ヴォルフスブルク、米代表DFブルックスが今季限りで退団…「もう一度新しい挑戦を」

2022.03.02 07:30 Wed
Getty Images
ヴォルフスブルクは1日、アメリカ代表DFジョン・アンソニー・ブルックス(29)の今シーズン限りでの退団を発表した。

2017年にヘルタ・ベルリンから加入して以降、5シーズンに渡ってプレーしたヴォルフスブルクを去る決断を下したブルックス。クラブ公式サイトを通じて自身の思いを語っている。

「ヴォルフスブルクの経営陣との誠実な議論に感謝しているよ。だけど、僕はもう一度新しい挑戦をすることを決めたんだ」
「僕はこの5年間、高いレベルでフットボールをする機会があった。そして、これほど長い時間を過ごした後に去るのは明らかに簡単なことではないよ。チームとクラブ全体が最高の状態であり、最後の試合までVfLに全力を尽くすことを誓うよ」

アメリカ人の両親の元、ベルリンで生まれたブルックスは、2007年に14歳でヘルタのアカデミーに加入。ブンデスリーガ2部に所属していた2012-13シーズンにトップチームデビューを果たし、同シーズンのブンデスリーガ昇格に貢献した。
その後、2017年に加入したヴォルフスブルクでは加入2年目にレギュラーを掴むと、ここまで公式戦136試合に出場し、6ゴールを記録。193cmの恵まれたサイズと屈強なフィジカルを武器に、3バックと4バックを併用するチームのバックラインを支えてきた。

なお、アメリカ代表として45キャップを誇る29歳DFの今後の去就は現時点で不明となっている。

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