J1通算100試合目をゴールで祝った鹿島FW鈴木優磨、「凄く刺激になった」岩政コーチとの熱い抱擁は「自然に体が」
2022.03.11 22:52 Fri
鹿島アントラーズのFW鈴木優磨が、ヴィッセル神戸戦を振り返った。11日、明治安田生命J1リーグ第4節の神戸vs鹿島が行われ、0-2で鹿島が勝利した。
レネ・ヴァイラー監督の来日が決まり、岩政大樹コーチが指揮する最後のリーグ戦。連勝を目指すチームはCBを入れ替えるなど手を打つと、その2人が結果を残す。
7分、CKの流れからクロスをファーサイドでブエノがヘッドで折り返すと、菊池流帆との競り合いを制した三竿健斗がヘディングで合わせて鹿島が先制する。
0-1で鹿島がリードしたまま迎えた後半は、54分に追加点。土居聖真のクロスを上田綺世が競り勝って落とすと、後方から走り込んだ鈴木が叩きつけるミドルシュート。浮いたボールがGK飯倉大樹の上を超えてネットを揺らし0-2。鈴木は自身のJ1通算100試合目をゴールで祝った。
そのゴール後、鈴木はタッチライン際に立っていた岩政コーチの下へダッシュ。滑り込みながら熱い抱擁を見せた。
「パッと見た時に大樹さん(岩政コーチ)の姿が目立つので、自然に体が向かっていきました」とそのシーンを振り返った鈴木。岩政コーチの指導については「自分のサッカー人生において、ここまで具体的に言語化できる人が初めてで、凄く刺激になりました。自分にとって新鮮で新しい、楽しい時間でした」と、感謝の気持ちを述べた。
ベルギーでの戦いを終えて日本へと復帰した鈴木にとって、古巣ではありながらも新たなスターとなった。「大樹さんも監督がいない中で、相当プレッシャーもあっただろうし、それをリーグ戦で4試合で3勝、全勝したかったですが、ここ最近ない良いスタートを切れて、大樹さんも嬉しいだろうし、選手たちも自信を持っています」と、結果を残せたことが自信になっていると明かした。
今日は3月11日。2011年には東日本大震災が起きた日だ。当時中学生だった鈴木は「中学2年の時で、体育館で次の日の卒業式の練習をしていたと思います」と当時を振り返った。
日本にとって忘れてはいけない日でのゴール。「もちろん、大きい出来事ですし、忘れちゃいけないことですけど、ピッチに入るときに、今日に限らず、ここで健康でサッカーできることは当たり前じゃないと言い聞かせています」と鈴木は語り、「鹿島も大きなダメージを受けましたし、僕自身にとっても思いのある日だったので、なんとしても勝ちたいという気持ちがありました」と、強い気持ちを持って臨んでいたと明かした。
7分、CKの流れからクロスをファーサイドでブエノがヘッドで折り返すと、菊池流帆との競り合いを制した三竿健斗がヘディングで合わせて鹿島が先制する。
0-1で鹿島がリードしたまま迎えた後半は、54分に追加点。土居聖真のクロスを上田綺世が競り勝って落とすと、後方から走り込んだ鈴木が叩きつけるミドルシュート。浮いたボールがGK飯倉大樹の上を超えてネットを揺らし0-2。鈴木は自身のJ1通算100試合目をゴールで祝った。
試合後の取材に応じた鈴木はゴールシーンについて「(上田)綺世と2トップを組むことが多い中で、僕が足元で受けて綺世が裏を狙うことが多くなってきていました」とし、「こぼれてきて、あまりミドルは打たないんですが、タイミングを見て打ったら上手く入りました」と、2トップの形を生かしたゴールだったとした。
そのゴール後、鈴木はタッチライン際に立っていた岩政コーチの下へダッシュ。滑り込みながら熱い抱擁を見せた。
「パッと見た時に大樹さん(岩政コーチ)の姿が目立つので、自然に体が向かっていきました」とそのシーンを振り返った鈴木。岩政コーチの指導については「自分のサッカー人生において、ここまで具体的に言語化できる人が初めてで、凄く刺激になりました。自分にとって新鮮で新しい、楽しい時間でした」と、感謝の気持ちを述べた。
ベルギーでの戦いを終えて日本へと復帰した鈴木にとって、古巣ではありながらも新たなスターとなった。「大樹さんも監督がいない中で、相当プレッシャーもあっただろうし、それをリーグ戦で4試合で3勝、全勝したかったですが、ここ最近ない良いスタートを切れて、大樹さんも嬉しいだろうし、選手たちも自信を持っています」と、結果を残せたことが自信になっていると明かした。
今日は3月11日。2011年には東日本大震災が起きた日だ。当時中学生だった鈴木は「中学2年の時で、体育館で次の日の卒業式の練習をしていたと思います」と当時を振り返った。
日本にとって忘れてはいけない日でのゴール。「もちろん、大きい出来事ですし、忘れちゃいけないことですけど、ピッチに入るときに、今日に限らず、ここで健康でサッカーできることは当たり前じゃないと言い聞かせています」と鈴木は語り、「鹿島も大きなダメージを受けましたし、僕自身にとっても思いのある日だったので、なんとしても勝ちたいという気持ちがありました」と、強い気持ちを持って臨んでいたと明かした。
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