長崎、5月に就任し昇格争いを繰り広げた松田浩監督と契約更新「悲願のJ1昇格を目指します」
2021.12.03 15:16 Fri
V・ファーレン長崎は3日、松田浩監督(61)との契約更新を発表した。
松田監督は、サンフレッチェ広島のコーチやヴィッセル神戸のコーチ、監督、アビスパ福岡の監督、栃木SCの監督を歴任。2018年から長崎の育成部長兼アカデミーダイレクターに就任した。
しかし、今シーズン就任した吉田孝行監督は成績不振により5月3日に早い段階で解任。松田氏が就任すると、チームは結果を残し始め、昇格争いを繰り広げることに。シーズン終盤まで昇格争いに加わったが、勝ち点差を詰め切ることができず、4位でシーズンを終えることが決まっていた。
チームを立て直し、昇格争いを繰り広げた松田監督は、クラブを通じてコメントしている。
「V・ファーレン長崎を支えてくださっている皆さま、ファン・サポーターの皆さま、2022シーズンもV・ファーレン長崎の指揮を執らせていただくことになりました」
松田監督は、サンフレッチェ広島のコーチやヴィッセル神戸のコーチ、監督、アビスパ福岡の監督、栃木SCの監督を歴任。2018年から長崎の育成部長兼アカデミーダイレクターに就任した。
しかし、今シーズン就任した吉田孝行監督は成績不振により5月3日に早い段階で解任。松田氏が就任すると、チームは結果を残し始め、昇格争いを繰り広げることに。シーズン終盤まで昇格争いに加わったが、勝ち点差を詰め切ることができず、4位でシーズンを終えることが決まっていた。
「V・ファーレン長崎を支えてくださっている皆さま、ファン・サポーターの皆さま、2022シーズンもV・ファーレン長崎の指揮を執らせていただくことになりました」
「2021シーズンは、途中からバトンを受ける形でしたが、2022シーズンは心新たにスタートを切り、今年構築したベースをより発展させるべく、チーム一丸となって悲願のJ1昇格を目指します。来シーズンも引き続き、よろしくお願いいたします」
松田浩の関連記事
V・ファーレン長崎の関連記事
J2の関連記事
記事をさがす
|
|
松田浩の人気記事ランキング
1
磐田は現在の危機を予見できたはず。にもかかわらず……/六川亨の日本サッカーの歩み
ヨーロッパのリーグに所属する日本人選手が新シーズンで好スタートを切った。 まずはフライブルクへ移籍した堂安律が、開幕戦でアウクスブルクから今シーズン初ゴールをマーク。すると鎌田大地(フランクフルト)と遠藤航(シュツットガルト)もヘルタ・ベルリン戦とヴェルダー・ブレーメン戦で同じく初ゴールを決めた。 さらにシャルケの吉田麻也とボルシアMGの板倉滉は“日本人対決"となった試合で90分間フル出場(試合は2-2のドロー)した。 プレミアリーグに目を移せば、アーセナルの冨安健洋が後半30分から今シーズン初出場を果たして復調をアピール。ブライトンの三笘薫はニューカッスル戦の後半から出場してプレミアリーグのデビューを果たすと、終了間際には得意のドリブル突破から左サイドをえぐり、MFグロスの決定機を演出した。そしてスコットランドのプレミアリーグでは、セルティックの古橋亨梧が2試合連続となるゴールを決めれば、前田大然も2アシストと5-0の勝利に貢献した。 一方、フランスのリーグ・アンではスタッド・ランスへ移籍した伊東純也は後半31分にデビューを果たしたものの、見せ場を作れないままクレルモンに2-4で敗退。モナコの南野拓実はベンチ入りこそしたが、出番がないまま終わり、“ブンデスリーガ勢"とは対照的なデビュー戦となった。 3ヶ月後にはカタールW杯が控えているだけに、冨安の復帰や吉田、板倉の好調は好材料だし、堂安と鎌田、古橋は「ゴール」という結果でアピールした。まずは9月の代表戦まで、“海外組"の動向から目を離すことはできない。 そしてJリーグである。