい戦いが予想されてもいたが、改めてチーム状況の差が浮き彫りとなってしまった。
今季の無冠が確定的となり、トップ4入りが目標となるなか、0-5の前回対戦に続いて大敗を喫したユナイテッドにロイ・キーン氏やギャリー・ネビル氏、ポール・スコールズ氏といったOB勢からも嘆きの声が上がったなか、ファーディナンド氏もそれに続いた。
「冗談はさておき、どうしてマン・ユナイテッドはこんなにも落ちぶれてしまったんだ? こんな落ちぶれ方は前代未聞だ。憂慮すべきことだが、予見もあった。“それでも、マン・ユナイテッドだ!”という声も聞こえてきそうだが、もうあのマン・ユナイテッドではない。大きな、大きな再建が必要だ」
「15人ほどの選手が荷物をまとめてユナイテッドを去る準備をしているんじゃなかろうか。以前にそんなことなどあっただろうか? ロナウドやルート・ファン・ニステルローイといったスーパースターはイングランドで成功した後、さらなる夢を求めていったが、私は海外での大型オファーを蹴った」
「なぜなら、マン・ユナイテッドに残りたかったからだ。プレーしたいと望むクラブだったし、このバッジに意味があるから。それが今や誰もがここにいたくないかのように出口を探しているように感じる。やって来る新しい監督はこのクラブの運命を変えるためにアインシュタインにならないといけない」
また、「ロナウドがいなかったら、トップ10に入るのもひと苦労するだろう」とも話すと、ユルゲン・クロップ監督がやってくるまで実に30年間もリーグタイトルから遠ざかった当時のリバプールを引き合いに出し、それよりも今のユナイテッドがひどいと続けた。
「かつてリバプールと対戦したときに彼らが最悪の状態だったのを思い出す。彼らはプレミアリーグで一貫して戦うのに苦労し、人々は『彼らの凋落は偉大な終焉を迎えた』という感じだった。だが、今のマン・ユナイテッドは私が対戦した最悪のリバプールよりもひどい」
「アンフィールドに乗り込んだとき、ファギーは『良いか、アンフィールドで彼らを打ちのめすこれ以上のチャンスはない。このチームは私がこれまで対戦するなかで最悪のリバプールだ』と言ったものだ。だが、決して簡単な試合じゃなく、いつだってタフだった」
「彼らはハートを欠かさなかった。欲望もね。我々のようなクオリティはなかったが、仕事量や努力、労力で対抗しようとしてきたんだ。ボールのないところで(フェルナンド・)トーレスに足を踏まれ、ハーフタイムに血まみれの足を縫わなければならなかったこともあった」
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