J3降格の相模原が浦和DF藤原優大の育成型期限付き移籍延長を発表「死に物狂いで成長し、結果を求めます」

2021.12.28 12:34 Tue
©超ワールドサッカー
SC相模原は28日、浦和レッズから育成型期限付き移籍しているDF藤原優大(19)の期間延長を発表した。

新たな期限付き移籍期間は2023年1月31日までとなり、浦和との公式戦には出場できない。

藤原は青森山田高校から今季浦和へと入団。YBCルヴァンカップで2試合に出場も、シーズン途中に相模原へと育成型期限付き移籍していた。
相模原では明治安田生命J2リーグで17試合に出場していた。

藤原はクラブを通じてコメントしている。
◆SC相模原
「この度、SC相模原での育成型期限付き移籍を延長することとなりました。皆さんと共有したあの悔しさを忘れることなく必ず「1年で昇格」を全ての人で達成しましょう。素晴らしい応援に応えられるように死に物狂いで成長し、結果を求めます。 シーズンの最後を笑顔で迎えましょう!」

◆浦和レッズ
「このたび、SC相模原での期限付き移籍を延長することとなりました。いつ浦和レッズに戻っても恥ずかしくないように努力し、相模原の勝利のために全力でプレーします。ファン・サポーターのみなさんの前でプレーできる日まで頑張ります」

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