14日には、前日に浦和に0-6と大敗を喫して最下位に沈んだジュビロ磐田が伊藤彰監督と、強化の責任者である鈴木秀人トップチームマネジメント部長を解任した。しかしながら16日になっても後任監督を含めた新体制についての発表はない。 さらに15日は、清水に0-2と敗れて降格圏の17位に後退したG大阪も、片野坂知宏監督の解任が濃厚との報道があった。クラブ幹部は、現時点での片野坂監督の解任を否定しているとのことだが、今月9日にコーチに就任した松田浩氏の監督昇格が濃厚と報じている。 動きがあったのは監督だけに限らない。前半戦までは一桁順位だったものの、直近5試合は勝ち星のない京都は加藤久・強化育成部長が、強化部からの異動を打診されたがこれを固持して辞任した。 FC東京は8月5日にフィジカルコーチのエウ・ガヴィラン氏が家庭の事情と本人の希望により退団。さらに14日にはアルベル監督が家庭の事情によりスペインへ一時帰国した。リーグ戦は8月27日の第27節・柏戦までないため(第26節の神戸戦は9月14日に開催)試合に支障はないとはいえ、合流予定の24日までシーズン中にもかかわらず10日もチームを離れるのは異例の事態と言える。 各チームとも様々な事情を抱えているのは事実である。いずれのチームも今後の推移を見守るしかないが、それにしても残念なのは磐田の監督解任である。残り9試合ということで「大ナタを振るった」のだろうが、タイミングが悪すぎた。 シーズン開幕前、J2リーグ得点王(22点)で、一昨年もチームのトップスコアラー(10点)のルキアンを福岡へ放出。出さざるを得ない理由があっただろうことは推察できる。さらにリーグ戦は1ゴールにとどまったものの、天皇杯では2試合で4ゴールと活躍した小川航基も横浜FCへ完全移籍で失った。小川は現在18ゴールでJ2得点ランクのトップを走っている。 そんな彼らの代わりに獲得したのが横浜FCのFWジャーメイン良であり、浦和レッズから期限付き移籍した元日本代表FWの杉本健勇だが、ジャーメイン良は2ゴール、杉本はいまだ無得点のまま。そして夏の移籍マーケットで獲得したのは左SBの松原后(シントトロイデン)ただ一人だった。 選手獲得のための資金がないと言われればそれまでだが、オフシーズンの補強が“マイナス査定"に加え、今シーズンも25試合を終えて得点23は福岡の17、湘南の19、名古屋の21に続くワースト4位タイ(他にG大阪、神戸、京都)。失点42は札幌と並びワースト1だ。にもかかわらず、夏の移籍マーケットでもほとんど動きがなかった。 点は取れるが失点も多く、勝ちきれない試合が続いて一時は最下位に沈んだライバルの清水は、それでもヤゴ・ピカチュウや北川航也、乾貴士ら攻撃陣を補強して直近2試合はFC東京に2-0、G大阪にも2-0と連勝して12位へ浮上した。監督交代に加え、「あれもこれも」ではなく、「1点集中」の補強が攻守とも好循環を生みつつある。 果たしてサックスブルーの“火中の栗"を誰が拾うのか、まだ明らかになってはいない。ただ、誰が監督を務めるにしても、やはり移籍マーケットがオープンなうち(※選手登録は9月2日まで可)に手を打つべきだったのではないだろうか。外部から招聘(鈴木政一氏)するにしても、内部から昇格(中山雅史コーチ)させるにしても、現状ではチームに打つ手がほとんどないのが実情だからである。 それでも今週金曜の19日には名古屋戦が控えている。強化の責任者が不在のまま、誰が名門チームの舵を取るのか。残された時間はあまりにも少なく、後任不在のままの監督解任はタイミングが悪すぎたと言わざるを得ない。 2022.08.17 08:15 Wed2
G大阪を降格危機から救った松田浩氏、来季から宮崎監督に 「少しでもお役に立てるならばと」
