山口DF起海斗が九州Lの沖縄SVへ期限付き移籍、昨季は北信越Lの福井ユナイテッドFCでプレー
2022.01.06 13:01 Thu
レノファ山口FCは6日、DF起海斗(21)が九州サッカーリーグの沖縄SVへと期限付き移籍することを発表した。
期限付き移籍期間は2023年1月31日までとなる。
起は興国高校出身で、2019年に山口へ入団。2021年7月に北信越フットボールリーグ1部の福井ユナイテッドFCへ期限付き移籍していた。
山口では出番がなかった起だが、福井ではリーグ戦6試合に出場し1得点を記録していた。
元日本代表FW高原直泰がオーナーの沖縄SVへと活躍の場を移す起は「レノファ山口FCから来ました起海斗です。JFLに昇格する為に精一杯頑張ります。よろしくお願いします!」と意気込みを述べている。
半年間の在籍となった福井を通じては「半年間という短い期間でしたが、ありがとうございました。高校を卒業して初めての公式戦を福井ユナイテッドFCで出場させてもらい、本当に感謝しています。チームは変わりますが、僕の事を少しでも応援してくれたら嬉しいです」と感謝を述べている。
期限付き移籍期間は2023年1月31日までとなる。
起は興国高校出身で、2019年に山口へ入団。2021年7月に北信越フットボールリーグ1部の福井ユナイテッドFCへ期限付き移籍していた。
元日本代表FW高原直泰がオーナーの沖縄SVへと活躍の場を移す起は「レノファ山口FCから来ました起海斗です。JFLに昇格する為に精一杯頑張ります。よろしくお願いします!」と意気込みを述べている。
また、山口を通じては「来シーズンも山口を離れて修行して来ます。誰にも甘えれない環境を自分で選び、メンタル面も成長して帰って来ます」と成長を誓った。
半年間の在籍となった福井を通じては「半年間という短い期間でしたが、ありがとうございました。高校を卒業して初めての公式戦を福井ユナイテッドFCで出場させてもらい、本当に感謝しています。チームは変わりますが、僕の事を少しでも応援してくれたら嬉しいです」と感謝を述べている。
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レノファ山口FCは21日、渡邉晋氏(47)が新監督に就任することを発表した。 渡邉監督は、コンサドーレ札幌(現北海道コンサドーレ札幌)やヴァンフォーレ甲府、ベガルタ仙台で現役時代を過ごすと、引退後は指導者の道へ。2008年に仙台のトップチームコーチに就任すると、2014年4月からは監督を務めていた。 2019年限りで監督を退任するとその後はフリーに。1年間のブランクを経て、山口で指揮を執ることとなった。 J1では通算198試合を指揮し、67勝40分け91敗。リーグカップでは42試合を指揮し、18勝10分け14敗の成績。J2での指揮は自身初となる。 渡邉監督はクラブを通じてコメントしている。 「レノファ山口FCに関わる全ての皆さまへ」 「初めまして。2021シーズンより監督に就任いたします渡邉晋です」 「このたびのオファーに際し、レノファ山口FCの掲げる明確なビジョンと、そのビジョンに基づきひたむきに進んで行こうとするクラブの情熱に、私は心を動かされました」 「次は、私が皆さまの心を動かす番です」 「これまで築き上げてきたレノファイズムを継承しつつ、更に勝利を追求し、最後まで諦めないプレーを続けることを約束します」 「選手とチームの可能性を信じ、共に闘ってください。厚いご支援、熱いご声援をどうぞよろしくお願いいたします」 2020.12.21 12:17 Mon3
山口、名塚善寛監督&石原正康GMが退任…中山元気コーチが暫定指揮へ
