ワクチン接種遅れで試合直前合流となりスーペル・コッパでベンチ確定、ユーベ正守護神の選択が裏目に

2022.01.12 18:55 Wed
Getty Images
ユベントスのポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニーだが、思わぬ理由で大一番でベンチに座ることになってしまった。
PR
ユベントスは12日、スーペル・コッパでインテルと対戦する。
昨シーズンのセリエA王者のインテルと、コッパ・イタリア王者のユベントスとの一戦。今シーズンなかなか調子が上がらないユベントスとしては、ここでしっかりと勝利しておきたいところだ。

しかし、この試合でユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督は1つの決断を下すことに。シュチェスニーをベンチに座らせることを決めた。

アッレグリ監督は試合に向けた記者会見で選手の状況についてコメント。「シュチェスニーはワクチン接種を受けた。最終的な段階でスタジアムに到着するため、ペリンがゴールを守る」と語り、控えGKのマッティア・ペリンの起用を口にしていた。
シュチェスニーはここまで新型コロナウイルス(COVID-19)のワクチンを接種してこなかった。しかし、その決断が仇となり、今回はベンチに座ることになったのだ。

シュチェスニーはPCR検査で陰性となっていたために基本的な試合参加の許可は得られている状況。しかし、最終的にシュチェスニーはワクチンを接種したものの、それは最近まで実施されていなかったため、チームと活動を共にすることができず、移動や宿泊は別で行わざるを得なくなっていた。

選手にワクチン接種が義務付けられてからシュチェスニーは接種したため、2回目のワクチンはまだできておらず、それまでは暫定的な許可しか得られない状況となってしまうこととなった。

世界中で感染が爆発しているオミクロン株。日本でも一気に感染者が爆発しており、ワクチンの接種や検査での陰性証明など、様々な面で規制がかかる日が来るかもしれない。

PR
関連ニュース

「ユベントスに勝てたはず…」残留争いカリアリのラニエリ監督に込み上げる悔しさ、2点リード守れずドロー決着

カリアリのクラウディオ・ラニエリ監督に悔しさが込み上げる。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 セリエAで残留争い中のカリアリは19日、第33節でユベントスとのホームゲームに臨み、2-2のドロー。前半のPK2発で2点リードも、後半に入って直接FK弾および87分のオウンゴールで追いつかれてしまった。 勝ち点1の積み上げで暫定ながらも13位に浮上し、この「勝ち点1」がモノを言う残留争いとあって、決して価値なきドローだったわけではない。相手も停滞感漂うユベントスとはいえ、カリアリにとっては明確な格上だ。 しかし、試合直後に『DAZN』で90分間を振り返った老将ラニエリは悔しさをあらわに。「ユベントスに勝てたはず」と切り出したうえで、やるせない心情を吐露する。 「相手はユベントスだ…試合終了のホイッスルが鳴るまで、1秒たりとも集中を切らせない。我々は“いい試合”は出来たと思う。選手たちをねぎらう義務が私にはある。ただ、失点は2つとも回避できたはずだ…」 「最初の失点は、ユーベが自分たちのサッカーをできずにもがいていた時間帯。キエーザへのファウルをとられてFKになったわけだが、あの判定は疑問が残る。しかし、レフェリーに対する適応も試合の一部なのだ」 今季途中就任からなんとかカリアリを立て直し、かろうじて残留圏内をキープさせているラニエリ監督。残り5試合、目標は明確だ。 「このチームはハンディキャップを抱えて今季を滑り出し、そうだな…ようやく体裁が整ったのは、ここ1カ月半の間だろう。選手には『このまま最後まで行くぞ』と伝える」 「今日は本当に残念だ。残念だが、見据えている目標はひとつしかない。残留のために、少なくとも勝ち点36は確保しないといけない(現在は33)。最速でここに到達させる」 何はともあれユベントスから勝ち点1をもぎとった自信を次節に昇華できるか。次は27日に難敵ジェノアとのアウェイゲームだ。 2024.04.20 14:00 Sat

2点ビハインドから同点劇のユベントス、指揮官は展開に不満 「前半を相手に譲った」

ユベントスのマッシミリアーノ・アッレグリ監督がドローを振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 セリエA前節のトリノ・ダービーをゴールレスドローで終えていた3位ユベントスは19日の第33節でカリアリと対戦。ホームチームに立ち上がりからチャンスを許すと、30分にはPKから先制点を与えてしまう。 さらにその6分後には再びPKから失点し、2点ビハインドで後半へ。セルビア代表FWドゥシャン・ヴラホビッチの直接FKで1点を返すと、終盤のトルコ代表FWケナン・ユルドゥズのクロスからオウンゴールを誘発し、なんとか2-2の引き分けに持ち込んだ。 試合後、アッレグリ監督は前半の内容を反省。自分たちのペースにするためにどこかで上回る必要があったと述べている。 「前半はミスが多かったし、試合をうまくコントロールできなかった。もっとセカンドボールに反応するべきだったし、もっとデュエルで勝つべきだった」 「相手に合わせられないと骨折してしまうようなリスクがある。カリアリはデュエルという観点においては素晴らしい試合をしたし、このような場合はテクニックで上回らなければならない。あるいはもっと走って上回るかだ」 「我々は走らなければ試合に留まることができないチームだ。たくさんのリスクを負うことになる。後半、選手たちはうまく立て直し、カリアリは劣勢に立たされたが、前半を相手に譲ったという事実は変わらない」 「ここでテクニック的に良いプレーをするのはいつも難しい。カリアリが走る限り、我々は彼らのレベルに合わせなければならなかった。恐らく美しい試合にはならなかったが、そうすることで挑戦し、勝利するための全てのバランスを保つことができただろう」 2024.04.20 10:26 Sat

