劇的勝利のスパーズ、コンテ監督も歓喜「この試合で負けるなんて受け入れられなかった」

2022.01.20 10:37 Thu
Getty Images
トッテナムアントニオ・コンテ監督が、劇的勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。

トッテナムは19日に行われたプレミアリーグ第17節延期分でレスター・シティと対戦した。試合では完全に押し込む展開を作りながら先制点を奪われたものの、FWハリー・ケインのゴールで同点に。後半再び勝ち越し点を許し、このまま敗北かに思われたアディショナルタイム、FWステーフェン・ベルフワインが立て続けに2ゴールを奪い逆転に成功すると、そのまま3-2で勝利した。

劇的な勝利によってプレミアリーグ5位に浮上した中、試合後のインタビューに応じたコンテ監督も称賛。決して諦めないチームの姿勢が、勝利を呼び込んだと喜んだ。
「正直に言ってこの試合ではチャンスを作れていたから、負けるなんて受け入れられなかった。選手たちが我々の哲学を理解していることは喜ばしい。それはつまり、決して諦めないということだ」

「我々は最後まで戦わなければならない。可能な限り最高の結果を得るため、努力しなければならない。今夜、最後まで戦うのは簡単ではなかったが、我々はとてもハッピーである必要があったんだ。とはいえ、次からはあれだけチャンスを作ったなら、得点する必要がある。今夜のような苦しみを味わわず済むようにしたい」
「第一に、私はチームのことを考えるとハッピーだ。おそらく、いい交代ができたと思う。ステーフェンにはこうしたゴールが相応しかった。たった2分であっても、もう1点決められる可能性を信じる必要がある。先ほども言ったように、この試合での敗北はもちろん、ドローさえも正しくはなかった」

「我々は試合に勝ち、それに値した。最後まで集中し、諦めず、最後まで戦う覚悟を持つことが重要だ。それが我々の哲学でなければならない。そして、相手が勝利に値するのであれば、そのときは真っ先に拍手を送りたい。そうでないなら、最後まで戦う必要がある」

「レスターに勝つことは我々にとって重要であり、自信と信念を向上させるものだ。そして、我々の歩む道が長いことは知っているが、まだこの道は始まったばかりであり、可能な限り最善の方法でそれを終えたいと思っている」

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ロメロが古巣ベルグラーノサポの計らいに感激…インスティトゥート戦で荘厳な横断幕

トッテナムのアルゼンチン代表DFクリスティアン・ロメロが、古巣ベルグラーノの粋な計らいに感謝した。 ベルグラーノの下部組織出身で同クラブでプロデビューを飾ったロメロ。現在はトッテナムの主力として世界最高峰のリーグでも活躍する26歳は、アルゼンチン代表としてコパ・アメリカ連覇に、2022年のカタール・ワールドカップ(W杯)制覇に貢献しており、古巣クラブにとっても誇らしい生え抜き選手の一人だ。 今回のインターナショナルマッチウィークでは2026年北中米W杯南米予選に参戦するロメロは、この間にベルグラーノとインスティトゥートとのホームゲームをフォロー。その際に古巣サポーターによる粋な計らいに感激した。 試合前、ベルグラーノのサポーターは、アルゼンチン代表で獲得したトロフィーを掲げるロメロの姿と「ありがとう、クティ」と書かれた荘厳な横断幕を掲げてレジェンドへのリスペクトを示した。 これを見たロメロは自身のX(旧ツイッター)を通じて、「この素晴らしい評価をありがとう、ベルグラーノ。この美しいクラブで育ったことを誇りに思う、また会おう、ピラーツ」と感謝の言葉を綴っている。 <span class="paragraph-title">【動画】ロメロも感激のベルグラーノのサポーターによる荘厳な横断幕</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="es" dir="ltr">Gracias por este hermoso reconocimiento <a href="https://twitter.com/Belgrano?ref_src=twsrc%5Etfw">@Belgrano</a> <br>Orgulloso de haber crecido en este hermoso club <br>Nos vemos pronto piratas <a href="https://t.co/H73qI4WxvZ">pic.twitter.com/H73qI4WxvZ</a></p>&mdash; Cuti Romero (@CutiRomero2) <a href="https://twitter.com/CutiRomero2/status/1856149873650782261?ref_src=twsrc%5Etfw">November 12, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.12 16:20 Tue
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レヴィ会長の決勝前の行動で結末を危惧…自伝刊行のロリスがスパーズでのCL準優勝に関するエピソード明かす

元フランス代表GKウーゴ・ロリスが、準優勝に終わった2018-19シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝に関するエピソードを明かした。 2012年から2023年までトッテナムの守護神、キャプテンを務めてきたロリス。2024年1月にはメジャーリーグ・サッカー(MLS)のロサンゼルスFCへ移籍し、アメリカの地でも存在感を示している。 そのスパーズのレジェンドGKは、自伝『Earning My Spurs』を今月刊行予定で、イギリス『ガーディアン』では独占でその内容の一部が公開された。 その抜粋記事では、マウリシオ・ポチェッティーノ監督の下でマンチェスター・シティ、アヤックス相手に劇的な勝ち上がりを見せた2018-19シーズンのCLについての興味深いエピソードが明かされた。 ロリスは、マドリードのエスタディオ・メトロポリターノで行われたリバプールとの決勝戦を前にしたダニエル・レヴィ会長とチームとのやり取りによって、クラブとしてビッグイヤーを掲げる準備ができていなかったと振り返っている。 元フランス代表GKによると、レヴィ会長は運命のファイナルの4日前に選手たち全員に『アビエイター』の高級な腕時計をプレゼントしていたという。そして、その時計には各選手の名前と共に「チャンピオンズリーグファイナリスト2019」との文字が刻まれていた。 その「ファイナリスト」という文言に加え、重要な試合前に時計が贈られた事実こそトッテナムが0-2で敗れた一因でもあったとの見解を示し、現在までその時計を一度も身に着けていないことを明かした。 「僕は彼自身と、会長としてクラブのためにしてくれたことすべてに多くの敬意と尊敬の念を抱いている。もちろん彼のこともよく知っている。だけど、彼はまったく敏感でないこともある」 「あのような刻印があれば、試合開始数分後に0-1で負けていても、レヴィ自身は驚かなかったはずだ」 今回のエピソードによってレヴィ会長を非難する意図は間違いなくなかったが、CL決勝の前年にフランス代表としてロシア・ワールドカップを制覇していたロリスにとっては、同会長の悪気のない行動を含めてクラブがトロフィーを掲げる準備ができていなかったと感じていたようだ。 2024.11.08 08:41 Fri

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