テゲバジャーロ宮崎は7日、来季監督に松田浩氏(62)の就任決定を発表した。 ヴィッセル神戸をはじめ、複数クラブの監督を歴任した松田氏は今年8月にJ2降格危機に瀕するガンバ大阪にコーチとして加わったが、片野坂知宏前監督からの監督交代がなされ、そのバトンを受ける形でチームを指揮。明治安田生命J1リーグの残る10試合を4勝3分け3敗、そのうちの7試合が無失点という堅守によって切り抜け、15位で残留に導いた。 シーズン終了後に行われたフランフルト戦とのフレンドリーマッチでは1点ビハインドから見事な逆転劇を演じてみせた松田氏だが、G大阪は11月に徳島ヴォルティスからダニエル・ポヤトス監督(44)を招へい。それに伴って、G大阪からの退団が決まった状況だったが、来季からは高崎康嗣前監督が退任した宮崎の指揮を執る運びとなった。 クラブを通じて「テゲバジャーロ宮崎の皆様、このたび監督としてクラブに関わらせていただくことになりました松田です」と挨拶の言葉とともに、意気込みを語っている。 「今回お話をいただき、クラブのビジョンを伺う中で、このクラブの真摯な取り組みや熱意、また将来への大いなる可能性を感じ、私のこれまでの経験が少しでもお役に立てるならばと思い、決断させていただきました。来季はより強固な基盤を作り上げながら、勝利に拘り、力強いチームとなるべく精一杯努めさせていただきます。どうぞよろしくお願い申し上げます」 2022.12.07 12:15 WedV・ファーレン長崎の人気記事ランキング
1
Jリーグが理念強化配分金とファン指標配分金の支給額を発表! 「DAZN」ベースのファン指標分配金の1位は浦和、最下位はYSCCに…連覇神戸は5.5億円
Jリーグは25日、2025年度理念強化配分金の支給対象候補クラブ、2024年度ファン指標配分金支給対象クラブを発表した。 理念強化配分金は、2023年の明治安田生命J1リーグで1位から10位に対して送られるもの。20チーム制に変更となったために1チーム増えることとなった。また、2024シーズン年間ファン指標順位(DAZN視聴者数等1~10位)に基づいても支給される。 競技面では連覇を達成したヴィッセル神戸から10位のセレッソ大阪までに支給され、神戸は2025年、2024年にそれぞれ2億5000万円ずつを手にする。なお、2023年も優勝したため、その分の2億5000万も今回支給される。また、2位のサンフレッチェ広島には2年間で1億8000万円ずつ、3位のFC町田ゼルビアは、1億5000万円(2025年)と7000万円(2026年)を手にする。なお、2023年2位の横浜F・マリノスには1億8000万円、3位の広島には7000万円がしキュされる。 また、ファン指標順位は1位は2024年も浦和レッズとなり1億7000万円。2位が鹿島アントラーズで1億2000万円、3位が横浜FMで7000万円と続き、10位は名古屋グランパスで1000万円となった。なお、競技順位で10位以内に入っていないクラブでは、1位の浦和、10位の名古屋に加え、8位に北海道コンサドーレ札幌が入り2000万円となった。 さらに、「ファン指標配分金」として、13億6000万円をJリーグの全60クラブに分配。これは、2024シーズンのDAZN視聴者数やDAZNシーズンパス販売実績等で配分され、1位が浦和で8921万5930円。2位が横浜FMで7945万2984円、3位が川崎フロンターレで6648万1993円となっている。なお、最下位はY.S.C.C.横浜となり182万4625円が分配される。 <h3>◆理念強化配分金(競技)/総額11億2000万円</h3> 1位:ヴィッセル神戸 1年目ー2億5000万円、2年目ー2億5000万円 2位:サンフレッチェ広島 1年目ー1億8000万円、2年目ー1億8000万円 3位:FC町田ゼルビア 1年目ー1億5000万円、2年目ー7000万円 4位:ガンバ大阪 1年目ー1億5000万円、2年目ーなし 5位:鹿島アントラーズ 1年目ー1億2000万円、2年目ーなし 6位:東京ヴェルディ 1年目ー9000万円、2年目ーなし 7位:FC東京 1年目ー6000万円、2年目ーなし 8位:川崎フロンターレ 1年目ー5000万円、2年目ーなし 9位:横浜F・マリノス 1年目ー4000万円、2年目ーなし 10位:セレッソ大阪 1年目ー3000万円、2年目ーなし <h3>◆理念強化配分金(人気)</h3> 1位:浦和レッズ/1億7000万円 2位:鹿島アントラーズ/1億2000万円 3位:横浜F・マリノス/7000万円 4位:ヴィッセル神戸/5000万円 5位:川崎フロンターレ/4000万円 6位:サンフレッチェ広島/3000万円 7位:ガンバ大阪/2000万円 8位:北海道コンサドーレ札幌/2000万円 9位:FC町田ゼルビア/1000万円 10位:名古屋グランパス/1000万円 <h3>◆ファン指標配分金</h3>(昨年との金額比較) 1位:浦和レッズ/8921万5930円(↑) 2位:横浜F・マリノス/7945万2984円(↑) 3位:川崎フロンターレ/6648万1993円(↓) 4位:鹿島アントラーズ/6598万4095円(↓) 5位:ヴィッセル神戸/6491万8131円(↑) 6位:ガンバ大阪/5864万8883円(↑) 7位:名古屋グランパス/5851万4812円(↓) 8位:北海道コンサドーレ札幌/5315万3249円(↑) 9位:FC東京/4924万9886円(↑) 10位:サンフレッチェ広島/4572万5356円(↑) 11位:FC町田ゼルビア/4558万3908円(↑) 12位:アルビレックス新潟/4466万3143円(↓) 13位:ジュビロ磐田/4426万2918円(↑) 14位:セレッソ大阪/3988万8434円(↓) 15位:サガン鳥栖/3834万3648円(↑) 16位:柏レイソル/3695万3904円(↓) 17位:湘南ベルマーレ/3554万5920円(↓) 18位:東京ヴェルディ/3459万9966円(↑) 19位:京都サンガF.C./3438万1632円(↑) 20位:清水エスパルス/3362万962円(↓) 21位:アビスパ福岡/3259万3587円(↓) 22位:ベガルタ仙台/2298万6246円(↑) 23位:V・ファーレン長崎/1758万2571円(↑) 24位:大分トリニータ/1716万3388円(↑) 25位:ファジアーノ岡山/1704万1315円(↑) 26位:横浜FC/1664万9981円(↓) 27位:ジェフユナイテッド千葉/1608万1426円(↓) 28位:モンテディオ山形/1442万3396円(↓) 29位:ヴァンフォーレ甲府/1362万8966円(↓) 30位:松本山雅FC/1324万9873円(↑) 31位:ロアッソ熊本/1008万4227円(↓) 32位:栃木SC/983万8888円(↓) 33位:徳島ヴォルティス/934万7583円(↓) 34位:RB大宮アルディージャ/925万5971円(↓) 35位:ザスパ群馬/888万8344円(↓) 36位:レノファ山口FC/886万2864円(↓) 37位:いわきFC/878万641円(↓) 38位:鹿児島ユナイテッドFC/825万2572円(↑) 39位:愛媛FC/768万2897円(↑) 40位:水戸ホーリーホック/718万9579円(↓) 41位:藤枝MYFC/708万1435円(↓) 42位:ツエーゲン金沢/622万6288円(↓) 43位:ブラウブリッツ秋田/619万6520円(↓) 44位:カターレ富山/481万4398円(↑) 45位:ギラヴァンツ北九州/459万264円(↓) 46位:FC岐阜/396万9504円(↓) 47位:SC相模原/341万1253円(↓) 48位:FC今治/327万7554円(↓) 49位:AC長野パルセイロ/317万8338円(↓) 50位:カマタマーレ讃岐/313万7389円(↓) 51位:FC琉球/309万4569円(↓) 52位:福島ユナイテッドFC/288万7440円(↑) 53位:ガイナーレ鳥取/282万3403円(↓) 54位:ヴァンラーレ八戸/265万6822円(↓) 55位:いわてグルージャ盛岡/261万6733円(↓) 56位:アスルクラロ沼津/251万5766円(↓) 57位:テゲバジャーロ宮崎/237万4594円(↑) 58位:FC大阪/226万1536円(↑) 59位:奈良クラブ/223万1534円(↓) 60位:Y.S.C.C.