ユベントス、2点ビハインドからカリアリに辛くもドロー【セリエA】

ユベントスは19日、セリエA第33節でカリアリとのアウェイ戦に臨み、2-2で引き分けた。 前節トリノとのダービーを引き分けた3位ユベントス(勝ち点63)は、ヴラホビッチとキエーザの2トップで臨んだ。 前節インテルに引き分けた14位カリアリ(勝ち点31)に対し、ユベントスは1分過ぎにルブンボに際どいミドルを打たれると、15分にもCKからショムロドフにヘディングシュートでオンターゲットを記録された。 そして主導権を握れず迎えた27分、CKの流れでブレーメルにハンドがありVARの末にPKとなった。これをガリターノに決められて先制されたユベントスは33分にルブンボに決定的なボレーを許すと、2分後に2つ目のPKを献上。 スルーパスに抜け出したルブンボをGKシュチェスニーが倒してしまった。これをミナに決められ、2点ビハインドに。43分にはヴラホビッチがネットを揺らすもラストパスを出したキエーザにオフサイドがあり、0-2で前半を終えた。 迎えた後半、ユルドゥズを投入したユベントスは51分、プラーティのミドルシュートで3点目に迫られたが、62分に1点差とする。ボックス手前左で得たFKをヴラホビッチが直接決めた。 その後、ミリクを投入したユベントスは終盤の86分に追いつく。左サイドからのユルドゥズのインスウィングクロスがドッセーナのオウンゴールを誘った。 しかし反撃はここまで。2点差を追いついたユベントスだが、勝ち点1獲得に留まっている。 2024.04.20 05:48 Sat

ローマのデ・ロッシ監督がキエーザ獲得をリクエスト…A代表コーチ時代に関係構築

ローマがユベントスのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)に関心だ。 18日に今季途中就任のダニエレ・デ・ロッシ監督との契約延長を発表したローマ。ユベントスの本拠地トリノに本社を置くイタリア『トゥットスポルト』によると、デ・ロッシ監督がキエーザの獲得が可能かどうか知りたがっているという。 デ・ロッシ監督はイタリア代表テクニカルコーチ時代にユーロ2020で優勝。栄冠の立役者の1人は当時23歳で新進気鋭だったキエーザで、ローマのボスはこの頃からユベントスのアタッカーを高く評価していたようだ。 キエーザ本人はというと、昨夏ごろからユベントスとの契約延長話が停滞していることを隠せなくなっており、大幅な昇給を求めているというのが最大の理由。契約が2024-25シーズンまでとなっているなか、展望は好ましくない。 依然として緊縮財政のユベントスは、キエーザとの減俸&ボーナス増加を伴う契約延長によって、獲得時の減価償却を抑えることが財政安定化への選択肢。選手側とのベクトルは一致しない。 ローマも基本的には高額な人件費を割けないため、現状では様子見。しかしながら、デ・ロッシ監督が獲得を求めているのは間違いないようだ。 2024.04.19 17:20 Fri

ザッカーニがラツィオと2029年まで契約延長!「信じてくれる人々の誇りを胸に」

ラツィオは18日、イタリア代表FWマッティア・ザッカーニ(28)との契約延長を発表した。新たな契約期間は2029年6月30日までとなる。 新契約にサインしたザッカーニは、自身のインスタグラムで以下のようにコメントしている。 「2021年8月31日からこのジャージを着ているし、これからもずっとそうしていくつもりだ。鷲をシンボルとして持つ者として、より高く、より高みに飛んでいけると信じてくれる人々の誇りを胸に。これからも共に」 2021年夏にヴェローナから買い取りオプション付きのレンタル移籍で加入したザッカーニ。すぐに主軸の座を掴み翌シーズンから完全移籍に移行すると、これまで公式戦112試合に出場し20ゴール18アシストをマーク。今シーズンもいくつかの負傷がありながら公式戦31試合で5ゴール1アシストの成績を残している。 現行の契約が2025年までの同選手に対してはユベントスやフィオレンティーナが関心を示しており、去就が不透明になっていたが、ラツィオとの長期契約を決断した。 2024.04.19 00:00 Fri
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly