「プレミアリーグなら笑われている」…敗戦のローマDFが疑惑判定の主審を猛烈批判 「冗談のよう」

2021.11.01 12:49 Mon
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ローマのイタリア代表DFジャンルカ・マンチーニが審判を猛烈に批判した。『フットボール・イタリア』が伝えている。
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G・マンチーニは10月31日に行われたセリエA第11節のミラン戦に先発。チームは前半に先制点を許すと、53分にはDFロジェール・イバニェスのタックルがPKの判定を受け、リードを広げられる苦しい展開を強いられてしまう。その後はミランのDFシモン・ケアーがボックス内でMFロレンツォ・ペッレグリーニに対してファウルを冒したように見えるシーンがあったものの、笛は吹かれず、ローマが1-2で敗れた。試合後、ジョゼ・モウリーニョ監督は主審のファビオ・マレスカ主審へのコメントを「ベンチ入り禁止になってしまう」と拒否したが、『DAZN』のインタビューに応じたG・マンチーニは痛烈な批判を展開。明らかに偏った判定だったと怒りを露わにしている。
「僕たちは監督の怒りを共有しており、皆があの出来事を見たはずだ。イバニェスが受けたPKのファウルは、絶対にPKではなかった。審判はVARでもう一度チェックするよう言われていたが、それでもあの判定をした」

「ディフェンダーはタックルできず、腕を後ろに回してジャンプしなければならないようだね。それはもうサッカーではないよ」
「そして最後に大きなPKがあったはずだろう。ケアーのタックルはペッレグリーニの足に当たっていたんだ。それなのに、VARは介入もしなかった。明らかにおかしいよ」

「審判はファウルをあまり与えたくないと言い続けた割に、あんなにも簡単にPKを与えた。ボックス内で2人の選手がボールを奪い合う、ごく普通のタックルだったのにね。(ファウルを受けた)イブラヒモビッチは、シュートを打てる状態でもなかった」

「僕は試合終了のホイッスルが鳴った後、マレスカのところに行った。そして、今言ったように、あれは普通のタックルであり、イブラヒモビッチはシュートも打てなかったと伝えたよ」

また、G・マンチーニは他リーグの判定と比較したうえで、マレスカ主審を糾弾。この判定は受け入れることはできないと、憤りを隠さなかった。

「僕は多くのサッカーを見ている人間だと思う。だからこそ、この試合で12枚のイエローカードは多すぎだと分かるんだ。プレミアリーグを見てみて欲しい。そこで今日のようなジャッジをしたら笑われるだろうね」

「敬意を払っていないわけではないが、正直なところ、冗談のようにしか感じられない。ケアーはボールではなくペッレグリーニの足に触れていた。だまされたような気分だよ」

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ローマOBペロッティはラニエリ体制での巻き返し確信「すでに勝った賭けで、彼がチームを再びトップに押し上げる」