レノファ山口FCは8日、名塚善寛監督(53)および、石原正康ゼネラルマネージャー(39)の退任を発表した。10日のトレーニングから、中山元気コーチ(41)がチームを暫定的に指揮。新監督については決まり次第、知らせるという。 名塚氏は2018年にトップチームコーチとして山口入りし、2021年9月から監督に。石原氏は2009年に選手として山口入りし、現役引退後の2011年にクラブスタッフとなると、2013年からGMを務めたが、監督とともに去る運びとなった。 小山文彦代表取締役会長をはじめ、それぞれクラブ公式サイトを通じて、次のようにコメントしている。 ◆名塚善寛監督 「日頃よりレノファ山口FCを支えてくださる、パートナー、ファン、サポーターの皆様、いつも熱いご支援・ご声援をありがとうございます。この度、レノファ山口FCの監督を退くこととなりました。今シーズンTOP6を目指し、選手・チームスタッフと共に1戦1戦全力で闘ってきましたが、監督である私の力不足により皆様の期待に結果で応えられず、本当に申し訳ありませんでした。私はチームを去りますが、残りシーズンの選手の活躍とチームの発展を心より願っています。最後になりますが2018シーズンから今日まで、幸せな時間をありがとうございました」 ◆石原正康GM 「レノファ山口FCに関わる全ての皆様、いつもご声援頂き、誠にありがとうございます。このたび、レノファ山口FCのGMを退任することになりました。レノファ山口FCは、攻守において攻撃的なフットボールスタイルを確立しながら、J1昇格を目指して参りました。今シーズン、TOP6を目指し監督、スタッフ、選手とともに戦ってきましたが、これまで思うような結果を残す事ができず責任を感じております。名塚監督がチームを去ることになり、私自身も責任をとり、クラブを離れる決断を致しました」 「選手として山口に来た2009年の時は、こうしてJリーグの舞台で戦えることが『夢』でした。JFLからJ2に毎年昇格した時の喜びや感動は今でも忘れられません。2009年から選手としてお世話になり、2013年からGMとして多くの皆様の支えがあってこれまで走ってくる事ができました。これからレノファ山口FCが、J1に昇格し、毎試合スタジアムが満員になり本当に地域に愛されるクラブになる事を心から願っております。これまで15年間、夢のような経験もさせて頂きました。本当にありがとうございました」 ◆小山文彦代表取締役会長 「レノファ山口FCをいつも応援していただきありがとうございます。心よりお礼申し上げます。このたび、名塚善寛監督と石原正康ゼネラルマネージャーがレノファを退任することになりました」 「名塚監督は、2018シーズンからトップチームコーチとしてレノファ山口FCに就任していただき、2021年途中からは監督としてレノファを引っ張っていただきました。昨2022シーズンは数々の維新劇場でわれわれをワクワクさせてくれ、4シーズンぶりに勝点50以上を獲得するとともに、レノファに闘う気持ちを根付かせてくれました。選手との一体感が素晴らしい監督ではありますが、今季の成績や得点不足等の状況により今回の決定となりました」 「石原正康ゼネラルマネージャーは、地域リーグ時代の2009年に選手として加入し、引退後も山口に残って、レノファ山口FCがJクラブへと成長していくために、さまざまな分野で貢献していただきました。地域リーグからJ2へ昇格するにあたり、欠くことのできなかった人物だと考えております。今季のトップ6という目標を掲げた中で、名塚監督と命運を共にしたいとのご意向をいただきました」 「ご両名のこれまでのクラブに対する多大なる貢献や功績に、心より感謝申し上げます。今シーズンの1/3となる第14節でこのような事態となりましたが、チームは新たな体制を構築し、少しでも多くの勝利、1つでも上の順位を目指して戦ってまいります。今後も熱く厳しい応援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます」 今季の山口は明治安田生命J2リーグ開幕から14試合を戦って、3勝5分け6敗の18位。直近の7試合で白星なしとなっている。 2023.05.08 17:45 Mon4
山口が高卒2年目の上本銀太と契約解除 双方合意で
レノファ山口FCは6日、DF上本銀太(20)の契約解除を発表した。 上本は東海大学付属福岡高校出身で、2022年に山口入り。昨季はJ2リーグ3試合に出場し、リーグデビューを果たした。 だが、選手およびクラブの双方合意で契約解除の運びとなったという。 2024.01.06 20:10 Sat5