64年ぶりのW杯本大会出場に王手のウェールズ、暫定指揮官は歓喜 「選手はすべての称賛に値する」

2022.03.25 15:44 Fri
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ウェールズ代表のロバート・ページ暫定監督が、大一番での勝利を喜んだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。
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ウェールズは24日に行われたカタールW杯欧州予選プレーオフ準決勝で、オーストリア代表と対戦した。試合はFWガレス・ベイルがFKを直接決めて先制すると、後半もベイルにゴールが生まれリードを広げることに成功。その後1点を返されたもののチームは集中力を切らさず、2-1で勝利した。ロシアのウクライナ侵攻で6月に延期したスコットランド代表vsウクライナ代表の勝者とプレーオフ決勝で対戦する予定になったことについて、試合後のインタビューに応じたページ暫定監督は勝利の興奮を隠さず。2ゴールのベイルを称えつつ、声援を送り続けてくれたファンへの感謝も述べている。
「実のところ、まだ勝利の実感がわいていないんだ。なんという試合、なんという夜、なんという機会だったのだろう」

「スター選手が姿を現したね。あのFKによるゴールは、私が今まで見たなかで最高のものだったと思う」
「2つの素晴らしいゴールがあった。相手がゴールを脅かしてきたことで、最後の30分間はとても不安なものになってしまったね。しかしそれでも、今夜の我々が見せたパフォーマンスは傑出していただろう」

「選手たちは、これから受けるだろうすべての称賛に対して完全に値すると思っている。本当に、信じられないようなメンバーだ」

「100万%、サポーターのおかげで我々は乗り切ることができた。後半に国歌斉唱があったからこそ、その一線を越えることができたのだ。今夜の彼らはチームを見捨てず、我々を助けてくれた」

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