先日に現役を引退した元アルゼンチン代表FWディエゴ・ペロッティが、古巣ローマの現状について語った。 セビージャやジェノア、ローマ、フェネルバフチェといった名門でプレーしたペロッティは、2021-22シーズン終了後にサレルニターナを退団。以降はフリーの状況が続いていたなか、今年9月に36歳での現役引退を発表した。 現在はディエゴ・タバーノ氏が代表を務めるエージェンシー『BSM Sport』で代理人兼スカウトとしてのセカンドキャリアをスタートしている。 2016年2月から4シーズン半に渡って在籍し、前線の準主力を担ったドリブラーは、ロマニスタの間でPKの名手や重要なゴールを決めた記憶に残る選手として好印象を持たれているクラブOBの一人だ。 そのペロッティはイタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』のインタビューで、2019年に指導を受けたクラウディオ・ラニエリ監督が率いる新生ジャッロロッシについて自身の考えを語った。 「私は決してゴールスコアラーとして優れているわけではなかったが、トッティとデ・ロッシのラストマッチでゴールを決めたこと、それは感情的にもスポーツ的にも非常に重要だったが、それがローマとそのファンとの永遠の絆を私に与えてくれた」 さらに、元同僚である前指揮官デ・ロッシ、再び火中の栗を拾う形で3度目の指揮を執ることになった老将についても言及。「再出発のための正しい解決策であり、最も具体的で適している」と、修理屋の異名を持つ指揮官が必ずやチームを良い方向に導くと確信している。 「ラニエリ? 彼はこの微妙な時期にうってつけの人物だ。彼は場所や環境、そしてデ・ロッシのことも知っている。私の意見では、デ・ロッシはチームをまとめるのにもっと時間を与えられるべきだった」 「今、クラウディオが加わったことでローマは安全策をとった。私にとっては、これはすでに勝った賭けであり、チームを再びトップに押し上げるはずだ」 「彼は完璧な人物だ。自分の肩に何を背負っているかわかっているし、ファンの支持も得ているし、経験から年長のプレーヤーや若手プレーヤーと関係を築くことができる」 「ラニエリは、怒鳴ることなく平静を保ちながらエネルギーを与えてくれる。誰もができるわけではない。彼は集中力を保ち、ジェスチャーや叫び、侮辱で何千もの指示を与えることなく、プレーヤーたちの根性と意地悪さを引き出す」 「彼は明快さを伝え、常にプレーヤーの近くにいて、ドレッシングルームの父親のような存在だ。プレッシャーと緊張がドレッシングルームを包んでいる今回のように微妙な瞬間に、ラニエリは冷静さ、明晰さ、試合への集中力を取り戻し、ピッチで何をすべきかだけに集中させる方法を心得ている」 「私の意見ではこのチームは非常に強く、ラニエリはそれを強化できるはずだ」 また、自身を含め伝統的にアルゼンチン出身選手が多くプレーするなか、同じ前線でプレーするFWパウロ・ディバラ、FWマティアス・スーレの後輩2選手にも言及。 前者に関しては「ディバラについて言うことはほとんどない。おそらく多くの人は1つのことを過小評価している。彼はワールドチャンピオンであり、決勝でPKを決め、素晴らしい資質を持っている。彼に疑問の余地はないし、ローマの付加価値であり、今シーズンもチームを牽引する」と太鼓判を押している。 一方、新加入で適応に苦戦する後者に関しても「マティアスは私にとって非常に強いプレーヤーだ。ユベントスが彼を手放したことには驚いた。個人的にチャンピオンになれると思っている。質と創造性の点で違いを生めるプレーヤーだ」とその才能を高く評価。 その上で「彼は難しい状況にあるが、彼は隠れることなく、ボールを求め続け、この状況から抜け出すために精神的に自由にプレーする。彼が浮上するには、2、3試合の好プレーが必要だ」と助言も送っている。 2024.11.19 11:45 Tue
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順当ならローマと契約延長も…それでも去就不透明? イタリア在住10年を超えるディバラ

アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(31)はいつまでローマ、ひいてはカルチョの舞台でプレーするか。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 振り返れば、パレルモ、ユベントスで長く輝き、カルチョの象徴たる存在となったディバラ。セリエB優勝1回、セリエA優勝5回、コッパ・イタリア優勝1回、セリエA最優秀選手賞1回…イタリア在住歴は10年を超える。 気づけば31歳だが、現所属ローマでも存在感は健在。このたび再登板したクラウディオ・ラニエリ新監督は、ディバラの起用法について、特段クラブから何も言われておらず、初陣でもスタートから使うという見通しだ。 また、今季は3年契約の最終年も、順当なら出場時間次第の契約延長オプションも発動すると考えられている。 ただ、1年延長なら、年俸も大幅アップ。クラブに愛着のないフリードキングループが本格的に「ローマ売却」を検討するカギとして、ディバラの延長云々がここで挙げられているのだ。 詰まるところ、ディバラが25-26シーズンも100%ローマでプレーするとは断言できず。本人の手元には、アメリカ、サウジアラビア、アルゼンチン復帰という選択肢があるとされる。 2024.11.19 21:50 Tue

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