ウェストハムのELベスト8進出にライス歓喜「クラブで過ごしたなかで最高の夜」

2022.03.18 15:45 Fri
Getty Images
ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスが、ヨーロッパリーグ(EL)ベスト8進出を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。
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ライスはホームで17日に行われたELラウンド16・2ndレグのセビージャ戦で先発出場した。チームは1stレグを0-1で落とす苦しい状況だったが、前半にMFトマシュ・ソウチェクのゴールで合計スコアをタイに戻すと、延長戦でFWアンドリー・ヤルモレンコが決勝点。この結果、2戦合計2-1でウェストハムが逆転でベスト8進出を決めた。
試合後のインタビューに応じたライスは、欧州カップ戦での躍進に歓喜。ベスト8ではどのクラブが相手でも恐れはないと気合いを示した。

「なんて夜だろう。僕らが待ち望んでいた、特別なヨーロッパの夜のひとつになったね」

「ファンは素晴らしかったよ。ファンも選手も凄かった。おそらく、今シーズンで最高のプレーだったと思う。エンブレムの意味を理解して、すべてを捧げ、すべてを出し切った。それが結果につながったんだ」
「言葉もないよ。試合後のピッチを歩きながら、それを受け止めている。僕はウェストハムのファンが大好きだ。彼らは、このクラブをとても大切に思っているんだ。彼らは100%を要求してきて、応えれば自分たちの仲間として扱ってくれる。今夜、ピッチに立つことができたのは特別だった」

「リバプール、スパーズ、チェルシーといった相手とのビッグゲームでプレーしたこともある。でも、ヨーロッパでこの試合を超えることはできないね。0-1で初戦を落として、セビージャが良いチームなのもわかっていた。それでもファンやピッチ上のクオリティを考えれば、今日はやれると思っていたよ。おそらく、ウェストハムで過ごしたなかで最高の夜だ」

「ここではファンが味方になってくれる。初戦で負けたのは残念だが、この場所に来てリードを守り抜くのは常にタフだろう。今夜はよく頑張った。選手たちは本当に生き生きとしていて、勝てたことで今はうきうきしている」

「僕はベスト8で誰と対戦しても良い。選手たちは皆、その気持ちだと思う。ベスト8は来るのが大変な場所だからね。トーナメントに勝ちたいなら、とにかく全員を倒さなければならない。組分けがどうなるか見てみたいね」

「恐れるべき相手はいないさ。セビージャはおそらく優勝候補だったはずだ。だから、僕たちはどこに行っても結果を出せると思う。ここに来るチームは、タフな試合をすることになると理解しているだろう」

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