横浜/182万4625円(↓) 2025.02.25 17:40 Tue2
長崎に痛手、MF山田陸が右ヒザの重傷で手術…2〜3カ月の離脱に「必ずまた強くなってピッチに帰ってきます」
V・ファーレン長崎は20日、MF山田陸の負傷を発表した。 山田は13日に行われた第9節のサガン鳥栖戦で負傷。右ヒザ内側半月板断裂および右ヒザ内側側副じん帯部分損傷と診断され、16日に手術を受けたとのこと。なお、全治は約2〜3カ月とのことだ。 山田はクラブを通じてコメントしている。 「ここ数試合勝利を届けることができずファン・サポーターの皆さんには申し訳ない気持ちでいっぱいです。チームが苦しい状況のなかで離脱することになり非常に悔しいですが、必ずまた強くなってピッチに帰ってきます」 山田は今シーズンの明治安田J2リーグで9試合に出場していた。 2025.04.20 15:10 Sun3
長崎、FW長谷川悠と MF幸野志有人の退団を発表
V・ファーレン長崎は5日、FW長谷川悠(32)とMF幸野志有人(26)が契約満了に伴い、今シーズン限りで退団することを発表した。 2006年に柏レイソルでプロキャリアをスタートさせた長谷川は、FC岐阜やアビスパ福岡へのレンタルを経験した後、2008年に期限付きで加入した山形では、リーグ戦39試合で13ゴールの活躍で、クラブのJ1昇格に貢献した。その後、大宮アルディージャや徳島ヴォルティス、清水エスパルスを渡り歩き、今シーズンから長崎でプレー。明治安田生命J2リーグ13試合で2得点、ルヴァンカップ6試合で1ゴール、天皇杯4試合で1ゴールを記録していた。 一方、アカデミー福島出身の幸野は、16歳という若さで2010年にFC東京へ入団するも出場機会に恵まれず、大分トリニータ、FC町田ゼルビア、長崎、ジェフユナイテッド千葉、レノファ山口へのレンタルを繰り返した。2017年に今度は完全移籍で長崎へ加入し、初年度からレギュラーとしてクラブのJ1昇格に貢献。だが、以降は出場機会を減らし、今シーズンはリーグ戦での出場はなく、出場したのは天皇杯の4試合のみとなっていた。 今シーズン限りで長崎を去る両選手はクラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 ◆長谷川悠 「今シーズン、長崎の一員として招き入れてくださりありがとうございました。リーグ開幕戦のトラスタで見た素晴らしい光景を忘れることはないでしょう。自分は長崎を離れることになりますが、自分自身を否定せず、自分の居場所をしっかりと見つけられるよう、これからの人生も自分らしく生きようと思います」 「長崎が、これからもっと素晴らしいチームになることを祈っています。ありがとうございました」 ◆幸野志有人 「まず、今シーズンケガからのスタートであることが分かっていたにもかかわらず、毎試合僕のユニホームを着てスタジアムに足を運んでくれた皆さんに、申し訳ない気持ちと感謝の気持ちでいっぱいです」 「自分自身、けがから復帰しても試合に出られない日々はつらく、苦しかったです。しかし、長い間ピッチから離れて、ここまで自分の納得いくパフォーマンスまで戻せるとは思っていなかったので、今シーズンやってきたことに後悔はありません」 「いいことばかりではありませんでしたが、今年復帰してタッチラインで交代を待つ自分を熱く温かい応援でサポーターの皆さんが迎えてくれたこと。一昨年、長崎でJ1昇格を果たせたことは、一生忘れません。僕をもう一度長崎に呼んでくれた関係者の方々、息子や孫のように愛情を注いでくれた皆さんにも心から感謝したいです」 「お金では買えないものを与えてもらいました。19歳で初めてここに来た時から長崎のことが大好きです。それは、これからも変わらないと思います。4年間本当にありがとうございました」 2019.12.05 17:00 Thu4
