「足速い!」数的不利の大ピンチで見せた冨安健洋の読みとブロックに称賛集まる「2人で守り切った」

2021.12.03 20:40 Fri
Getty Images
プレミアリーグ第14節、マンチェスター・ユナイテッドvsアーセナルが2日に行われ、ホームのユナイテッドが3-2で敗戦。アーセナルの日本代表DF冨安健洋はフル出場した。

冨安は右サイドバックとして11試合連続のスタメン出場。ユナイテッドのMFジェイドン・サンチョとマッチアップした。
試合を通して、冨安はサンチョのドリブルに対応していたものの、1点リードで迎えた44分の場面では、サンチョのパスからMFフレッジ、MFブルーノ・フェルナンデスとつながり、同点のゴールを許す。

さらに、2-2の同点で迎えた68分には、1点目のゴールと似たような形から、左サイド深くで溜めたサンチョからのショートパスに反応したフレッジが後方からアーセナルMFマルティン・ウーデゴールにスライディングタックルを受けてPKの判定に。これをFWクリスティアーノ・ロナウドに沈められ、逆転を許すこととなった。

それでも、冨安は最後まで集中を切らさない。
88分、アーセナルのCKの場面でボールが流れ、ユナイテッドはロングカウンターを開始。前がかりになっていたアーセナルは一気にピンチを迎える。

冨安はこれをいち早く察知すると、自陣に向かって最短距離でダッシュ。人数不利の状況を作られるが、サンチョのラストパスを冨安が読み、B・フェルナンデスのシュートを決死のブロックで防いだ。

決まっていればその時点で勝負が決していた場面。結局アーセナルが同点に追いつくことはなかったが、価値あるプレーをDAZNの公式ツイッターが伝えると、ファンも「足速い!」、「(ヌーノ・)タヴァレスと2人で守り切った」、「先読みがすごい」、「最善策を取り続ける素晴らしい守備」と賛辞の言葉を贈っていた。

結果的に自身のサイドから2失点を喫したため、激賞するわけにはいかないが、高評価を与えられる内容だったのではないだろうか。
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