「あつの心の内を感じ、自然とひとり私も涙が出たな」神戸退任の三浦淳寛氏を妻が労い「オーナーには本当に感謝しています」

ヴィッセル神戸との契約解除が発表された三浦淳寛前監督に、妻の三浦夕魅さんが慰労のメッセージを送っている。神戸OBでもある三浦監督は2018年からスポーツダイレクター(SD)を務め、2020年9月からトルステン・フィンク前監督の退任を受けて、チームを指揮。2020年は初出場のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でベスト4に導き、昨年は明治安田生命J1リーグでクラブ史上最高位の3位という好成績を収めた。

だが、指揮3年目の今季はJ1開幕から振るわず、6試合で3分け3敗とスタートダッシュに失敗。先のACLプレーオフでメルボルン・ビクトリーとの120分の死闘を制したが、19日に行われたJ1第5節の清水エスパルス戦で0-0の引き分けに終わり、クラブワースト更新の開幕7戦未勝利で16位に沈んでいた。
20日に神戸との契約解除が発表されたなか、三浦監督の妻で元女子サッカー選手の夕魅さんがインスタグラムを更新し、夫へ労いの言葉を綴った。

「リリース発表がありましたが…4年3カ月…本当にお疲れ様でした」
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「目一杯の愛情を注ぎ込んできた大好きな選手達とのお別れは、物凄く寂しいと思いますが、それと同時に、強い絆、信頼を築き上げてきた素晴らしいこのメンバーと、一緒に闘ってこられた幸せな時間は、あつのサッカー人生において、かけがえのないタカラモノとして。胸の中で色褪せる事なくずっとずっと大切に保管されていくのだろうな。と。感じます」
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「スタッフ、事業部の皆さんとも本当に仲が良く、チームに関わる全員で一緒に闘っていくぞ!という輪を、とても大切に丁寧に作り上げていった人。そしてサポーターの皆さんは、本当に優しくて、見放すのではなく、いつも一緒に闘い常に後で支えて下さいました。感謝しかありません。またSD、監督の経験をさせて頂き、このメンバーと闘わせて貰えて、オーナーには本当に感謝しています」
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「上を目指すチームであり、また勝負の世界なので、常に苦労が絶えず。重圧や責任の全てを背負う性格なので、ひとり孤独にそのプレッシャーをグッと心の中に押し沈める姿を、どれだけみてきたかな。。その度にあつの心の内を感じ、自然とひとり私も涙が出たな」
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「絶対に逃げない人。真正面から全力で受け止め向き合う人だから。大変だったよね。緻密に抜かり無く分析をし、選手ひとりひとりのメンタルを細かに読み取り、良い方向にメンタルが向くよう、言葉選びにとても神経を使っていたね。どうマネージメントをしていくか。そこも常に重要視していて、物凄く考えていた人でした」
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「今季はなかなか結果がついて来ず大変でしたが、勝負強い人なので、ACLの本戦出場だけはなんとか勝ち取ってくれる。と信じて送り出し。死闘を繰り広げ勝ち取ってくれた選手達に本当に感謝の気持ちで一杯でした」
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「そしてサポーター皆さんの物凄い気迫と魂が込められた応援に、どれだけ心強く助けられたことか。。本当にありがたくて、涙がでました。ゆらちゃんは点が入る度に、大泣きしていたね。笑」
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「そんなこんなで…想いでが詰められすぎているヴィッセル神戸での時間。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。選手の奥さん達との出会い、楽しい時間を沢山過ごしたなぁ。一緒に緊張して一緒に闘い、涙して。私にとっても本当にタカラモノ。本当にどうもありがとうね」
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「一生懸命ずっと頑張って走り続けてきたので、とにかくいまはゆっくり休んで貰いたいです。しばらくは…闘いの世界から解放され、家族でのんびり日々の生活を楽しむ時間に充てたいな。と思います」
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「あつ、本当にお疲れ様でした。そして本当にどうもありがとう。これからも、ヴィッセル神戸のご活躍を心から応援しています!ヴィッセル神戸に関わる全てのみなさん、本当にどうもありがとうございました」
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三浦監督も退任時には家族への感謝の思いを綴っていたように、夕魅さんも隣で夫を支え続けていたようだ。