途中投入の久保建英が古巣ヘタフェ戦で9戦ぶりの戦列復帰! チームはドローで7戦未勝利…《ラ・リーガ》
2021.11.28 04:31 Sun
ラ・リーガ第15節、マジョルカvsヘタフェが27日に行われ、0-0のドローに終わった。なお、マジョルカのMF久保建英は68分から途中出場した。
前半半ばから終盤にかけてはヘタフェが試合の主導権を握る状況が続くが、最後の局面で精度を欠く。前半終了間際の44分にはダミアン・スアレスの右クロスから絶好機が訪れたが、ファーでフリーのマティアス・オリベラはボレーシュートをふかしてしまい、先制点を奪うことはできなかった。
ゴールレスで折り返した試合は、後半も膠着状態が続く。なかなかフィニッシュまで持ち込めないホームチームは68分、ムブラを下げて切り札の久保を投入。
その後、より攻勢を強めたマジョルカは87分にマフェオのクロスからゴール前のアブドンに決定機が訪れるが、ここはヘディングシュートを枠に飛ばせず。さらに、試合終了間際にはセットプレーで見せ場が訪れたものの、最後までヘタフェのゴールをこじ開けることはできず。
久保が9戦ぶりの戦列復帰を果たしたマジョルカだが、7戦未勝利と苦境が続く中、次節は強豪アトレティコ・マドリーと対戦する。
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6戦未勝利で13位まで順位を落としたマジョルカ(勝ち点13)は、7戦ぶりの白星を目指して19位のヘタフェ(勝ち点9)をホームで迎え撃った。9月中旬に行われたレアル・マドリー戦を最後に2カ月間の離脱が続いていた久保は、9試合ぶりにベンチに戻ってきた。試合はボトムハーフの対戦らしく中盤での潰し合いが目立つ展開に。ホームのマジョルカは開始直後にイ・ガンインの個人技やセットプレーから続けてフィニッシュの形を作り出したが、以降はボールの主導権を握り切れず。相手に押し返されていく。ゴールレスで折り返した試合は、後半も膠着状態が続く。なかなかフィニッシュまで持ち込めないホームチームは68分、ムブラを下げて切り札の久保を投入。
右ウイングに入った久保はイ・ガンインとポジションチェンジを繰り返しながらカットインからのシュートや、クロスから攻撃に変化を加えていく。84分には鮮やかな中央突破を見せるが、ボックス付近での最後のボールタッチがうまくいかず、フィニッシュまで持ち込むことができない。
その後、より攻勢を強めたマジョルカは87分にマフェオのクロスからゴール前のアブドンに決定機が訪れるが、ここはヘディングシュートを枠に飛ばせず。さらに、試合終了間際にはセットプレーで見せ場が訪れたものの、最後までヘタフェのゴールをこじ開けることはできず。
久保が9戦ぶりの戦列復帰を果たしたマジョルカだが、7戦未勝利と苦境が続く中、次節は強豪アトレティコ・マドリーと対戦する。
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一方で、中盤とディフェンスラインではMFクロースの現役引退にカピタンのDFナチョが退団。開幕時点では明確な穴埋め補強は行われず、強烈な個性が並ぶ前線の組み合わせの難しさと共に若干の不安要素だ。とはいえ、負傷によって長期離脱を強いられた守護神クルトワ、DFミリトンがプレシーズンから稼働し、DFアラバも前半戦途中に復帰が見込まれ、レンタルバックのDFバジェホがバックアッパーとして計算できる働きを見せれば、何の問題もない。中盤に関しては世界屈指のオーガナイザーの不在に加え、開幕直前にヒザを痛めたMFカマヴィンガの状態はやや気がかりだが、MFチュアメニ、MFバルベルデを軸に、百戦錬磨のMFモドリッチやより中盤的な振る舞いが想定されるベリンガムらがしっかりとその穴を埋めるはずだ。 ユーロ、コパ・アメリカの影響で主力の合流が遅れ、昨季以上に序盤戦はシステム含め試行錯誤の戦いが予想されるが、最終的にはアンチェロッティ監督が現有戦力の最大値を引き出す最適解を見いだすはずだ。また、ムバッペの加入によって流れに関係なく“個”で試合を決められる選手が増えたことで、昨季以上に相手にとっては理不尽な形での勝ち方も目立つことになりそうだ。 ◆フリック新体制で覇権奪還狙う~バルセロナ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240814_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 王者との実力差は否めないが、混迷の昨季を2位でフィニッシュした一昨季王者をマドリーの対抗とする。 連覇を狙った昨季はMFギュンドアン、DFカンセロ、FWフェリックスら実力者を積極補強も、戦術の要だったMFガビの長期離脱や主砲レヴァンドフスキの不振、守備力の大幅な低下によって苦戦。クラブと衝突したチャビ前監督の去就問題もあってスーペル・コパ・デ・エスパーニャ出場権確保が精いっぱいの低調な1年を過ごした。 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