仙台が手倉森監督の教え子、長崎MF氣田亮真を完全移籍で獲得「僕の持っているすべての力を発揮したいと思います」
ベガルタ仙台は20日、V・ファーレン長崎に所属するMF氣田亮真(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。 ジェフユナイテッド千葉アカデミー出身の氣田は専修大学を経て2020年に長崎へ加入。スピードに乗ったドリブルを武器に明治安田生命J2リーグに32試合出場して4得点を挙げた。 来季から仙台で戦う氣田は両クラブの公式サイトで以下のようにコメントを残している。 ◆ベガルタ仙台 「V・ファーレン長崎から加入することとなった、氣田亮真です。ベガルタ仙台のために、僕の持っているすべての力を発揮したいと思います。ファン、サポーターのみなさまに多くの笑顔と感動をお届けします。期待してください。応援よろしくお願いします」 ◆V・ファーレン長崎 「この度、ベガルタ仙台に移籍することになりました。この移籍をするにあたって、『昇格にはお前が絶対に必要だから残ってくれ』と言い続けてくださり、そして最後には僕の人生の挑戦を認めてくださった社長、強化部には本当に感謝しています。また、お手本となるような素晴らしい選手やスタッフの方と戦えたことは僕の誇りです。年上年下関係なく、レベルの高い選手のプレーを見て、感じて、時にアドバイスをいただいて、サッカーを学ぶことができました」 「サッカーにおける個人戦術を細かく教えていただいたコーチングスタッフ、身体のコンディションやメンタルケアをしていただいたフィジカルスタッフ、連戦の中、怪我をしないように身体のケアをしていただいたトレーナーの、練習や試合の準備を完璧にしていただいたキット、その他クラブ関係者の皆さま、すべての人にとても感謝しています。大学生の時、長崎に来るか、他のチームに行くか本当に悩みました。その中で長崎なら成長できると思い、覚悟を決めプロのキャリアをスタートしました。『僕はプロでもできる』という最初は根拠のない自信でしたが、開幕戦での多くのサポーターの皆様の声援を聞いた時、これほど素晴らしく温かいサポーターがいるなら『僕はやれる』と確信しました」 「トラスタでの試合は本当に心強く、手拍子や歓声が僕の脚を動かし、もう一度仕掛けに行く気持ちにさせてくれました。コロナ禍という難しいシーズンに、僕自身、怪我やコンディションの問題、実力不足などで試合に出られないこともありましたが、サポーターの皆さまからの応援やインスタグラムでのコメントを見て、ブレることなく努力を続けることができました。ファン・サポーターの皆さまにとても感謝しています」 「この移籍は僕のわがままかもしれません。ただ自分のサッカー人生を考えた時に今、J1で勝負したいと思いました。プレースタイル同様、迷うことなく挑みに行きます。困難な道が待っていると思いますが、日本のサッカー界、そして世界のサッカー界に『氣田亮真』という存在を見せつけたい、という思いが強くあります。その挑戦をこれまで同様、応援していただけると嬉しいです。今年このチームに残ることよりも大きい恩返しをいつか必ずしたいと思っています。僕のサッカー人生を懸けて戦いに行きます。1年間ありがとうございました。長崎が大好きです。行ってきます」 「2020:魅了する、2021:衝撃を与える」 2021.01.20 14:38 Wed5
