難敵アトレティコの敵地に乗り込むシティ、グアルディオラ監督は「1stレグとは少し違うものになるだろう」

マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が、チャンピオンズリーグ(CL)に向けた意気込みを示した。クラブ公式サイトが伝えている。

13日にCL準々決勝2ndレグでアトレティコ・マドリーとのアウェイ戦に臨むシティ。ホームで行われた1stレグでは守備を徹底した相手に苦戦したものの、MFケビン・デ・ブライネのゴールで1-0で勝利を収めており、ベスト4進出に向けて有利な状況となっている。

グアルディオラ監督は、アウェイでの2ndレグは違った試合になるとし、守りを固める時間帯も迎えると予想。そのうえで、いつも通りのプレーで勝利をつかみたいと意気込んだ。
「我々はより良くなることができる。マンチェスターでの1stレグとは少し違うものになるだろう。守りを固めなければならない場面も出てくるはずだ。アトレティコのファンはとても情熱的であり、チームや監督へのサポートが素晴らしい」

「我々はチャンスを作る必要がある。決勝トーナメントでのアトレティコ戦が非常に難しいことは理解している。だが、我々はやってみるつもりだ」「我々は確実に結果を出して、試合に勝つつもりで旅をしている。最後の5分、10分の間にどんなスコアになるかを見てみたい」

「彼らはホームで自分たちのゲームとファンの情熱、歴史によって勢いを生み出すだろう。1stレグとは違うはずだ。アグレッシブで、我々に問題を起こす瞬間があると思う。それでも我々は、自分たちのゲームをしなければならない。ここ数年、そうしてきたんだ」

「メッセージとしては、これまでずっとやってきたことから1秒たりとも変わらない。シチュエーションに注意すること、しっかり守ること、トランジションをうまくコントロールすることだ。そして準備したことはすべて、できる限りうまくやる必要がある」

「私は選手たちをとても信頼している。この世界がどのように動いているのか、私は知っているよ。物事は上下に、ポジティブに、ネガティブに変化していく。それでも、我々は試合に勝つため旅をしている。それがすべきことなのだ」

また、グアルディオラ監督は離脱していたDFルベン・ディアスの状態に言及。チームに帯同はするものの、スタメンでは起用しないことを示唆した。

「ルベンは我々と一緒に移動している。そして他の選手はフィットしているよ。明日、(ルベン・ディアスを)最初から起用するか? それはないね」

「彼は6週間離脱した後で、1回のトレーニングを行った。復帰は時期尚早だと思うが、このスケジュールで彼が戻ってきたのは良いことだね。これからは誰もが重要になり、ルベンもそうだ」